日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

三名湖

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2019年 9月10日(火)22時17分58秒

皆さんこんばんは
 三名湖の情報を申し上げます。
 遡ること金曜日(9・6)、成田に9時半過ぎに到着し早速釣友にピックアップしてもらい、群馬県藤岡市にある三名湖へ向かいました。
 同湖での出舟は午後1時前で、釣りを開始したのは午後1時過ぎぐらいだった思います。
 入ったのは中央ロープ水神前付近で、丁度管理事務所に向かう形で16尺一杯のタナの釣りでスタートです。

 結論から為せば、強制納竿の午後4時少し前まで釣って、6枚でした。
 まあ型は当然ですが尺上ばかり、音に聴く三名湖のそのままに「2枚キロ」のへらを堪能しました。
 釣り開始時は竿一杯の釣りでしたが、後半は3本ほどの中途半端なタナまで上げてみました、タナとしてはもっと浅い方が良いとの印象を持って初日は竿をたたんだのです。
 さて翌日土曜日は、全国地区長会の懇親釣り大会です、本部役員を含めて総勢47名が三名にちりばめられました。
 管理人は、中央ロープの中央付近に座を構え、13尺一杯の釣りからスタートしました。
 エサはこれなら何とか出来得る『バラグル』です。
 隣に入った本部広報部長のY氏が、「こんなに釣れない三名は珍しい」とおっしゃる条件の中、タナを浅くしたり深くしたり、基本のバラグルを両グルを挟んだりしながら、・・・。
 午前6時の出舟から午後3時の納竿まで、できることは出し尽くしたつもりですが、結果は36枚で20K弱の釣果でした。
 成績としては中の上といったところだったと思います。

 頭は60枚台の釣りで、「倍釣られた」といったことですから、悔しい限りであります。

 ただ光明も有ります、終了間際の午後1時過ぎから「分かったかも」といった感触があり、時間10枚を記録できました。
 タナが決まり、エサも何となくですが「こんな感じかも」といった感触を得たのであります。
 念願だった2枚目のフラシも出せ、重い思いをして4枚持ったフラシの内2枚を三名の水に浸したことは感無量でありました。

 とりあえず、楽しい釣りはこんな感じでしたが、この後懇親会を経て、日曜日は全国地区長会議への出席をしました。
 当初計画していた今年の放流量、並型(15~20cm)1.3tを確保することができたことは、取り急ぎ報告させていただきます。

 そしてこの後地獄の25hが始まったのです・・・。次回に続く

管理人
作成: 2022/07/16 (土) 17:25:33
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管理人 2022/07/16 (土) 17:26:46

2019年 9月12日(木)23時01分42秒

れはたった一枚の紙で始まりました。
 札幌の天候が悪く運航しません。
 って「札幌の」かい!

 確かに台風15号は成田空港に迫っております。
 ただ天気予報では、予定便の離陸は午後7時15分、予想風速は4mほど勿論のこと雨なしでまあ飛ぶに際してのネガティブ要素はどこを探しても見当たりません。
 百歩否二百歩譲って、「成田の天候が悪く」とした理由ならあたしも納得はしましょうとも・・・。
 嫁に電話して「札幌の天気ってそんなに悪いの」「いや全く問題ないよー」

 兎に角、「運休なんです」と、これがわかったのが午後5時過ぎ、当然ですが皆考えることは一緒です、すでに遅い便の方は保険で空港周辺のホテルの予約を取っているので、いまさらそれが取れる筈も有りません。
 あたしゃー、「今日は帰れない」と腹は括って、明日の飛行機の確保を試みました、ANA20時確保に成功しました。
 ただこれが後に分かったのですが、悶絶の往生を生む、羽田発でした。
 日付が変わる寸前、成田の時間調整者が待機できる待合所にて、「子供さんに良かったらどうぞ」何とかキープしていた座席を幼い子供連れの親子に泣く泣く譲った刹那、携帯が鳴ります。
 「管理人さん、もしかして予定便飛ばなかったんじゃないですか?」「えっ、いやまあはいそうなんですよね」「実は迎えに来てますので我が家に泊まりませんか」
 今回の三名湖への旅程で、車で成田のピストンをしてくれた浅草へら研究会のHさんからの電話でした。
 いやー自業自得ですから甘んじてこの環境を・・・、と言えるほど管理人は若くなく「そうですか~じゃ甘えてもいいかなー」「いいともー」
 有り難い申し出に、譲る神あれば拾う神もあるんだなーと心から思わされました。
 「じゃおじさんはお友達の家に泊めてもらうけど、明日また会おうねー」なんて言葉をその子と交わし、バイバイキーン・・・。

 そして朝方4時頃から物凄いことになりました、管理人の経験では一度も味わったことのない、濠風です。
 Hさんの鉄筋の家も揺れるほどの風で、しかもテレビで情報収集中・・・「あっ停電した」。
 実は明け方の5時前ごろここからの1時間は、それまでの豪風がそよ風に感じるほどの更なるそれが打ち付けます。
 正直、窓はいつ破れても不思議ではないほど、屋根が壁が・・・。
 ただ唯一幸いだったのは、超コンパクト台風といったことで、この時間が約1時間弱と大変に短かったことが翌朝を迎えることが出来た大きな要因でした。
 兎にも角にも、夜は明けて同氏のご自宅で昼近くまで待機させていただき、お昼頃成田空港に送っていただきました。
 そしてまたあの待合室に・・・。気丈な子供は空港内のベンチの一人分で夜を明かしたとのこと、ご両親にはものすごく感謝されましたが、ごめんねおじさんだけ布団で寝てしまって・・・。
 まあ実質3時間ぐらいしか寝れなかったけど、そんなことここで言ったらひっぱたかれるよね・・・。

 まずはメシ、って空港内のお食事場は長蛇の列で凄いことになってます。
 平素でも、並んでまでメシを食うことが嫌いな管理人にあっては、コンビニでパンとコーヒーを買い込みクーラーが効いている空港内のベンチに空きなど有る訳もなく、フェーン現象でうだるような暑さで陽に炙られている外のベンチに腰掛け、モグモグタイムです。
 空いているとはいえ、パラパラと外国人は座っています、おそらくその浅黒い肌から、きっと熱帯に住まいを持っているのであろう、「慣れてる」ひとの中にあって、寒帯寄りの温帯に住む管理人は酷く不釣り合いだったでしょうともハイ。
 モグモグ途中で、暑さで尋常ならざる汗を抱きながら、クラーの効いている空港内に戻り、さて問題はどうやって羽田へ行こうかです。
 ネットでは陸の孤島とかやってるし、情報では都内でタクシーを捕まえた人が、成田に入るのに9時間かかったとかやっています。
 この時午後1時頃9時間を足すと午後10時ですから、兎に角「タクシーだけは無いな」といった結論に達しました。
 しかして成田から羽田へうーん。
 ここで吉報が、平素から管理人は航空券の関係は妻の弟に丸投げしています、羽田20時もその彼がキープしてくれていました。
 「兄貴、とりあえず成田発ANA17時55分にキャンセルが一席キープできたから第一ターミナルに移動して免許証を提示してくれ」です。
 神!!どうやらあの子に席を譲ってから、自身を取り巻く潮目が変わったのかツキが回ってきました。
 あたしゃー循環バスに飛び乗り第一ターミナルに移動しました。
 ANAの搭乗手続きのポイントに向かうと途方もないほどの人でごった返しています。
 「ここかな」、エイヤーと並んで1時間半ほどが経ちました、人波を徘徊してあれこれと差配をしているANAの職員さんが「いやーお客様実はこの手続きは本来であればお隣の列に・・・」「はいはい、勿論当然ですあたしゃー隣の最後尾に向かいますよー出発時間まで4時間以上あるしねー」爽やかに何事もなかったように移動したあたしに彼は面食らったようです。
 ここでブーブーは、紳士のすることではありません、寧ろ周りの範たる立ち居振る舞いこそクールというものであります。

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管理人 2022/07/16 (土) 17:27:19

2019年 9月12日(木)23時01分42秒

 並ぶこと1時間半、実は徘徊の彼が私の搭乗手続きの際にわざわざ近くまで来てくれて、「先ほどは・・・」と頭を下げてくれました、「いやいや私こそ」

 何とか搭乗手続きも無事に終え、手荷物検査を経て、兎に角搭乗口に向かいました。
 搭乗口付近は混雑はしているものの、座ることはでき得ます。
 まあ、管理人は電車やバスなど混雑しているところでは、比較的体力自慢も有り座りません。
 いつものよう、ゴルゴ管理人は壁を背中にただただ時の流れをなぞって行きます。
 「えーっ!!」たった今悲鳴が響き渡りました「機材繰りと乗務員の確保が出来ないため・・・」さんざん遅れていた大阪行きが欠航となりました・・・。
 H搭乗口から到着ロビーに向かう人人人・・・。

 「皆様にお知らせいたします、17時55分発新千歳行の便は機材繰りと乗務員の確保のため・・・」
 勿論手に汗握る状況です、H搭乗口かBなのか
 勿論です、あの時席を譲った瞬間、確かに潮目は変わったのです。
 3時間遅れで陸の孤島を離れる唯一の方法、空へ・・・。
 「皆様には出発並びに到着が大変に遅れましたことお詫びもうし」「いやいやCAさんよ、気にスンナたった25h程度なんだから」
 自宅に到着したのが火曜日をスタートしてから30分ほど、缶ビールを一杯いただき「あの子どうなったかなー」実はその子の顔が思い出せません。
 あれってやっぱり神だったのかものココロダー
 功徳は積むべし!!

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管理人 2022/07/16 (土) 17:27:51

2019年 9月12日(木)23時17分27秒

そういえば成田を出発する際に、徘徊の彼が今度はなぜか搭乗口付近に、バスに乗る際に「お客様はおひとりですか」と尋ねてきました。
 ナンパ?、守備範囲は狭い方ではなし一応現役ではあるけれど、性の壁は越えたことはないしなー。
 「ではここまで」どうやらバスに乗り込む際の区切りが管理人だったようであります。そりゃそうか
 搭乗口を締める彼と、ここでがっしりと握手、「今回は無理だったけど今度時間がある・・・」じゃねーし
 「お客様のご対応で緊迫していた空気が和み助かりました」とか言ってくれて、なんか嬉しかったスー
 ただの田舎者ってだけなんだけどね。

 まま兎に角良い経験をさせていただきました。
 あの子の顔、思い出せないけどねー。