最初から武装込みで設計してるし、重心位置が変わっても主翼位置ずらせる設計だから、単純に防弾装備やら弾やら機銃やらの重さだと思うよ。そもそもキ60を発展させた形で半分試験機として作ってみたら出来が良くて、航続距離と高速重武装を備えた機体として、II型に発展させる前提で量産することになったという経緯だから、操縦性はそこまで重視されていない。(陸海軍合同の試験で海軍から舵の効きが素直と言われていて、操縦性自体も悪くなかったようだけど)。そういうわけで、より強力なエンジンというのは最初から使いたかったけど使えなかったというのが実情だし、吸気口に関してもII型の過給器級入口で境界層を意識した改設計はしてるけどラジエターはしていないのは、層流翼に関する改修はII型でやろうとしたら生産性の向上という観点から土井さんがNG出したらしく、あえてやらなかったんじゃないかな。
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