自動車の内輪差と同じで、前翼と後翼(動翼)は迎え角の差が生じる。
紫線と緑線は旋回中心を基点として前翼後翼それぞれを通る円弧。
前翼迎え角=α1は紫線と赤線のなす角、後翼は動かさないままだとα2 緑線と赤線のなす角になる。
α1が微小だとするとα2=α1+atan(L/r)になる。
そんで、α1<α2だと後翼の揚力が強くなってミサイルを旋回外側に回す感じでバランスが崩れてしまうから、
後翼を可動させて釣り合いを取ることになる。α1=α2になるためには可動角は-Atan(L/r)にならなければいけない。
稼働角最大値をMaximum fin angle of attackと考えると、r_minimum=L/tan(MaxfinAoA)となる。
稼働角最大値に至って無い場合は前翼も後翼も迎角がα1になってあとは普通に揚力計算するだけなので、582の計算結果と衝突はしない(高速域はMaxGで、中速域は582の式で、低速域は↑の式でリミットがかかる)んだが。
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