2019年 5月27日(月)10時42分17秒
みなさんおはようございます
清々しい朝ではあるのですが、さて天気予報は今日も昨日並に暑くなるとか。
この時期ですから、未だ体の、何よりココロの準備ができておりません、ちょっと暑すぎですよね。
さてこの週末の管理人ですが、土曜日は朝一で菱沼へ現地到着は午前6時頃でした、とりあえず最下流にあたる札幌よりのオンドマリ~南面を偵察のスタートにしました。
オンドマリはハス(コウホネでしょうか)場になっており、ハスに絡んでいる魚は多少はいるようです。
沼中間部にあたる『への字』の頂点付近は、沖目ですがモジリは活発でした、対岸側のポンプ小屋に車を止めて、徒歩で内カーブ面を40分ほどかけて散策、ウオーキングって感じですか。
まあこれといった決め手は有りません。
ということで、ままっ困ったときは「釣り場のど真ん中」ということで、ポンプ小屋並びの桜の木の前で、16尺を・・・、ここでKazuさんが合流しサイドバイサイドでプラを開始しました。
2時間半ほどで、「よくない」との結論を得て終了です。
釣果は、お互い数枚(管理人で6枚)で型も小さめ、基本コマブが多く、ヘラの地合いもなく・・・、ダメダメです。
ショバ変えをして続行することもできたのですが、「月形かナマズにでも」ということで、月形に行ってみると、何とかなりそうだったので、赤橋横に二人で並んで16尺で第2ラウンドの開始です。
Kazuさんがどんどんタナを浅くしていって吉の、時間10枚ペース、管理人は型物を狙って2本ほどの深宙で、彼の半分のペースでした。
深いタナの方が型が良かったということもなく、Kazuさんは午後2時過ぎに早上がりしました。
管理人はその後も続けて40枚ほどの釣りでした。
速報で日曜日の釣りは申し上げた通りなのですが、今回つくづく感じたことが有ります。
半べらについてです、まあ管理人にあっては、へら以外は『半』であれ『全』であれ、「それ以外」として括っており、その部分を掘り下げるなぞ全くもって不毛であり、意味のない行為ととらまえております。
要は、へら以外は半べらでも鯉でも、況や愛でも無意味で括っているわけなのであります。
ただ今般の釣りで、ふと思ったことがります。
それは、半べらがいったいどんな属性なのかについてであります。
「よし乗った、おった型がいいぞ、口を割ったタモイン」全くへらなのであります。
ガクガクも全くしません、色味が悪いわけでもなく、口を割るまでのやり取りに一片の疑いなぞ皆無なのであります。
しかしていざフラシへ・・・、「あれっこれは・・・」。
「また乗った、よしこの動きなら」アレ!!
基本人間は何度も騙されると疑い深くなります。
ですから管理人もタモインまでの道中を「へらではない動きの要素がどこかに感じ取れるかも」と、より慎重になしていくのですが、これが・・・。
この日、実は40UPの半べらを2枚釣っております、その2つ共にフラシに移す直前まで全く疑いを持っていませんでした。
「半べらは、ただのマブだ」といった意見もあり、管理人もほぼ同様の考えを持っておりますが、昨日の釣りでその考え方に幾許かの疑問を持たされました。
まあ、『半』んであれ・・・、そのスタンスは変わりませんが。
昨日の半べらのなかでは分かりやすく典型的なそれの写真を1枚載せておきます、兎角写真になると『場面の切り取り』ですから、光の当たり方などで、見え方も違います、それのみでの判断は難しくはなるのですが・・・。
管理人はウロコのギラツキで半べらと判断しました、体型については特段問題はないと思います。
この形は違うとおっしゃる方も少なくないかもしれません。
ただこの時期です、基本腹が抜けきった後のへらはこんな体型だと思います。
試しに頭の中でおなかを足してみると、体型上は問題がないことがわかると思います。
そもそも、体型(主に背中の盛り上がり)なんていい加減なのです、美人コンテストのようなものなのですからハイ、まあウロコのバラツキにしても同様なので、総合判断といったことになるとは思うのですが。
管理人が依然釣った中の一番美形を載せておきます、「これこそが唯一へらである」と規定したら、今迄釣ってきたへら鮒はすべて半べらです。
例会や大会のなかでは、身びいきになりがちです、多くの大会で検量を任されてきましたが、この写真のへらなら、かなりの率で検量所に持ち込まれてきます。
残念ながら、それが実情であり、上位の常連者にもそうした現実も少なくないのであります。
こうしてみるに、管理人の半べらの判定要素で最重要としているのは、やはりウロコになりますか。
具体的にウロコがどうなんだといわれると、説明は難しくなりそうなのと面倒なので、「違和感」が、百万遍の説明よりも雄弁だと思います。
今回掲載した、半べら写真を今回並に数が釣れている状況下で且つおなかが入っているときでも、果たして半べらと判断できるか、いやいや違うものは違うのです。
『半』でも『全』でものココロダー!!