WTのプレイヤーデータを使って「統計学的な遊び」をやってるんだが、バグ等の理由で作業が中断、現状再開からまとめまで行ける見込みが無い。良い機会だと思うので、副産物として生まれた「勝率と相対順位の関係データ」をお漏らしするぞ。
細かく説明すると長くなるので簡単に。
サーバーリプレイから「陸AB」50マッチ、延べ1547人(延べデータのため被りあり)のデータを拾った。プレイヤーカードの「先月」チェックボックスはオン。マッチ数が少なくデータが無い場合オフ。
平均値は勝率が50.3%、相対順位が51.8%。どちらにしろ、平均値は50%付近になる。
・勝率について
71%以上が0.4%、61%以上が4.6%。プレイヤースキルで勝率を上げるのが容易ではないことが分かる。勝率の高いプレイヤーは、分隊を組んでる人が多いと思うが、分隊についてはデータ収集できていない。マッチングに国家の影響を受けるRBだともう少しデータがばらつくと思う。
・相対順位について
91%以上が0.1%、81%以上が1.9%、71%以上が10.3%、61%以上が30.6%。勝率よりばらつきが大きい。
・勝率と相対順位の関係
当たり前のことではあるが、勝率と相対順位には相関関係がある。近似線(緑色のライン)が右肩上がりでカーブしている。近似線は相対順位80%で勝率60%、相対順位20%で勝率44%。勝率が極端に高いプレイヤーが勝率に及ぼす影響が大きいことが分かる。理論上、存在しないプレイヤーは勝率0%になるので、1名マイナスマッチは勝率がマイナス6%、44%程度になると考えられるが、このあたりの検証はもう少し突き付けめてみたい。
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面白いな。勝率の標準偏差がざっくり5%こえるくらいか?世間一般でわかりやすいところの学力偏差値で行くと勝率60%で偏差値70ってところだな。
勝率の標準偏差が5.6%、相対順位が15.1%だった。さすがです
長年やっててほぼ50%に収束するという経験則を感じていたんだが、やはりそうなんだな。勘ではなくてデータで示せる人はしゅごい