ヤマノスしゃべり場

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隠れ秋田県民
作成: 2020/04/12 (日) 13:10:36
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40
秋田LV3 2020/07/19 (日) 20:36:08

アグリコ伝承に沿いながら仲が進展していくのとても新鮮!
考えもしなかった展開が楽しかったです~~!

あとやはり本編との差異!
お沢親分⇄新参お沢・若輩アグリコ⇄大親分アグリコ・弱めのお沢⇄鬼強お沢とことごとく真逆なのも面白い~~(妖にやられまくるお沢とか新鮮!

さておき一行だけの登場にフフッとなったので、猛烈な違和感を感じているアグリコを置いておきます
画像1

43

本編とのギャップがすごい与次郎!ありがとうございます!
出番こそ少ないものの、裏では色々と駆けずり回ったはずの彼なので
慮ってやって下さいな。

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えへへ。

44
秋田LV3 2020/07/19 (日) 21:29:23 >> 43

オモイカネ級!

45
秋田LV3 2020/07/19 (日) 21:57:56 >> 43

それにしても色んな方からコンテンツを提供してもらえるの幸せもの過ぎる……

47
隠れ秋田県民 2020/07/27 (月) 20:09:02

山形LVEさんとやり取りする中で思ったけど、
秋田戦争で久保田を救ったミヨシの伝承にマタギを
盛岡側として加えたら、本編の代理戦争的なネタになるかも。

48
隠れ秋田県民 2020/07/27 (月) 22:40:32

人々を救わんと、戦場を駆けるミヨシ。
その前に立ちはだかるは、最強のマタギ……
『修羅の刻』っぽい雰囲気もあるのう。

49
秋田LV3 2020/07/31 (金) 17:03:29

大砲vs鉄砲ですね…

50

ロマンですね。
近づいたら棒とナガサですか。
とはいえ、肉弾戦になればミヨシ有利は必至なので、
マタギとしてはいかに姿を見せずに戦うかが鍵になりそう。

51
隠れ秋田県民 2020/08/22 (土) 20:57:58

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与次郎とヘソクリで間違い。
かなり記憶をしぼり出したし、個人的にはいい難易度…!
(手前味噌ながら、自分のSSとごっちゃになって一瞬つまったりなんかして)

52
秋田LV3 2020/08/22 (土) 23:41:28

なーんか既視感あるなあと思ったらSSかー!
本編の外からも持ってくるとは恐ろしい……

53
隠れ秋田県民 2020/08/23 (日) 14:04:38 修正

これでリンクできてるかな。

お正月SS
お正月SS2

54
秋田LV3 2020/08/23 (日) 15:52:21 >> 53

リンク確認!
OKでーす

55
隠れ秋田県民 2020/08/25 (火) 20:27:04

思い出した。
SS2の10/10で「軒先」と書いてるのは、実は「縁側」のつもりでした。
けっこうイメージ違いますよねぇ。あー恥ずかしい。
もし読む時はそのつもりで脳内変換してやって下さい。

56
秋田LV3 2020/08/25 (火) 20:56:06

何度読んでも6/10からのクイックターンで「なんで!?」ってなっちゃって10/10のミスなんて微塵も気にならないだぜ

57
隠れ秋田県民 2020/08/25 (火) 23:43:44

本編なぞるんじゃ意味ないっしょ!と考えてはいましたが、
どうもねえ、キツネを出すと勝手に動き出すんですよねえ。
1の方も、お料理の後は適当に宴会して終わるつもりだったのに、
なんか急にやきもちを妬き始めるし。

58
秋田LV3 2020/08/26 (水) 07:51:40

勝手にキャラが動くのはいいキャラの条件。
そこまで特異な味付けだとは思っていませんがいいキャラなのは間違いないんだと思います。

59
隠れ秋田県民 2020/08/26 (水) 21:01:17

恵まれたルックスからのドス黒い性格。
とはいえ根幹が「素直じゃない」なので、
かえって行動原理を想定しやすい部分もあります。
あと、少しまともなことをさせるだけで、不良が子犬を拾う効果が加わり
容易にカタルシスを得られるのが良いですね。
そんなに多用はできませんが。

60
隠れ秋田県民 2020/08/26 (水) 21:33:39

ヒトツメへの依存は、「そういう話」を作ろうとしない限り
表に出てこないんですよね。
普通に高スペックなので、配役を問わず安心感があるナイスキャラ。

ただ「そういう話」を想像するのは楽しいです (^q^)

61
秋田LV3 2020/08/27 (木) 00:20:54 >> 60

へっへっへ(言いたい

62
隠れ秋田県民 2020/09/06 (日) 13:43:07

ここって特定の何レスかを抜き出して表示させるのは無理かしらん。
https://zawazawa.jp/yamachat/topic/5/22
↑みたいにツリーになってれば自動的についてくるけど、
そうでなければ1レスだけがデフォ?

64
秋田LV3 2020/09/06 (日) 15:50:28 >> 62

リンク張っても1レスしか表示されないので流れが分かりづらいんですよね。
抽出じゃなくて元レス表示してくれればいいのに

65

やっぱりそういう仕様ですか。

63
隠れ秋田県民 2020/09/06 (日) 13:53:36

~~/topic/5/2-5 みたいに数字をハイフンで結んだら
いけるかなと思ったけど駄目っぽい。
Please teach me.

66
隠れ秋田県民 2020/10/01 (木) 19:55:00

今年もあと四分の一か。
正月に向けて何か作れるかな?どうかな?
(書き込むことで自分を追い詰める)

67
秋田LV3 2020/10/01 (木) 22:57:53 >> 66

われも一本ぐらい仕上げたいゾヨ

68

それは勿論みんな喜ぶでしょうが…
た、体調と相談してね?

69
隠れ秋田県民 2020/11/01 (日) 13:09:47

「シロとタタラ」のエピローグ、元々は二人とも裸という設定だったとかなんとか。
今は?ウフフどうでしょう。

70
秋田LV3 2020/11/02 (月) 09:54:49 >> 69

肌色がバえますね・・・

71
隠れ秋田県民 2020/11/02 (月) 21:47:55

93話とか、シロや雪の「白さ」の中でタタラが紅一点になってますが、
あの時点でタタラが異質の存在であることを際立たせてますね。

タタラの肌は、マヒトツ由来でなく後天的なものだからどうにかならないかな。
ヤエやキツネの指導で、たっぷりお手入れとお化粧させるんじゃ~

72
秋田LV3 2020/11/03 (火) 10:14:42 >> 71

最大の障壁は描き手が異色肌好きだということ…!

73

そんな…
鏡を見せて「これが私…?」ってやつできないじゃん。

74
隠れ秋田県民 2020/12/20 (日) 14:47:16

ほぼ完成したので、作者様の合間を見はからって投下しようかな。
ローテーションの谷間を埋める投手の如く。

75
秋田LV3 2020/12/20 (日) 21:57:13 >> 74

12/23におまけ記事
12/25に113話後半
12/31までに締めのあいさつ記事
1/3までにあけおめ記事
1/8に114話前半

これが今考えているスケジュールです~

76
隠れ秋田県民 2020/12/20 (日) 22:33:06

三が日やね!

77
秋田LV3 2020/12/21 (月) 07:23:20 >> 76

これはいい誕プレ
楽しみにしてます~~~

78

あんまり誕生日プレゼントと称するにはそぐわないかも(苦笑)

79
隠れ秋田県民 2021/01/01 (金) 12:50:59

明けましておめでとうございます。
ちょっと気の早い話していい?するね。

お正月SS3 「バレンタイン」

80

最近には珍しく、爽やかな冬晴れの午後だった。
二月十四日、氏子の家に三稲荷が集まり、車座になっていた。
泉光院が、キツネと与次郎を呼び出したのである。
二人にはそれぞれ、リボンで結ばれた袋が渡された。

「チョコレートねえ…」
ベッドに腰掛けたキツネが、手の平で袋をぽんぽんと弾ませた。

「店長に厨房を借りてな。調温して、型抜きした程度だが」
「いやあ、いけるよこれ」
泉光院の話もそこそこに、与次郎は早速食べている。
丸、三角、四角、星――中にはナッツやドライフルーツが入っていた。

「お沢様とアグリコ様には、もう差し上げた。お前たちも…まあ仲間だし」
泉光院が照れくさそうに顔を背ける。
(ツンデレかな?)
与次郎は心の中で思った。

「ま、くれるっていうなら、ありがたく頂戴するわ」
「サンキューな」
礼を言われて、泉光院は軽く咳払いをした。

81

キツネが立ち上がってから、ふと動きを止めた。
泉光院の傍らに、もう一つ袋があるのに気付いた。
自分たちのものとは、色が違う。
渡す相手の区別がつくようにしたのだろう、と察せられた。

「それも、誰かにあげるつもり?」
「ああ、これは先生にと思って」
泉光院は、大事そうに袋を両手で持った。

キツネは視線をそらし、顎に手を添えた。
少し間があってから、ぽつりと言った。
「頭の古いミヨシが、チョコなんて食べるかしら」
「え」

目を合わせぬまま、キツネが続ける。
「バレンタインを知ってるかすら怪しいし、無礼者って一喝されたりして」
「そんな、まさか…」

思い当たる節が、ないわけではない。
泉光院の表情に、不安の色が浮かぶ。
その横で与次郎は、キツネが密かに舌を出したのを見逃さなかった。

82

西の空が色づき始める頃、泉光院は橋のたもとにいた。
川面を見るともなく眺めながら、あれこれと考えを巡らせる。
(あくまでキツネの推測…だが、もし機嫌を損ねてしまったら…)

いっそ投げ捨ててしまおうかと、袋を大きく振りかぶった。
しかし、やはりためらわれた。
風に舞った枯れ葉が、川に落ちて流れていく。
袋を胸に抱き、もう何度目かもわからない溜息をついた。

「おお、泉光院!」
不意に、背後から声をかけられた。
びくっとして振り返ると、見回りを終えたミヨシが立っていた。

泉光院は笠を脱ぎ、会釈する。
「先生…お、お疲れ様です」
「ん、何を持っているんだ?」
墨染とは不釣り合いな袋に、ミヨシが反応した。

「えっと、これは…」
泉光院は答えに窮したが、屈託のない様子でミヨシが言う。
「ああ、貰い物か。バレンタインとやらの」

83

意外な言葉をミヨシの口から聞き、泉光院は驚いた。
「あ、あの、今日が何の日かご存じで…?」
「店で催しをするとかで、毎年ヤエがうるさくてな。さすがに覚えた」

泉光院は、予期せぬ事態に戸惑っていた。
それでも一歩踏み出すと、お辞儀のような姿勢で袋を差し出した。

「先生、これは私が、日頃のお礼としてご用意しました」
「私に?」
「お口に合わないかもしれませんが…」

ミヨシの目が、じっと袋を見据えている。
うつむいている泉光院には、わずかな時間が永久にも感じられた。
するとミヨシは、袋を取って無造作に開け、中身を数個つまんだ。
そして、それをまとめて頬張ると、ゆっくり噛んでから飲み込んだ。

呆然とする泉光院に、ミヨシが正面から向き合う。
「うまいな。たまにはこういうのも良いもんだ」
明るく笑って、泉光院の頭に手を置いた。

嬉しいような、泣き出したいような感情がこみあげて、
泉光院は、ただ顔をくしゃくしゃにするしかなかった。