名無しのノーム
2023/06/24 (土) 23:11:11
37cde@e2009
純粋に動物を助けたくて、まだ未完成ながら動物の治療手法を考案した。
でもK社はそれをとっくに実現していて、自分の技術は大したことないと思った。
本当の才能を持つイサンはせっかくの鏡を埋めてしまおうとしたから、それを掘り返してK社での研究に役立てた。
K社のアンプルも改良できて、翼の最優秀社員に選ばれて、昔の望み通り動物や都市中の人々を治療できて……
なのになんでクソ気分が悪いんだろう?
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『あなたは好きな事を好きなだけやれてるんだから、もう充分でしょう?違うの?』
『素晴らしい才能を持ってて、いい仕事にも就けて、もう充分でしょう?まだ足りないの?』
改めて聞くと、ドンランの心を否定するには充分な歌詞だな……
足りないも何も、そもそも与えられているそれらだけでは理想を実現することはできないだろうし……
Cがこういうことを良い声で囁いてきたら真顔になる自信があるわ…MILIさんの曲が解像度高すぎてねじれそう
このコメントを大まかに2つの点で解釈しますと
1つ目はコメ主の感想で、ドンランに対する胸糞を表現している。2つ目はドンラン本人が満足していないことに対する疑問といった所でしょうか。
おそらく後者が妥当かな?
ドンランは、ドンベクのピリッとした思い出や感覚を愛していたものとは違い、イサンのように自力で技術を作り出すことができるため、“自分自身で”技術を作り出す事を愛していたと私は考えています。
この観点からすれば、ドンラン本人が満足していなかったのは、K社で役に立った技術は自分の技術ではなくヨンジやイサンが作り出した技術だったから、つまり、自分自身の創り出した技術で栄誉を得たかったからでしょうね。(それ故に、ドンランは殻だったということになります。)
例え、他者や社会に役に立ったとしても、役に立ったことを行った本人が満足しているとは限らないんだよね。もしかしたら(1つ目なら)、逆に、いつの間にかドンランに共感していたからかもしれませんよ。
ヌロンイを救いたいという初志をアンプルと共に焼却して自分の技術で世界を変えたいって新しい望みだけが残っていたから
概念焼却機を使った時点でドンランはもう動物に憐れみも同情も抱かなくなっていた、だから動物を救えたところで何も満たされはしない
新しい望みを叶えるために過去や初志への未練を文字通り断ち切ると決めたのが舎音E.G.O
胸糞ポイントをまとめるノム
1:他者が生み出した技術でK社に入社して認められたのにも関わらずドンランは空であること.
なぜなら本音は自分自身が作り出した技術で名誉を得たかったから.
2:空である自分を満たすためにはまず,囚われている九人会であった過去を断ち切る必要があり,その手段としてヌロンイを...したりイサン達を襲ったこと.
うーん,ほんと暴食だし救いようがないノムね.