古い機体の話なら大枠は信用してもいいと思う。可能なら他の本や公文書をあたって裏取りした方がいいけど。後はライターの評判を調べておくとか、出版時期が古い奴は情報も古いから新しめの奴と比較するとかで精度は上げられるはず
通報 ...
古い機体の話なら大枠は信用してもいいと思う。可能なら他の本や公文書をあたって裏取りした方がいいけど。後はライターの評判を調べておくとか、出版時期が古い奴は情報も古いから新しめの奴と比較するとかで精度は上げられるはず
公文書や搭乗員の回想みたいな一次資料が勘違いとか誤記とかその軍独自の計測法だったりするので、雑誌含めた二次資料はそういうのを複数見比べて確度を高めてくれてるポジションなんだよね。だから一次資料の出典を複数書いてくれてる二次資料が一番信用できる。丸は読んでないけど世界の傑作機はだいたい及第点てはないかなぁ。
西洋だと聖書みたいに扱われてる ジェーン海軍年鑑 は実は日本含め欧州外の艦船になると急に信頼性が落ちる、とかそういう情報を念頭に置いて自分で「複数のソース」を組み合わせて考えるといいよ。丸にしか載ってない情報があったら、それはだいたいにおいて間違ってるかまだ裏取りが済んでない(信頼性が確立していない)あやふやな情報ということになる。
最近の書籍だと、誰とは言わんがまたお前かってくらい過剰に同じ名前ばかりがあちこちで文章書いてたりすることがあって、しかも嫌な書き方するから個人的に敬遠してる著者だったりして読むとこねえよ!って困ることがあったりもするな…同じ雑誌や題材で、大昔の版の方が色んな著者が出てきて内容も違ったりする。まあ基本的には新しい版の方が正確ってのは異存ないんだが、どこの誌でもおなじみ権威の俺様登場でwikipediaみたいなこと聞かされるより、自分で考える材料としては色んな著者の意見が読みたいと思ってしまったりもするんだが…。あと、誤りや違いが判明した例ってのも、その理由や経緯の考察も含めてそれ自体も情報だと言って良いと思うので、単純に間違ってたからバツ、ではない意義を感じる。興味があるなら、通説で誤りとされてるからと敬遠せずに、寧ろ古い資料も読んで見て欲しい。