けものフレンズBBS NEO
みんみ教徒の集い / 1942
本日は1972年に中華人民共和国から日本に贈られたジャイアントパンダ、
｢カンカン｣と｢ランラン｣が上野動物園に到着した日であります。
言わずと知れた動物であるジャイアントパンダでありますので、
主な特徴や生態などは各種資料に譲る事といたします。
日本に来る前はジャイアント部分を日本語にした｢オオパンダ｣という和名が存在し、
この呼び方が主流となっていた時期もありました。
ジャイアントパンダは白黒模様がよく知られておりますが、
四川と秦嶺の2亜種が存在すると提唱されており、
このうち2005年に提唱された秦嶺山脈の個体群は骨格や体毛色に違いがあります。
(小型の頭蓋骨と大型の臼歯・黒色の部分が暗褐色、白色の部分が褐色混じり)
日本での飼育は上野動物園を皮切りに様々な動物園で行われており、
現在では主に上野動物園、和歌山県のアドベンチャーワールド、
兵庫県の神戸市立王子動物園にて飼育個体が確認されております。
ご存知の方も多いかと思われますが、日本でのジャイアントパンダの飼育個体は
全て｢日中飼育繁殖研究｣という名目による中華人民共和国からの貸与であります。
けものフレンズにおいてジャイアントパンダのフレンズは、
アニメ第二期や様々なアプリにて登場しております。
どの作品においても穏やかでおっとりとした性格の方でいらっしゃいますが、
怒らせると想像もつかないほどの攻撃性を発揮される場面もございます。
レッサーパンダ様との仲の良さも印象的であります。
様々なメディアでも度々取り上げられるジャイアントパンダ。
安定的に飼育や繁殖がされているように思えますが、絶対的な個体数は非常に少なく、
絶滅の危機がいつ訪れてもおかしくない状況である事は間違いありません。
生態を維持できる環境作りのためにこそ、人類の叡知は必要なのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。