航続距離の短さと着陸性能の悪さが問題視されたそうですね。あと発動機が手間のかかるものだったのも。格闘戦性能の不足は生産にそこまで大きな影響はなかったのではないかと思う。実際、敵新鋭機との接触が予想される部隊や、重要拠点の防空部隊へ優先配備されていたりと空戦能力についてはかなり買われている。実際運用した部隊の評価は結構高い。後のキ84-1につながるキ84(キ84-1試作機群とは別物)の原型になったともいわれるキ44‐Ⅲの重要な改修事項の一つは翼面積拡大による着陸性能の安定だったりする。そのままキ84-1に強化計画はスライドしていったのでキ44の強化は2型で止まったように見える。
通報 ...