けものフレンズBBS NEO

本日は1979年に初めての日本での開催となる、
第5回先進国首脳会議が東京で開催された日であります。
第5回先進国首脳会議は、1979年6月28日から29日までの日程で
東京で開催された先進国首脳会議で、通称は｢東京サミット｣であります。
会場は東京都港区赤坂の迎賓館で、主な議題は前年に始まったイランの
イスラム革命を受けて、石油問題が中心議題となりました。
主要国首脳会議は国際的な首脳会議の一つであります。
現在ではG7、主要7ヶ国首脳会議、先進7ヶ国首脳会議、
または首脳の地位を山頂に擬えて｢サミット｣とも呼ばれております。
先進国の政府首脳およびヨーロッパ連合の欧州理事会議長と欧州委員会委員長が
1年に1回集まり、国際的な政治的・経済的課題について議論する会合であり、
例外的に、その他の国の首脳や国際機関の代表も出席する事があります。
また、それに合わせて数多くの下部会議や政策検討も行われます。
発足時の名称は｢先進国首脳会議｣で、冷戦下の1973年のオイルショックと、
それに続く世界不況が起源であります。1973年3月25日、この不況を憂慮した
アメリカのジョージ・シュルツ財務長官は、将来の経済的課題を討議する
会議を模索するため、当時の西ドイツのヘルムート・シュミット財務相、
フランスのヴァレリー・ジスカール・デスタン経済財政相、
イギリスのアンソニー・バーバー蔵相を召集され、ワシントンD.C.で
非公式の会合が行われました。この時、アメリカのニクソン大統領は
会場としてホワイトハウスを提供され、会合が1階の図書室で開催された事から、
この4ヶ国は｢ライブラリーグループ｣と呼ばれました。
その後、秋に開かれたIMFと世界銀行の年次総会の際に行われた非公式会合の場で、
シュルツ財務長官は先の4ヶ国に日本を加える事を提唱し、合意されました。
1975年、フランス大統領となられたデスタン氏はライブラリーグループの
メンバーに日本を加えた、“工業化された4つの主要民主主義国”の首脳を
フランスのランブイエに招待され、フランスを含めた5カ国で
初めての首脳会議を開催され、定期的に首脳会議を持つ事を提案されました。
また、出席者の方々は主催国を交代しつつ年に一回会議を持つ事に合意されました。
こうして、いわゆる｢G5｣が誕生しましたが、これを不服としたイタリアの
アルド・モロ首相が第1回会議に乗り込んで来られた為、
イタリアを加えた｢G6｣となりました。しかし、ヨーロッパ偏重を避けるため、
翌年のプエルトリコの首都サンフアンでのサミットで
米国のジェラルド・フォード大統領の要請によりカナダが参加｢G7｣となりました。
冷戦終結に続く1991年のG7サミット終了後、かつてG7諸国と対立していたソ連と
サミットの枠外で会合を行うようになり、ロシアは1994年のナポリ会合以降は
首脳会議のうち政治討議に、1997年のデンバー会議以降は一部セッションを除き
基本的に全ての日程に参加する事となりました。
しかし、加入当初のロシアは経済破綻で貧困状態のため先進国とは言い難く、
この頃から名称が｢先進国首脳会議｣から｢主要国首脳会議｣に変更されております。
2014年3月25日にオランダのハーグで開かれた核セキュリティーサミットと合わせて
開かれた臨時のG7サミットにおいて、ロシアのウクライナに対する軍事介入や
クリミア半島掌握などを非難したG7首脳陣は、同年6月にロシア・ソチで
行われる予定だったG8サミットを中止し、会場をベルギーのブリュッセルに
変更する決定をされました。また、その会議において、｢ロシアが態度を改め、
G8において意味ある議論を行う環境に戻るまで、G8への参加を停止する｣
という内容のハーグ宣言が発表されました。これにより、G8としての活動は
事実上停止し、冷戦当時のG7へと戻って現在に至ります。
けものフレンズにおいて話し合いの場で思い浮かぶ場面は、
まずは、ろっじでの騒動について皆様が集まられ、
謎の白い影の正体の解明や対策について話し合われました。
そして、みんみ様達とアライグマ様とフェネック様、
ハンターの皆様による黒い大型セルリアンについての話し合いでは、
対抗する方法や役割分担の提案等が行われました。
話し合いは自らの意見を述べるだけでなく、様々な方の意見等を拝聴し、
それを加味した上でより良い方向に向けた方法を探る場であります。
世の中で大切な事は、武力でも一方的な主張等でもなく、様々な方との
話し合いから生み出されるものである事を忘れてはならないのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。