何か話がゴチャゴチャしてるから横から口挟むけど「太平洋戦争航空史話」によると米軍の5インチ38口径の対空射撃の命中率は0.04%くらいでVT信管導入後の統計では戦果が約3倍になったから鵜呑みにするとVT信管使用で命中率0.12%くらいになるらしいゾ。実戦から考えるとフィリピンの戦いの44年10月から45年1月までの4ヶ月分の記録から対空砲火1発当たりの撃墜確率は時限信管で約0.001%、VT信管では約0.003%になるゾ(ただこの時点でVT信管は全体の20%程度しか普及してない)。ちなみにフィリピンの戦いでの総撃墜数からするとボフォース40mmが全体の約40%、エリコン20mmが全体の約30%を撃墜してて撃墜数基準で見ると機銃は5インチ砲より高い撃墜率だゾ。あと対空射撃管制でのレーダーの役割は測距と測高だけで速度や移動方向は光学観測だから横滑りは有効だし、雷撃体勢の一式陸攻すら回避運動はするゾ。
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