日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

また新しいシーズンが始まりますね

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 皆さんこんにちは
 1月も中旬を迎えています。
 例年なら1月は全休が管理人のスタイルなんですが、「つい」ってことで2回も釣行をしてしまいましたが・・・。
 さすがに真冬日には活動する気にはなれず、2月に入るまでは冬眠しようと思っております。
 といったことで、ウキ作りや万力の袋作り、その他竿袋や小物の作成などに、土日の時間をあてることになります。

 そうしたことを前提にウキ作りに必要な小物や、生地の類などはこの日のために夏の間にこつこつためてきたんであります。
 特に、生地の類は結構な種類を備蓄しております。
 釣具店の次に、生地屋さんに行くのが管理人的お楽しみなんですが、この辺の趣味に関しては家内も同で、それぞれマイミシンをもっているほど「あんたもすきねー」なんであります。
 お気に入りの生地で、タモの袋を作ったり、万力の袋と仕掛け入れを揃いにしたり、へらスカートや簡易テントなんかも作ってきました。
 こうしたものはお金さえ出せばいくらでも格好の良いものは手に入りますが、多少不格好でも作れば世界に一つでありますれば、値段などつけようもなくそれはそれで一定程度の満足を得られるものです。
 ウキだってそうです。
 確かにお金を出せば良いものは手に入りますが、”それ”を使って釣り上げた時の感動はやはり”手作りのそれ”には及ばないと思っております。
 実は管理人はウキを買ったことがありません。
 へら鮒釣りを始めるきっかけになった、鯉の釣り堀での初釣行時に、今もお付き合いいただいている会友のM田氏から、「タカこれあげるから使え」と手渡された2本のウキをその後も数回使っていました(この時はコイとヘラの二刀流)。
 札幌市内の釣具店で「ウキは作れる」とのことを聞き、作っていた先輩から口伝で「あれをこうしてここをこう、であれを塗ってはい出来上がり」と・・・、40年前の話であります。
 ウエブでなんてこともなく、ただただ耳から仕入れた情報を形にしていったのですからああ恐ろしや。  
 今思えば、釣りの技術伝承もそんな感じで自身の血肉にしていったのであります。 
 そんなわけで幾多の失敗も否応なく繰り返してきました・・・、だから今があるんであります。
 現在の風潮は失敗を恐れる傾向にあります。
 ユーチューブやウエブからの情報入手が簡単になったことで、釣りもみなすぐうまくなります。
 本当に便利な時代になりました。
 といったことで、管理人も時代に取り残されたくないので、そうした媒体から情報を仕入れて自身の釣り技術に厚みをつけていこうと日々心掛けてはいますがこれが・・・。
 生来のへそ曲がりが、「これをこうしたらなぜダメなんだろうか?」といったことで、必ずわが身を失敗側のトライへと誘います。
 で、見事に失敗します、でで、なるほどそうなのね、だからこうしろとフムフムと得心するのであります。

 失敗は無駄にはなりませんが、失敗は遠回りにはなります。
 一方では”近道の価値がいかほどか”を知る試金石にはなるのです。
 「こうやったらだめですかー」40年前若手の名をほしいままにしていた管理人もハイ65歳になりました。
 若手から質問を受ける側になりました。
 あの時の先輩たちがアドバイスしてくれてたそのままを気づけば若手に返しています「やってみなはれ」と・・・。
 40年のへら歴なればこそ、さすがに凡夫といえども答えは知っているつもりです、がしかし「へらのことはへらに聞け」もまた答えの一つとしていやというほど「想定外」たるを食らってきてもおります。
 そうです生き物相手のことなればこそ「やらなきゃわからん」のであります。

 「へらのことはへらに聞け」「やってみなはれ」今年は原点回帰で自身の釣りを見直してみようと思っている、完全オフシーズンのココロダー

 

管理人
作成: 2024/01/12 (金) 16:05:10
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1月、2月は、雪国のへら師にとっては、OFFシーズンかもしれませんね。 手作りの道具等は、愛着がわきますね~。以前の私は、家内が作ってくれた、万力袋を使ってましたわ〜。けど、もう日の目をみることは、ありません。両上肢が上がりませんし、両下肢も思うように動きません。只々、大人しく座ったりするか、アキレス腱を鍛えるしかないのです。
茨戸、月形、北村の各湖沼が、懐かしい限りですよ。
今は、生命が有っただけでも、儲けもので。
あと何年生きられるかは分かりませんが、人生百年まで生きられるように、精進するけの〜。 おっと、毎食後の薬、ハッ粒を、飲まにゃー。
明日は、事故担当の弁護士さんと、打ち合わせじゃ-。
管理人さん、此れを見ている方々、車の任意保険に、弁護士特約に入る事を、オススメしますょ〜。今回の件で、かなりお世話になりヤンした。
話しが脱線しましたが、何時かいつか、竿を振れる事を夢みて、今日も施設暮らしをしながら、ネクタイ鍛錬?? 肉体鍛錬に勤しむんだみゃ〜 お粗末でした。

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 助さんさんこんにちは
 車の事故で、とのことなんでしょうか?
 管理人の現在は年間走行距離で約1.5万キロほどです、当然釣りといったことで、普通の人の深夜帯に車に乗ることも少なくないのですが、やはり年間に数回はヒヤリはあるのであります。
 特に現在は南区からの出発になるので、街の真ん中を通っていくのですから、信号無視の車や明らかなる酔っ払い運転の車との遭遇もあります。
 幸いにして、事故にはなってはいませんが自身の老化もあります・・・、それでも予測運転を駆使して現在に至っておりますが、まあ現行は幸いといったことになるでしょうか、運が良いのでしょうね。
 いつか竿を振れる日を夢見てとのこと・・・、われらは遂「釣れた」だの「釣れない」だのと、口をとんがらせたりしますが、実はでき得る幸せがそこにあったればこそであり、様々な要素をガラガラポンすれば、たった今帰宅したこの機会が最後の釣りにならないとは誰も断言できないのですね。
 ならばこそ、できる今を大事に愛おしく思い、丁寧な釣りを心がけなければならないのだ・・・。
 ここ数年の管理人は、釣りが終わって帰宅するときには釣り場に一礼を捧げております、自身の健康に対する感謝、釣り場がそこにある感謝、仲間など様々な釣りの条件が奇跡的に合致したときに、まるで当然のごときにそこに釣りがあるようでも、実際にはそうした奇跡の積み重ねで偶々釣りができているのだということえを再確認するべくを胸に刻むためのそれでもあるのです。
 また、管理人は親友を亡くしております、会友でもあったKさんを平成24年の3月に突然の別れで・・・。
 朝目が覚めぬ42歳の彼は、眠ったままに永遠に竿を置いたのです。
 たった数日前・・・、整備工だった彼の職場に顔を出して、「今はタイヤ交換の時期で忙しいだろうけど、落ち着いたら茨戸へ一緒に行こうね」と笑って話をしたのが最後の会話でした。

 「K君が死んだらしい」「いややめてよその手の冗談は趣味が悪いよ」携帯の電波が悪くもないのに遠くでささやくように聞こえたその声色は、真実に呼応する残酷さが隅々まで余すところなく敷き詰められていた、「・・・」二の句は継げなかった。
 その日3月10日は、実は釣りの約束をしていた。
 釣りの約束は鉄より硬い、釣り友をピックUPしガトキン水門前で釣りをしたのだが、残念ながら釣れた・・・。
 ただ、釣れれば釣れるほど無力感は一層になっていき、どちらからともなく「やめっかー」と竿をたたんだ。
 帰りたくなかった・・・、行きたくなかったからだ・・・。
 本当に気が重く向かった彼の家では、眠ったままの彼が出迎えてくれた、ただただ深く安らかに眠ったままだった。

 あれから10年以上がたった、命日には新べらクラブの会誌を届け、お盆には花と彼の好きだった缶コーヒーをもって「皆元気だよ、新しい会員が増えたよ」なんてつぶやきながら、彼の菩提寺を訪問し、ショナイで缶コーヒーを飲んできている(多分罰当たりなことだと思うがお目こぼしを願う)・・・。
 
 釣り歴は40年目を迎える、そうした長すぎる釣り歴は、彼によらずとも様々な別れを経験させる。
 あの先輩も、かわいがってもらったあの人も、「最近見ないけど」「なんか大病してるらしいよ」そんな会話は残念ながらお年頃なのかよく耳にする。
 
 でき得ることがどれほど幸せなのか、そしてでき得えようと努力することがどれほど尊いのか・・・、助さん再認識させていただきました。
 貴兄の現状を文章から鑑みるに「復帰に向けて」なぞ耳障りの良いことは軽々とは申し上げられませんが、その日が来ると信じています、「おい、今度連れていけ」、幸いにして弊新べらクラブ会員は現在13名です。
 全員がボランティア精神にあふれるモノたちです。
 また管理人的には、現在行動を共にしている会友のMさんは少々足が不自由ですが、平素から毎釣り機会ごと自宅まで送迎にいっておりますので、「友のためならば」は嫌いではありません、むしろ得意であります。
 助さんへの「エール」がはたして「『遠慮』が邪魔をして届かなくとも」、
 ショナイですよ、「奥様万力袋1つで手を打ちますから「連れてけ」を待ってますよー」ショナイデス―。

 
 窓外は良い天気であります、昨日までは大荒れでした。
 そうです、晴れの日もきます、いやさ晴れ間でも見い出せばどこかにあるはずです。

 でき得る健康、環境、意欲、どれが欠けても難きことなれど、一番は意欲と思っている管理人のココロダー