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みんみ教徒の集い / 2600

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流浪のみんみ教徒 2021/01/06 (水) 07:03:03 修正 457e0@9fcf4

本日は1975年に東京競馬場にて競走馬ハイセイコーの
引退式が行われた日であります。
・ハイセイコーは1970年3月6日、北海道日高支庁新冠町の武田牧場で生まれ、
 その時から馬体が大きくひときわ目立っており、
 他の馬と集団で走る際は常に先頭を切っておりました。
 翌年9月に伊藤厩舎に入厩した時点ですでに、他の幼い馬に対して
 「大人と子供」ほどに異なる馬体の大きさと風格を備えておりました。
 地方競馬の大井競馬場でのデビュー戦が1972年6月に行われる予定でしたが
 レースが不成立となり、7月12日の未出走戦で正式にデビューすると、
 ダート1000mの当時のコースレコード59秒4を記録し、
 2着馬に8馬身差をつけて勝利するという圧倒的なものでありました。
 その後、大井競馬場での最終戦となった11月末の青雲賞にて
 重賞初勝利を記録し、無敗のまま中央競馬へと移籍する事となりました。
 1973年1月16日、ハイセイコーは東京競馬場の鈴木勝太郎厩舎に入厩。
 その後、弥生賞/スプリングステークス/皐月賞/NHK杯にて連勝を果たし、
 その後の東京優駿(日本ダービー)では3着に敗れたものの人気は衰えず、
 京都新聞杯/菊花賞でそれぞれ2着、有馬記念で3着という結果に終わっても、
 その人気の絶大さから中央競馬の年度代表馬選考において、
 特別賞となる「大衆賞」に選出されました。
 1974年は、初戦のアメリカジョッキークラブカップにて9着に敗れたものの、
 デビューから変わらず1番人気に支持された3月10日の中山記念で勝利。
 5月5日に出走した天皇賞(春)で6着に敗れた事で
 予定していたアメリカ遠征は中止されましたが、
 6月2日の宝塚記念と23日の高松宮杯にて連勝を収めました。
 6月27日に東京競馬場へ戻り、10月13日の京都大賞典で4着に敗れたものの、
 このレース後の獲得賞金額が中央競馬史上初めて2億円を突破しました。
 11月9日の天皇賞(秋)へ向けてのオープン戦にて2着に敗れ、更にレース後に
 鼻出血が確認された事で天皇賞(秋)への出走を断念せざるを得なくなりました。
 12月15日、引退レースとなる有馬記念では前年に続きファン投票で
 1位に選ばれましたが、体調がいま一つであったため2着に終わりました。
 12月26日、東京競馬場にて「ハイセイコーとファンの集い」が開催されました。
 このイベントに4000名余りのファンの方々がお集まりになり、
 主戦騎手の増沢騎手は歌謡曲「さらばハイセイコー」を披露しております。
 1975年1月6日、東京競馬場にてハイセイコーの引退式が行われました。
 「さらばハイセイコー」が流れる中、スタンド前から走り始め
 ゴール板を過ぎたところで動かなくなり、再び走り出すとそのまま芝コースを
 1周走りました。引退式でコースを1周したのは中央競馬史上初でありました。
 1月8日から北海道新冠町の明和牧場にて種牡馬生活を開始したハイセイコーは、
 1976年公開の映画「トラック野郎・望郷一番星」での出演や、
 1977年10月に大井競馬場において「ハイセイコー 大井に帰る」と題された
 イベントが開催されるなど、種牡馬となってからも人気が衰えませんでした。
 そして、1984年には競馬の殿堂の顕彰馬に選定されております。
 ハイセイコーの産駒も活躍を見せ、特に初年度産駒のカツラノハイセイコは
 ハイセイコーが果たせなかった東京優駿での勝利を達成しております。
 その後も数々の名だたる種牡馬が現れる中、散発的ではありましたが
 中央・地方を問わず活躍馬を輩出し続け、1997年を最後に種牡馬を引退。
 その後、明和牧場にて余生を過ごし、2000年5月4日に30年の生涯を閉じました。
 5月18日、新冠町のレ・コード館にて「お別れの会」が開催され、
 およそ500名の方々が参列されました。ハイセイコーが最期を迎えた
 ビッグレッドファーム明和(旧・明和牧場)にある墓碑には、
 「人々に感銘を与えた名馬、ここに眠る」と記されております。
 その後、道の駅サラブレッドロード新冠/中山競馬場/大井競馬場には
 それぞれ銅像が建立され、大井競馬場時代に優勝した青雲賞は
 2001年より「ハイセイコー記念」と改称されております。
 また、2004年2月には中山競馬場にて、
 「JRAゴールデンジュビリーキャンペーン」の「名馬メモリアル競走」として
 「ハイセイコーメモリアル」が行われました。
けものフレンズに登場されるサラブレッドのフレンズの皆様も、
ハイセイコーと同じく強さと美しさを兼ね備えておられる事でありましょう。
これは私の勝手な想像でありますが、これまで活躍した歴代の競走馬の
フレンズの方々が登場されても面白いのではないかと思っております。
現在、数々の競走馬が活躍している競馬でありますが、
競馬をギャンブルからレジャーに変え、健全な娯楽として認知させる
きっかけを作ったハイセイコーは最も偉大な競走馬のうちの一頭であります。
現在も天国から競馬界を見守ってくれている事と思います。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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  • 2605
    名無しのフレンズ 2021/01/06 (水) 19:56:41 df5cd@cb22a >> 2600

    最近競馬の話題が多いような・・・
    ただの偶然なのか、ウマフレが流浪さんの推しなのか・・・

    2606
    流浪のみんみ教徒 2021/01/06 (水) 23:36:07 修正 457e0@5ef69 >> 2605

    けものフレンズに関する様々な話題に対して
    なるべくスポットを当てるつもりで、
    それに因んだ記念日や出来事を取り上げていきたいのですが、
    それに相応しいと感じた記念日や出来事が他に見当たらない場合は、
    以前に書き込みを行った話題と被ってしまう場合があります。
    これまで、山/ジャパリバス/自然公園/競走馬の話題が
    定期的に書き込まれているあたり、
    いわゆる「今日は何の日?」の難しさを感じております。

    2607
    名無しのフレンズ 2021/01/06 (水) 23:43:57 df5cd@cb22a >> 2605

    いやあ、僕も以前「何の日×時報SSシリーズ」を書いてたことがあるので、
    けもフレ×何の日の難しさを実感・共感すると同時に、
    流浪さんの継続力ぅ…ですかねぇ・・・
    ーには感嘆するばかりでありますよ。