エリア26
マニュマニュコラ増えすぎて困ってる前衛同業他社から見て思ったことを書きます。
対面は大事ですが、ラインのことも気にしているようなのでそれ重視で。
「攻める前に塗る、塗ってから攻める」のは確実ですし良い意識だと思います。
堅実な一方で、確かにやや引っ込みがちな立ち回りには見えました。芋ではないのですがスプマニュならもう少し攻めたい。臆病というより、具体的な目標(行動指針)が定まっていないので悩んでるのでは。エリアのライン上げは定石が決まってるので、それを覚えて走って行って立ってカニ使うだけで勝手にカウント50とか取れるようになると思います。
エリアにおけるライン上げはエリア維持に重要な区画(≒強ポジ)を制圧することです。周囲の塗り固めは本当に大事ですが、強ポジを狙いに行くことはカウントに直結します。エリアにおいてこの考えは主軸にしておけば何をするか悩まなくて済みます。強ポジに行くために必要な塗りとキルを狙います。
木主がライン上げが遅い・盤面を固めたいと思っているなら、ステージごとの強ポジを目指して、そこで塗り広げてみてください。「敵陣奥深くまで」とありますが「この場所を目指す」まで決めていますか?とにかく前に出て対面し続けることを指しているなら、考え方を少し変えてみてもいいかも知れません。必要のない対面はしなくてOK。その区画を制圧しつつ塗り広げることは十分両立できます。
塗り広げている最中は敵に丸見えですが自分も敵がよく見えます。
塗りは索敵とヘイト稼ぎとを並行してできますが、対面は別です。塗りから流れるように対面に移行するのではなく、塗る(索敵)→イカ移動(潜伏)→対面と工程を分けてみてください。
塗ってる最中に倒せそうな敵(ブキ相性・距離)に目星を付けて、イカで移動して別の方向から攻めれば良いです。バイガイは下層がありますし、オヒョウは中央高台からスライドで強襲できるのでまだ動きやすいステージだと思います。
自分が目立って=ヘイトを稼いで味方に倒してもらうなら全然OKです。リザルト映えはしませんがヘイト稼ぎはマニュ系の仕事なので自分も仕事したし味方もフォローしてくれたと思っておいて〇
自分がどうやって対面してるかを説明するのは難しいのですが、自分は殆どの場合、倒せそうな人にしか殴りかかっていません。それ以外は事故です。
倒せそうな人がいない時も普通にあります。そういう時はSP貯めてるか、味方と複数人で敵1人を倒しに行きます。迂闊なひと(自分含む)を落としてその間に有利に進めるゲームです。
とんでもない言いようですが、対面は倒すのが難しい人に立ち向かうことではなく、自分より不利な状況の人に喧嘩を買わせることだと思っています。それが分かりやすいのが足場で、足元にインクがなくてぴょこぴょこ飛んでるローラーやブラスターはカモだと思いませんか?反対に、足場がべた塗りの52との対面は相当難しいと思います。
せっかく盤面を塗ることを意識しているので、ぜひそれを対面の足がかりにも活用してください。木主はかなり敵インクに近付いてから索敵していたり、大雑把に把握はしてるけどもスライド撃ちのエイム先は勘の決め撃ちになりがちでした。
競合しやすいスシ52から中長射程96プライムボトルまで3確と2確だらけで、前提として4確のスプマニュは立場が厳しいです。
索敵して先に弾を当てる=先に敵に気付くこと、先に敵から弾を食らわないことが大事です。
好きなのが一番という前提で、今の攻め<固めの立ち回りならわかば、+でブラスターローラーを無限に場所バレさせて嫌がらせしたいならもみじ、もう少し攻撃支援力が欲しいならジェッパ練習してスペコラ、チャージに抵抗がなければイグザミナーは堅実に強いです。
バイガイ初動、個人的には下層の塗りが後々活きることが多い気がして(あと味方と塗りが被りにくい)ので下層を走り回ってることが多い。別に上でもいいと思う。
52は無理に対面する必要はない。2:50は打開局面なのでデスする方がマズいので逃げてOK。
2:38~敵52が強ポジを取ってからカウント49(+11)から12まで取られてる。
2:00で攻めに加勢するか固めるかは意見が別れるような…自分だったら敵陣入り口まで行ってから塗ってたと思う。打開直後で中央周辺の足場が悪いので木主の塗り返す択は間違いではない。自分の場合、それにプラスして「強ポジで時間を稼ぐ」のが目標で仕事と決めてるのでとりあえず敵陣に食い込む、でもSPないし危なくなったらスライドして下段に降りて帰ろ、というイメージ。味方が前に出てデスしてしまったのは仕方ないしそれも間違いではない。
バイガイは通路の幅とシールド・ポイズンの幅の噛み合わせがいいので、編成の時点で敵陣側に進むのは難しいなと最初から思ってる。(中央より敵陣側で52を落とさないと入り込めないという諦め。)
0:49マニュコラはずっと隠密気味だった(塗り返しの時に飛び出してきてた)のでそれを覚えていたら透明板の向こう側も塗り返しておこうと思えたかも。そこはロラブラバケツの生息地なので板の手前から塗り返すのを習慣にする。
慣れてきたらチャクチ落としに上を向く練習だけでも出来たら○。
2:00は色んな敵の位置は分かっているけどどっちつかずな反応したので何も起こらなかった場面。せっかく敵陣寄りに隠密できていて敵トラストも気付いて無さげ(気付いてたら曲射かポイズン投げてくる)だったからトラスト落としを貫徹した方が良かった。前衛は射程圏内に敵長射程がいたら殴りかかりたい。
カウント有利を取られた後に決定的な人数差を作り出せなかったのが敗因。人数差がなければエリア維持が出来ないのでキルするしかない(のがエリアの困るところ)。
3:00~マニュにやって欲しいことの全てが詰まってる。敵トルネを抜けて敵陣に隠密、索敵の甘い敵を迎撃、上段の敵ヒッヒューに牽制。中央左高に戻って敵ヒッヒュー処理フォロー。強ポジから敵の打開に合わせてカニ(ここの人数有利でノックアウトがほぼ確定)、そのあとプライム相討ちで全然ok。強ポジを制圧し続けると勝ちの流れを掴みやすい。木主が生存して強ポジを取り続けたのでカウント75稼いでノックアウトできた。
改善点としては大雑把な索敵(これは◎)から決め打ちしていること。これで先に弾を読まれて対面負けしてる。4:45スシコラ、3:14スシ。ブロックの向こうに敵がいることまでは分かっても、左右のどちらかから出てくるか、どの距離感で出てくるかまでは読めてないはず。せっかく足場があったのでイカで移動してブロックに登る、スニーキングする、3:14ならキューバンで牽制、左高台に移動してから背中から狙うとかいくつか選択肢があったと思う。立ち撃ちもあり。ブロックの向こうに撃ってもう少し敵の場所を絞り込めたと思う。
2:30プライムは振り向きざまに決め撃ちしてるけど焦らなくていい。敵に気付いたら誰か・どこから登って来るかまで確認して背中から撃っても間に合う。
3:35カニはプライムより場所が良くない。中央左高を未制圧でそこのブロック上カニは誰でも搭乗者を倒せてしまう。
この試合が木主が気にしてるところ(防戦一方、自陣寄り、攻め込めない)が全面に出てるなと感じた。確かに敵SPの塗りが強烈で相当やりにくく見えたが、木主もライン上げの行動を起こせなかった。
結局こうなるとキルが物を言うのがエリアの良いところでもあり面倒なところでもある。SPを吐く前に黙らせるか、敵陣側ポジを取ってSPの標的を分散させるしかない。ここでスプマニュなら「塗りよりキル優先だ」と立ち回りを切り替えられるようになると勝ちが見えてくると思う。
敵ケルビンがリザルトは並みでも常に前衛として敵陣(木主側)強ポジを狙っているので動きは正しい。木主が対面勝ちはしてるけど全て自陣側で、相手にしている間はカウントを取られてる。カウントを取るためのヘイト稼ぎはすごく重要な動きなのでケルビンのポジション取りは参考になると思う。
もし開幕に編成を見られるなら、味方がダイナモ風呂の時点で塗りの心配がないので、スシと一緒にかなり攻めっけを出した試合にしようと判断できると○。
アドバイスありがとうございます!
とても丁寧に画像まで作って頂いて…本当に嬉しいです。アドバイスと合わせて何度も見返して必ず覚え込ませます。
これまで、前に出るために試行錯誤してきました。ですが、なぜ前に出るのか?どれだけ前に出るのか?といった一番大事な目的が曖昧なままで試合を重ねていました。
前に出ることについて
ご指摘の通り、自分の中での敵陣奥深くまで攻め込むことの認識は「あわよくば敵陣リスポン地点まで塗り進め、そこでひたすら敵を返り討ちにして封じ込めること」だと考えていました。ですが、アドバイスを受けて「敵陣の強ポジを確保・維持し、カウントを進めるために前に出る」と考えを改められました。そしてその目的のために塗り広げ、キルを取り、前に出るということですね。「制圧したい場所を決めて、まずはそこを確保する」という動きの軸が定まり、これからは迷わず試合に臨めそうです。
対面
「スライド決め撃ちに賭けて外したら終わり」といった、あまりにも安定に欠ける対面ばかりしていたようですね…。客観的に見て頂き、自分のエイム合わせの癖に気づけました。ありがとうございます。
また、アドバイスを読んで持ったのが「対面は駆け引き」というイメージです。そして腕の立つ方ほど、駆け引きの引き出しと言えるものをたくさん持っていらっしゃると感じました。
まずは、塗りながら索敵→センプク・移動→対面の流れを覚え込ませたいと思いました。たしかに、塗っていたらそのまま対面が始まることが多く感じます。やはりセンプクして観察の動きが足りていませんね。
クリアリング
「今なら敵も見当たらないし、少しでも速くラインを押し戻そう」と最大限塗れるように敵インクの真横から塗り返していました。射程の先でクリアリングとはよく聞きますが、まさにこのことですね。やはり敵インクに対して無防備すぎでした…。頂いた解説画像は、目の付くところに貼って覚え込ませたいと思います。
サブブキのご意見もありがとうございます。初心に戻って試しにわかばも使ってみようかと思いました。
ガチエリアというルールの考え方が根本的に変わりました。自分の立ち回り方も、今までより良い方向に変われそうです。