いや、そう意味ではなくて水偵の回収ってかなり時間がかかる。戦闘区域からの離脱中にその余力があるかという話。一応ハインマット装置とか走りながら回収する装置もあるのだが、速力を相当落とさないとダメなのよ。というわけで、通常は戦闘前に十分余裕をもって発進、任務後は後方に設定した回収地点/拠点へ向かうという運用がされていたのよ。このため、偵察兵力としては複数回の使用は割と困難だった。艦速を落とさないで回収できる艦載ヘリがいかに技術革新だったかという話だし、米国なんかは回収の容易な空母艦載機に偵察任務も割り当てたのよ。
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