初詣に行ってきました。LV3さんの体調祈願もさせていただきました!よじさんの活躍楽しんでます~今年もよろしくお願いします(*´∀`) pic.twitter.com/QrFuVLXQ7G— ひわ (@umiaconfetto) January 1, 2021
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泉光院やんけ! まさかそのコンビにスポットが当たるとは思っていなかったし、キミらもうずーっと一緒にいたらいいやんってなりました(ました
神セカ世界のバレンタインって、アオをはじめ誰も興味ないだろうし、 そもそも知識がありそうなのがヤエと稲荷系ぐらいという無茶… そこにふと、皆に世話チョコを配る律儀者の姿が浮かびました。
キツネは、ミヨシなら大丈夫でしょと思っていましたが、それでも いきなり当然のような顔で渡したらさすがにムッとするかもしれないので、 少し泉光院を慎重にさせよう…みたいな。 まあ、半分以上はからかったんですが。
どうも失礼致しました。
橋から離れた木の陰に、キツネと与次郎の姿があった。 泉光院が部屋を出てからのことだった。 つけるわよ――とキツネが言った。 与次郎は敢えて口を出さなかったが、信用はしていた。
「で、キツネはどこまで読んでたんだい?」 腕組みをしたまま、与次郎が尋ねた。 「別に。ちょっと泉光院をからかっただけよ」 キツネは素っ気なく背を向けた。
「それに…」 「うん?」 「いえ、済んだみたいだし、帰るわ」
立ち去るキツネに、与次郎が慌てて同行する。 キツネはもう一度、ミヨシと泉光院の方をちらりと見た。 夕日が辺りを照らし、二人の姿も橙色に染まっていた。
(ミヨシが、弟子の気持ちを無下にするわけないじゃない) 時折吹く風はまだ冷たいが、空から何かの花びらが降ってきた。 長い冬の彼方で、かすかに春が姿をのぞかせているようだった。
意外な言葉をミヨシの口から聞き、泉光院は驚いた。 「あ、あの、今日が何の日かご存じで…?」 「店で催しをするとかで、毎年ヤエがうるさくてな。さすがに覚えた」
泉光院は、予期せぬ事態に戸惑っていた。 それでも一歩踏み出すと、お辞儀のような姿勢で袋を差し出した。
「先生、これは私が、日頃のお礼としてご用意しました」 「私に?」 「お口に合わないかもしれませんが…」
ミヨシの目が、じっと袋を見据えている。 うつむいている泉光院には、わずかな時間が永久にも感じられた。 するとミヨシは、袋を取って無造作に開け、中身を数個つまんだ。 そして、それをまとめて頬張ると、ゆっくり噛んでから飲み込んだ。
呆然とする泉光院に、ミヨシが正面から向き合う。 「うまいな。たまにはこういうのも良いもんだ」 明るく笑って、泉光院の頭に手を置いた。
嬉しいような、泣き出したいような感情がこみあげて、 泉光院は、ただ顔をくしゃくしゃにするしかなかった。
西の空が色づき始める頃、泉光院は橋のたもとにいた。 川面を見るともなく眺めながら、あれこれと考えを巡らせる。 (あくまでキツネの推測…だが、もし機嫌を損ねてしまったら…)
いっそ投げ捨ててしまおうかと、袋を大きく振りかぶった。 しかし、やはりためらわれた。 風に舞った枯れ葉が、川に落ちて流れていく。 袋を胸に抱き、もう何度目かもわからない溜息をついた。
「おお、泉光院!」 不意に、背後から声をかけられた。 びくっとして振り返ると、見回りを終えたミヨシが立っていた。
泉光院は笠を脱ぎ、会釈する。 「先生…お、お疲れ様です」 「ん、何を持っているんだ?」 墨染とは不釣り合いな袋に、ミヨシが反応した。
「えっと、これは…」 泉光院は答えに窮したが、屈託のない様子でミヨシが言う。 「ああ、貰い物か。バレンタインとやらの」
キツネが立ち上がってから、ふと動きを止めた。 泉光院の傍らに、もう一つ袋があるのに気付いた。 自分たちのものとは、色が違う。 渡す相手の区別がつくようにしたのだろう、と察せられた。
「それも、誰かにあげるつもり?」 「ああ、これは先生にと思って」 泉光院は、大事そうに袋を両手で持った。
キツネは視線をそらし、顎に手を添えた。 少し間があってから、ぽつりと言った。 「頭の古いミヨシが、チョコなんて食べるかしら」 「え」
目を合わせぬまま、キツネが続ける。 「バレンタインを知ってるかすら怪しいし、無礼者って一喝されたりして」 「そんな、まさか…」
思い当たる節が、ないわけではない。 泉光院の表情に、不安の色が浮かぶ。 その横で与次郎は、キツネが密かに舌を出したのを見逃さなかった。
最近には珍しく、爽やかな冬晴れの午後だった。 二月十四日、氏子の家に三稲荷が集まり、車座になっていた。 泉光院が、キツネと与次郎を呼び出したのである。 二人にはそれぞれ、リボンで結ばれた袋が渡された。
「チョコレートねえ…」 ベッドに腰掛けたキツネが、手の平で袋をぽんぽんと弾ませた。
「店長に厨房を借りてな。調温して、型抜きした程度だが」 「いやあ、いけるよこれ」 泉光院の話もそこそこに、与次郎は早速食べている。 丸、三角、四角、星――中にはナッツやドライフルーツが入っていた。
「お沢様とアグリコ様には、もう差し上げた。お前たちも…まあ仲間だし」 泉光院が照れくさそうに顔を背ける。 (ツンデレかな?) 与次郎は心の中で思った。
「ま、くれるっていうなら、ありがたく頂戴するわ」 「サンキューな」 礼を言われて、泉光院は軽く咳払いをした。
明けましておめでとうございます。 ちょっと気の早い話していい?するね。
お正月SS3 「バレンタイン」
@osLV3 復活、おめでとうございます。113話後編楽しみにしておりました。嫁取りを御沢稲荷から示された命令とは二人の「はあぁ」があまりにシュールで笑えます。愛は稲荷も救う、、、ホンマか?笑笑— ようさん (@luckyzousan) December 28, 2020
@osLV3 復活、おめでとうございます。113話後編楽しみにしておりました。嫁取りを御沢稲荷から示された命令とは二人の「はあぁ」があまりにシュールで笑えます。愛は稲荷も救う、、、ホンマか?笑笑
ついに!連載再開、おめでとうございます! https://t.co/g0xW8iKL8r— サルリーノ (@sarulino36) December 25, 2020
ついに!連載再開、おめでとうございます! https://t.co/g0xW8iKL8r
やっぱり面白いな。未読の方は第一話から是非。https://t.co/Ms4FYheQmd https://t.co/Ewh8uyrxbJ— 奇岩巨石磐座ニュース (@stonenews) December 25, 2020
やっぱり面白いな。未読の方は第一話から是非。https://t.co/Ms4FYheQmd https://t.co/Ewh8uyrxbJ
わああ、LV3さん復活!更新お疲れ様ですー😂✨お沢様の命がけの説得、かっこよすぎる...😭現在の泉光院くんがものの考え方をしっかり説明するとこに妙に感動してしまった...🙏与次郎の変化の理由が分かりそう、気になるなあrt— えむむ@24話更新 (@emriko955) December 25, 2020
わああ、LV3さん復活!更新お疲れ様ですー😂✨お沢様の命がけの説得、かっこよすぎる...😭現在の泉光院くんがものの考え方をしっかり説明するとこに妙に感動してしまった...🙏与次郎の変化の理由が分かりそう、気になるなあrt
泉光院ちゃんに向かった時の絶望でヨジの強さが見えたおかげでそれを軽々凌駕するお沢様のヤバさが際立つ(あと三吉のオリジナルと渡り合ってたのヤバい)— 融(あきら) (@meltyhip) December 25, 2020
泉光院ちゃんに向かった時の絶望でヨジの強さが見えたおかげでそれを軽々凌駕するお沢様のヤバさが際立つ(あと三吉のオリジナルと渡り合ってたのヤバい)
ラストのお沢様の後ろに、式は彌高へってニヤつくおじさんを空目した。 つд⊂)ゴシゴシ— 玲子@タマノス (@reikorin265) December 25, 2020
ラストのお沢様の後ろに、式は彌高へってニヤつくおじさんを空目した。 つд⊂)ゴシゴシ
ずっと待っていました奇跡が起こりました裏返った!神様セカンドライフ 復活!113話後編 お沢稲荷の戦い 後編嫁は全ての問題を解決する https://t.co/JzJXr7IoOw— 御宗銀砂 (@mimuneshiraisa) December 25, 2020
ずっと待っていました奇跡が起こりました裏返った!神様セカンドライフ 復活!113話後編 お沢稲荷の戦い 後編嫁は全ての問題を解決する https://t.co/JzJXr7IoOw
あんまり誕生日プレゼントと称するにはそぐわないかも(苦笑)
これはいい誕プレ 楽しみにしてます~~~
三が日やね!
12/23におまけ記事 12/25に113話後半 12/31までに締めのあいさつ記事 1/3までにあけおめ記事 1/8に114話前半
これが今考えているスケジュールです~
ほぼ完成したので、作者様の合間を見はからって投下しようかな。 ローテーションの谷間を埋める投手の如く。
ひそかに期待しています pic.twitter.com/1b5zxGjFsv— 秋田LV3@漫画ビューワ付きHPを配るwiki管理人 (@osLV3) December 19, 2020
ひそかに期待しています pic.twitter.com/1b5zxGjFsv
与次郎のターンはまだまだ続くのでよろしくね https://t.co/QEiSVSkeUM pic.twitter.com/MwvldzdPS5— 秋田LV3@漫画ビューワ付きHPを配るwiki管理人 (@osLV3) December 18, 2020
与次郎のターンはまだまだ続くのでよろしくね https://t.co/QEiSVSkeUM pic.twitter.com/MwvldzdPS5
112話は、ヨジ様もお沢様もかっこよくて惚れ惚れする…。そしてアグリコ様の髪留めェ…、ってなって、名無しの眷属ちゃんのふんすと、シロ様と赤鬼ちゃんが可愛くて、マタギさんのチラリズムもあって、お腹いっぱいなのに、続きに飢えるというね…。 https://t.co/BG73B3uDEy— 玲子@タマノス (@reikorin265) December 18, 2020
112話は、ヨジ様もお沢様もかっこよくて惚れ惚れする…。そしてアグリコ様の髪留めェ…、ってなって、名無しの眷属ちゃんのふんすと、シロ様と赤鬼ちゃんが可愛くて、マタギさんのチラリズムもあって、お腹いっぱいなのに、続きに飢えるというね…。 https://t.co/BG73B3uDEy
Amazonリストより鬼速いSDカードの差し入れをいただきました!某G氏(@tampo_oyaji)さん、ありがとうございました!これでFWがはかどります~~~!! pic.twitter.com/gA0LnqEnmm— 秋田LV3@漫画ビューワ付きHPを配るwiki管理人 (@osLV3) December 17, 2020
Amazonリストより鬼速いSDカードの差し入れをいただきました!某G氏(@tampo_oyaji)さん、ありがとうございました!これでFWがはかどります~~~!! pic.twitter.com/gA0LnqEnmm
神様セカンドライフおまけだべ「HP改装のお知らせと年末の更新スケジュール」https://t.co/fPuZ4WL5Cr pic.twitter.com/ebbwCtbXY9— 秋田LV3@漫画ビューワ付きHPを配るwiki管理人 (@osLV3) December 14, 2020
神様セカンドライフおまけだべ「HP改装のお知らせと年末の更新スケジュール」https://t.co/fPuZ4WL5Cr pic.twitter.com/ebbwCtbXY9
カミソリ狐はインテリな外見とドゲスの中身のギャップが最高なので好きな人は読もうね神様セカンドライフ…— 融(あきら) (@meltyhip) November 28, 2020
カミソリ狐はインテリな外見とドゲスの中身のギャップが最高なので好きな人は読もうね神様セカンドライフ…
そんな… 鏡を見せて「これが私…?」ってやつできないじゃん。
最大の障壁は描き手が異色肌好きだということ…!
93話とか、シロや雪の「白さ」の中でタタラが紅一点になってますが、 あの時点でタタラが異質の存在であることを際立たせてますね。
タタラの肌は、マヒトツ由来でなく後天的なものだからどうにかならないかな。 ヤエやキツネの指導で、たっぷりお手入れとお化粧させるんじゃ~
肌色がバえますね・・・
「シロとタタラ」のエピローグ、元々は二人とも裸という設定だったとかなんとか。 今は?ウフフどうでしょう。
ヒャッホイ!素敵なキツネありがとうございます!!描けなくなって久しいですがこうして描いていただけることでどうにか神セカの存在感は保たれています。本当に感謝しかありません~~~~! https://t.co/fgnepWj6G0— 秋田LV3@漫画ビューワ付きHPを配るwiki管理人 (@osLV3) October 8, 2020
ヒャッホイ!素敵なキツネありがとうございます!!描けなくなって久しいですがこうして描いていただけることでどうにか神セカの存在感は保たれています。本当に感謝しかありません~~~~! https://t.co/fgnepWj6G0
ハロウィンコスプレな絵をpixivに投稿しました。#神様セカンドライフ神セカのお絵描きはじめて4周年 | 玲子 #pixiv https://t.co/VrLVCgS43f— 玲子@タマノス (@reikorin265) October 7, 2020
ハロウィンコスプレな絵をpixivに投稿しました。#神様セカンドライフ神セカのお絵描きはじめて4周年 | 玲子 #pixiv https://t.co/VrLVCgS43f
こんな絵が浮かびました pic.twitter.com/AB6LZPSOmr— 高岡あまね (@fujimeigetu) September 15, 2020
こんな絵が浮かびました pic.twitter.com/AB6LZPSOmr
@osLV3 今月のちちです。 pic.twitter.com/ItVNIecxxq— 高岡あまね (@fujimeigetu) October 8, 2020
@osLV3 今月のちちです。 pic.twitter.com/ItVNIecxxq
それは勿論みんな喜ぶでしょうが… た、体調と相談してね?
われも一本ぐらい仕上げたいゾヨ
今年もあと四分の一か。 正月に向けて何か作れるかな?どうかな? (書き込むことで自分を追い詰める)
泉光院やんけ!
まさかそのコンビにスポットが当たるとは思っていなかったし、キミらもうずーっと一緒にいたらいいやんってなりました(ました
神セカ世界のバレンタインって、アオをはじめ誰も興味ないだろうし、
そもそも知識がありそうなのがヤエと稲荷系ぐらいという無茶…
そこにふと、皆に世話チョコを配る律儀者の姿が浮かびました。
キツネは、ミヨシなら大丈夫でしょと思っていましたが、それでも
いきなり当然のような顔で渡したらさすがにムッとするかもしれないので、
少し泉光院を慎重にさせよう…みたいな。
まあ、半分以上はからかったんですが。
どうも失礼致しました。
橋から離れた木の陰に、キツネと与次郎の姿があった。
泉光院が部屋を出てからのことだった。
つけるわよ――とキツネが言った。
与次郎は敢えて口を出さなかったが、信用はしていた。
「で、キツネはどこまで読んでたんだい?」
腕組みをしたまま、与次郎が尋ねた。
「別に。ちょっと泉光院をからかっただけよ」
キツネは素っ気なく背を向けた。
「それに…」
「うん?」
「いえ、済んだみたいだし、帰るわ」
立ち去るキツネに、与次郎が慌てて同行する。
キツネはもう一度、ミヨシと泉光院の方をちらりと見た。
夕日が辺りを照らし、二人の姿も橙色に染まっていた。
(ミヨシが、弟子の気持ちを無下にするわけないじゃない)
時折吹く風はまだ冷たいが、空から何かの花びらが降ってきた。
長い冬の彼方で、かすかに春が姿をのぞかせているようだった。
意外な言葉をミヨシの口から聞き、泉光院は驚いた。
「あ、あの、今日が何の日かご存じで…?」
「店で催しをするとかで、毎年ヤエがうるさくてな。さすがに覚えた」
泉光院は、予期せぬ事態に戸惑っていた。
それでも一歩踏み出すと、お辞儀のような姿勢で袋を差し出した。
「先生、これは私が、日頃のお礼としてご用意しました」
「私に?」
「お口に合わないかもしれませんが…」
ミヨシの目が、じっと袋を見据えている。
うつむいている泉光院には、わずかな時間が永久にも感じられた。
するとミヨシは、袋を取って無造作に開け、中身を数個つまんだ。
そして、それをまとめて頬張ると、ゆっくり噛んでから飲み込んだ。
呆然とする泉光院に、ミヨシが正面から向き合う。
「うまいな。たまにはこういうのも良いもんだ」
明るく笑って、泉光院の頭に手を置いた。
嬉しいような、泣き出したいような感情がこみあげて、
泉光院は、ただ顔をくしゃくしゃにするしかなかった。
西の空が色づき始める頃、泉光院は橋のたもとにいた。
川面を見るともなく眺めながら、あれこれと考えを巡らせる。
(あくまでキツネの推測…だが、もし機嫌を損ねてしまったら…)
いっそ投げ捨ててしまおうかと、袋を大きく振りかぶった。
しかし、やはりためらわれた。
風に舞った枯れ葉が、川に落ちて流れていく。
袋を胸に抱き、もう何度目かもわからない溜息をついた。
「おお、泉光院!」
不意に、背後から声をかけられた。
びくっとして振り返ると、見回りを終えたミヨシが立っていた。
泉光院は笠を脱ぎ、会釈する。
「先生…お、お疲れ様です」
「ん、何を持っているんだ?」
墨染とは不釣り合いな袋に、ミヨシが反応した。
「えっと、これは…」
泉光院は答えに窮したが、屈託のない様子でミヨシが言う。
「ああ、貰い物か。バレンタインとやらの」
キツネが立ち上がってから、ふと動きを止めた。
泉光院の傍らに、もう一つ袋があるのに気付いた。
自分たちのものとは、色が違う。
渡す相手の区別がつくようにしたのだろう、と察せられた。
「それも、誰かにあげるつもり?」
「ああ、これは先生にと思って」
泉光院は、大事そうに袋を両手で持った。
キツネは視線をそらし、顎に手を添えた。
少し間があってから、ぽつりと言った。
「頭の古いミヨシが、チョコなんて食べるかしら」
「え」
目を合わせぬまま、キツネが続ける。
「バレンタインを知ってるかすら怪しいし、無礼者って一喝されたりして」
「そんな、まさか…」
思い当たる節が、ないわけではない。
泉光院の表情に、不安の色が浮かぶ。
その横で与次郎は、キツネが密かに舌を出したのを見逃さなかった。
最近には珍しく、爽やかな冬晴れの午後だった。
二月十四日、氏子の家に三稲荷が集まり、車座になっていた。
泉光院が、キツネと与次郎を呼び出したのである。
二人にはそれぞれ、リボンで結ばれた袋が渡された。
「チョコレートねえ…」
ベッドに腰掛けたキツネが、手の平で袋をぽんぽんと弾ませた。
「店長に厨房を借りてな。調温して、型抜きした程度だが」
「いやあ、いけるよこれ」
泉光院の話もそこそこに、与次郎は早速食べている。
丸、三角、四角、星――中にはナッツやドライフルーツが入っていた。
「お沢様とアグリコ様には、もう差し上げた。お前たちも…まあ仲間だし」
泉光院が照れくさそうに顔を背ける。
(ツンデレかな?)
与次郎は心の中で思った。
「ま、くれるっていうなら、ありがたく頂戴するわ」
「サンキューな」
礼を言われて、泉光院は軽く咳払いをした。
明けましておめでとうございます。
ちょっと気の早い話していい?するね。
お正月SS3 「バレンタイン」
あんまり誕生日プレゼントと称するにはそぐわないかも(苦笑)
これはいい誕プレ
楽しみにしてます~~~
三が日やね!
12/23におまけ記事
12/25に113話後半
12/31までに締めのあいさつ記事
1/3までにあけおめ記事
1/8に114話前半
これが今考えているスケジュールです~
ほぼ完成したので、作者様の合間を見はからって投下しようかな。
ローテーションの谷間を埋める投手の如く。
そんな…
鏡を見せて「これが私…?」ってやつできないじゃん。
最大の障壁は描き手が異色肌好きだということ…!
93話とか、シロや雪の「白さ」の中でタタラが紅一点になってますが、
あの時点でタタラが異質の存在であることを際立たせてますね。
タタラの肌は、マヒトツ由来でなく後天的なものだからどうにかならないかな。
ヤエやキツネの指導で、たっぷりお手入れとお化粧させるんじゃ~
肌色がバえますね・・・
「シロとタタラ」のエピローグ、元々は二人とも裸という設定だったとかなんとか。
今は?ウフフどうでしょう。
それは勿論みんな喜ぶでしょうが…
た、体調と相談してね?
われも一本ぐらい仕上げたいゾヨ
今年もあと四分の一か。
正月に向けて何か作れるかな?どうかな?
(書き込むことで自分を追い詰める)