本日は1946年に高級たばこ「ピース」発売された日であります。
ピースは日本の代表的な紙巻きたばこの銘柄の一つであり、
最初の製品はショートピースとも呼ばれるピース(10)であります。
その後、ピースの象徴的存在とも言える缶入りのピース(50)や
ライト、インフィニティ(現・アロマインフィニティ)、ザ・ピース等、
現在も様々なラインナップを展開しております。
1946年の発売を前に新銘柄の名は図案と共に公募され、
1等は「ニューワールド」でしたが、製作技術の難点から
2等の「ピース」が採用されました。第一次世界大戦後の1920年に、
平和が訪れた記念として「ピース」という銘柄の煙草が発売されておりますが、
販売が一度途絶えており現行のピースと継続性はございません。
現行のピースは第二次世界大戦後の混乱期に
夢や希望、平和な未来を願って発売された銘柄であります。
ピースの包装デザインは、「ラッキーストライク」の包装デザインも手掛けられた
アメリカの著名な工業デザイナーのレイモンド・ローウィ氏によって、
1952年4月に現在の包装デザインに変更されております。
その包装デザインは日本の風土に合わせたカラーリングとし、
高貴なイメージの紺色に金色のシンボルマークとなっております。
そのシンボルマークは「オリーブの葉をくわえた鳩」であります。
これは、旧約聖書『創世記』のノアの方舟で「大洪水が起きた外界の様子を
知るために、ノアが方舟の窓から放った鳩がオリーブの葉をくわえて
戻ってきたことで、大洪水が収まり安らぎの大地が近い」と認識して、
鳩が平和の象徴となった逸話に由来しております。
けものフレンズには鳩のフレンズの方々がいらっしゃいます。
ハト科には様々な種類がおりますが、けものフレンズにて確認できるのは、
カワラバト様、リョコウバト様、ドードー様であります。
どの方々も平和の象徴に相応しい穏やかさをお持ちでいらっしゃいます。
喫煙は身体にとって有害な面が強く、おすすめできるものではありませんが、
嗜好品として経済の一端を担っている事は確かであります。
喫煙を嗜まれる方は、充分にお気をつけいただきたいところであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。