境界層って当時認知されてなかったような... ジェット気流は知ってたくせに
境界層が認知されてないなら層流翼も作られんと思う。
たしかに工業力など欧米に比べて日本が遅れていたのは事実だろうけど、そこまで日本を過小評価するのはどうだろうか。日本は境界層のことを知っていたし、だから飛燕の二型では過給機空気取り入れ口を機体から離してるし、彗星にしても境界層の影響をなるべく避けるために過給機空気取り入れ口をなるべく機首方向へ伸ばしている。よく槍玉に挙げられる飛燕のラジエーターについては生産性を考慮する土井技師なら既存の設計で十分な性能出してるならわざわざ設計変更しないだろうし、飛燕が整備不良以外でオーバーヒートしまくるなんて話も聞かないしな。
存在は知ってるし研究も当然行なっていただろうけど(というか1904年の理論を日本が知らない方がおかしい)その詳細な解析とかに時間を割けなかったんだと思う。Ki-61の前身のKi-60は冷却不足だったしね。つまり経験的にわかって来たことだったんじゃないかと
境界層は明確に認知してたぞ?むしろ知らなかったってソースはどこなんた?
境界層を知っているならあんなクソみたいな設計しないはずだろが
じゃあ層流翼とかキ61二型の過給器空気取り入れ口とか境界層知らないであんな回りくどい設計したんだぁ?すごいなどんな奇跡なんだろ?クソみたいって言うが生産効率って考えはなかったん?大体、境界層の理論自体すでに大分古い段階から知られてたことなんだよなぁ…またどうせゆっくり解説だのそういうのを鵜呑みにしたんだろうけど よく調べた方がいいぞ
なんとなくだが、一部の設計者は知ってるけど、知らなかったor必要性を感じていなかった設計者も多々居る。みたいな感じなのでは?キ61はともかく、震電が設計時に境界層を意識していた様には見えんのよね…
境界層を知らなかったんじゃなくて境界層を切り捨てるという考えがなかっただけでしょ。土井さんだってダイバータは思いつかなかったって言ってたし
水冷ならまだしも空冷であの空気取り入れ口はダメだろ。後退翼にした意味も適当そうだな
あまり知られていないことなんだが震電はエンジン冷却関連では言われるほど問題でなかったんよ 震電の場合は強制冷却ファンを付けた上でさらに2基のオイルクーラーを搭載してるんだ このオイルってのは潤滑油なんだけど潤滑目的以外にエンジンを冷却する効果もある 零戦の場合はこの潤滑油を54リットル搭載してるけど震電の場合は3倍近い165リットル搭載してたんだ ただオイルによる冷却ってのはあくまでも副次的なもので、震電の冷却設計で本当にすごいのはエアインテークから入ってきた冷気でシリンダー、潤滑油冷却器を同時冷却しながら、胴体上下にあるダクトからエンジン部分の空気を吸いだして排出するオーグメント・チューブ方式というスタイルによって空力的にはむしろ有利な形を保ちながらある程度の冷却性能を保持できたってとこ ちなみにエンジンの排気は45%がオイル冷却、19%がエンジンカウル内の誘導冷却、36%がロケット排気って配分ね この冷却方式は震電で開発されたものじゃなくて閃電のときから散々テストされてきたもので信頼性も結構あったし、震電の実情は境界層をそこまで過剰に気にしないといけないほど冷却に問題があったわけじゃないってのが正解 実際、テスト飛行でもオイル温度はちょっと上昇気味だったもののエンジンの冷却に関してはむしろ問題は報告されてなんだ 震電自体末期に開発されてただけあって結構生産性に気を使っていたんで、取捨選択した結果こうなったんでしょ P-51のエアインテークみたいなちょっと複雑な形状になるとそれだけでも生産性下がるし まあ九州飛行機自体中島や三菱、川崎、川西と比べると格下会社って側面もあるけど… とはいえ震電の主翼の断面はちゃんと層流翼になってるんで開発者が境界層を知らなかったってのはまずありえない
てか震電の両サイドのかまぼこみたいに飛び出てるやつ十分に境界層の外側に飛び出てね?
そのカマボコみたいなやつは冷気入れるやつじゃなくて過給機の空気取り入れ口よ 個人的に気になってるのは震電のこのカウルフラップの位置なんだが、これ下手するとF-35とかに使われてるダイバータレスインレット(DSI)に分類されかねないんじゃないのか? DSIってエアインテーク直前にわざと出っ張りを作って境界層を引き裂いてエアインテークを機体胴体から離さなくて済むようにするものだけど、震電の場合わざわざエアインテーク直前のカウルフラップを展開するってあるんだよな… DSIってこんなやつね、F-22は従来式 いずれにせよ飛ばして確かめないことにはわからないけどね…
こう議論が熱くなると実際に飛んで欲しかったなぁ…戦争長引けって言ってるようなものだけど…
境界層を分離することによる空気抵抗はそこまで大きくないよ。生産性を考慮するなら複雑な冷却方式を採用するよりも単に境界層隔壁持ってきた方が良いような……。冷却取るなら隔壁ないの謎だし……。まぁ境界層があるから、知ってるからと言ってすぐにその制御が出来るようにはならないからまた別の話なんだけどね。あと、DSIはダイバータレススーパーソニックインレットだよ。超音速の話だからまた違う。
DSIって音速超えない状態でも効果を発揮するってF-16DSI試験機で判明してなかったっけ?
F-16DSIタイプで推力向上したのは元のインテイクが面積足りてないからじゃなかった?
F-16DSIってインテークの面積自体はそんなに変わってないって聞いた気がしたが実際どうなのかは詳しくはないからあんまわからんらん。というか素のF-16でも何度もインテークの形状やサイズ弄ってるしね
F-16DSIで面積が増えたんじゃなくて、DSIを使ったらもとがDSIより低いことがわかったので適切なインテイクにしなければいけないことがわかった、だったはず。というか震電のカウル付近ってDSIって言える……? これ境界層ぶったぎれるの?
だいぶ昔に調べた感じだとDSIを使った場合のエアインテーク付近の流れはこんな感じになるらしい 出っ張りに当たった部分が圧縮されて境界層が無理やり外側に押し出されて境界層じゃない空気を吸い込む感じ?元の文が英語だったから理解があやふやだったが… 原理上はこんな感じだから震電がカウルフラップを展開した場合DSIのような働きをしてもおかしくないんじゃないかな?って話 どのみち飛ばしてみないことには何とも言えないけどMe262が後退角たった26度程度でも後退翼効果を不完全ながら発揮してたんだから震電も現代ほど形が洗練されてなくても限定的ながらDSIに近い働きをできた可能性はなくはないと思ったんよ まあ、間違いなく震電の開発者は狙ってこんなことやったわけじゃないんだろうけど…
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境界層が認知されてないなら層流翼も作られんと思う。
たしかに工業力など欧米に比べて日本が遅れていたのは事実だろうけど、そこまで日本を過小評価するのはどうだろうか。日本は境界層のことを知っていたし、だから飛燕の二型では過給機空気取り入れ口を機体から離してるし、彗星にしても境界層の影響をなるべく避けるために過給機空気取り入れ口をなるべく機首方向へ伸ばしている。よく槍玉に挙げられる飛燕のラジエーターについては生産性を考慮する土井技師なら既存の設計で十分な性能出してるならわざわざ設計変更しないだろうし、飛燕が整備不良以外でオーバーヒートしまくるなんて話も聞かないしな。
存在は知ってるし研究も当然行なっていただろうけど(というか1904年の理論を日本が知らない方がおかしい)その詳細な解析とかに時間を割けなかったんだと思う。Ki-61の前身のKi-60は冷却不足だったしね。つまり経験的にわかって来たことだったんじゃないかと
境界層は明確に認知してたぞ?むしろ知らなかったってソースはどこなんた?
境界層を知っているならあんなクソみたいな設計しないはずだろが
じゃあ層流翼とかキ61二型の過給器空気取り入れ口とか境界層知らないであんな回りくどい設計したんだぁ?すごいなどんな奇跡なんだろ?クソみたいって言うが生産効率って考えはなかったん?大体、境界層の理論自体すでに大分古い段階から知られてたことなんだよなぁ…またどうせゆっくり解説だのそういうのを鵜呑みにしたんだろうけど よく調べた方がいいぞ
なんとなくだが、一部の設計者は知ってるけど、知らなかったor必要性を感じていなかった設計者も多々居る。みたいな感じなのでは?キ61はともかく、震電が設計時に境界層を意識していた様には見えんのよね…
境界層を知らなかったんじゃなくて境界層を切り捨てるという考えがなかっただけでしょ。土井さんだってダイバータは思いつかなかったって言ってたし
水冷ならまだしも空冷であの空気取り入れ口はダメだろ。後退翼にした意味も適当そうだな
あまり知られていないことなんだが震電はエンジン冷却関連では言われるほど問題でなかったんよ 震電の場合は強制冷却ファンを付けた上でさらに2基のオイルクーラーを搭載してるんだ このオイルってのは潤滑油なんだけど潤滑目的以外にエンジンを冷却する効果もある 零戦の場合はこの潤滑油を54リットル搭載してるけど震電の場合は3倍近い165リットル搭載してたんだ ただオイルによる冷却ってのはあくまでも副次的なもので、震電の冷却設計で本当にすごいのはエアインテークから入ってきた冷気でシリンダー、潤滑油冷却器を同時冷却しながら、胴体上下にあるダクトからエンジン部分の空気を吸いだして排出するオーグメント・チューブ方式というスタイルによって空力的にはむしろ有利な形を保ちながらある程度の冷却性能を保持できたってとこ ちなみにエンジンの排気は45%がオイル冷却、19%がエンジンカウル内の誘導冷却、36%がロケット排気って配分ね この冷却方式は震電で開発されたものじゃなくて閃電のときから散々テストされてきたもので信頼性も結構あったし、震電の実情は境界層をそこまで過剰に気にしないといけないほど冷却に問題があったわけじゃないってのが正解 実際、テスト飛行でもオイル温度はちょっと上昇気味だったもののエンジンの冷却に関してはむしろ問題は報告されてなんだ 震電自体末期に開発されてただけあって結構生産性に気を使っていたんで、取捨選択した結果こうなったんでしょ P-51のエアインテークみたいなちょっと複雑な形状になるとそれだけでも生産性下がるし まあ九州飛行機自体中島や三菱、川崎、川西と比べると格下会社って側面もあるけど… とはいえ震電の主翼の断面はちゃんと層流翼になってるんで開発者が境界層を知らなかったってのはまずありえない
てか震電の両サイドのかまぼこみたいに飛び出てるやつ十分に境界層の外側に飛び出てね?
そのカマボコみたいなやつは冷気入れるやつじゃなくて過給機の空気取り入れ口よ 個人的に気になってるのは震電のこのカウルフラップの位置なんだが、これ下手するとF-35とかに使われてるダイバータレスインレット(DSI)に分類されかねないんじゃないのか? DSIってエアインテーク直前にわざと出っ張りを作って境界層を引き裂いてエアインテークを機体胴体から離さなくて済むようにするものだけど、震電の場合わざわざエアインテーク直前のカウルフラップを展開するってあるんだよな… DSIってこんなやつね、F-22は従来式 いずれにせよ飛ばして確かめないことにはわからないけどね…
こう議論が熱くなると実際に飛んで欲しかったなぁ…戦争長引けって言ってるようなものだけど…
境界層を分離することによる空気抵抗はそこまで大きくないよ。生産性を考慮するなら複雑な冷却方式を採用するよりも単に境界層隔壁持ってきた方が良いような……。冷却取るなら隔壁ないの謎だし……。まぁ境界層があるから、知ってるからと言ってすぐにその制御が出来るようにはならないからまた別の話なんだけどね。あと、DSIはダイバータレススーパーソニックインレットだよ。超音速の話だからまた違う。
DSIって音速超えない状態でも効果を発揮するってF-16DSI試験機で判明してなかったっけ?
F-16DSIタイプで推力向上したのは元のインテイクが面積足りてないからじゃなかった?
F-16DSIってインテークの面積自体はそんなに変わってないって聞いた気がしたが実際どうなのかは詳しくはないからあんまわからんらん。というか素のF-16でも何度もインテークの形状やサイズ弄ってるしね
F-16DSIで面積が増えたんじゃなくて、DSIを使ったらもとがDSIより低いことがわかったので適切なインテイクにしなければいけないことがわかった、だったはず。というか震電のカウル付近ってDSIって言える……? これ境界層ぶったぎれるの?
だいぶ昔に調べた感じだとDSIを使った場合のエアインテーク付近の流れはこんな感じになるらしい 出っ張りに当たった部分が圧縮されて境界層が無理やり外側に押し出されて境界層じゃない空気を吸い込む感じ?元の文が英語だったから理解があやふやだったが… 原理上はこんな感じだから震電がカウルフラップを展開した場合DSIのような働きをしてもおかしくないんじゃないかな?って話 どのみち飛ばしてみないことには何とも言えないけどMe262が後退角たった26度程度でも後退翼効果を不完全ながら発揮してたんだから震電も現代ほど形が洗練されてなくても限定的ながらDSIに近い働きをできた可能性はなくはないと思ったんよ まあ、間違いなく震電の開発者は狙ってこんなことやったわけじゃないんだろうけど…