2019年12月20日(金)04時26分41秒
皆さんこんばんは
現在深夜の2時半を回ったところであります。
仕事がやっと一段落したので、気分転換を含んでの久しぶりの書き込みを成しております。
さて標題の『振り込み』について、ふと思いついたことがあり以下に認めます。
管理人の振り込みは、基本的には『落とし込み』を多用します。
特に宙釣りに関しては100%に近い頻度であります。
その中でも、竿を5継(15~18尺)に、タナも2本前後に狭く限定すると、この技術は大事な『必要条件』になると思っております。
まあ前述の極狭い前提条件は、管理人の得意の釣り方といったことなので、この条件に合致しない方は「なんか言ってる」と受け流してくださいませ。
さて、話題があまりに平素に比ぶれば唐突すぎることは最もなのですが、まあこれも深夜のハイテンション故とご容赦願います。
振り込みは、へら鮒釣りをしていくうえでは非常に大事な要素の一つと管理人は考えております。
平素から申し上げていますが、兎角相手が有ることは不確定要素が前提条件にあるから、大変に難しいものが有ります。
まあ有態に申し上げると「相手の出方次第」と言うことになるので、「臨機応変さ」は好むと好まざるを別にしても必定でありましょう。
まあへら鮒釣りにおいてはこの代表格は「釣り方」とそれに伴った「エサ使い」といったことは衆目の一致をみる筈です。
ただこの「相手の出方次第」は、文字通りに『相手』が、居なければどうにもなりません。
相手たる『へら鮒』のいないところでは、磨きようがない技術なのであります。
野釣り(特に北海道)では、ノーピクやジャミだらけなどは極普通なので、条件を毎回整えることは基本的に無理があります、少ない好機を積み上げるしかないのであります。
これまた有態に申し上げると「キャリアがモノを言う」といったことになるでしょうか。
他方、振り込みについては、これは相手が要りません、極端に申し上げると、水がないところでも練習は可能です(場所とタイミングによっては通報をされるかもしれませんが・・・)。
管理人が、後輩に良く言っているところでいうと、「テストでは簡単な問題から解け、そうすると最低限の点数は取れる」であります。
釣り方や、エサは、この部分が釣り雑誌などでもかなりの頻度で取り上げられることを鑑みても、それほど難しく、しかも日進月歩していく到達点の無い命題と言うことが言えそうです。
だから、釣り雑誌やエサメーカーが存続していける所以でもあるのです。
ですからこうした『到達点の無い命題』は、とりあえず各人の釣り人生を掛けてじっくりと取り組んでいく必要があります。
まあこれがへら鮒釣りの面白さでもある訳です。
兎角の、前提条件が長くなりましたが、この前提条件の長さでもわかるとおりに、命題の重さの違いで、振り込みはついないがしろにされがちです。
管理人とて、実は教える立場になるまでは、このことに気づいてさえいませんでした。
人様に教えるということは、合わせ鏡を覗くような感覚が付きまといます。
教えてみて初めて、「自分ははたしてどうしているのか」を知ることにもなるのです。
「いやその振込みだと・・・」、「だからこうして・・・」、等々、「はっ」との気付きがそうした一連のやり取りから、受け手以上に出し手に生まれることが少なくありません。
ここからがやっと本題なのですが、以前底釣りをしている管理人を後ろから見ていた、教え子の一人から、「落とし込みで振らないんですね」との指摘を受けたことが有ります。
その時の前提条件は18尺の底釣り2本強の両グルテン系厳寒期でありました。
そうなんです、「管理人は100%落とし込み」はあくまでも宙釣りの技術と考えております。
一方で底釣りは、より以上の振り込み精度が求められると思っており、前述同条件下であれば抑えた振り切り(イメージはウキの立つ位置の50cmほど沖ぐらいの半端な落とし込み)を目安に振り込んでいました。
文体が過去完了になっているのは、実は「落とし込みで振らないんですね」と言われてその時に初めて気づいたからであり、このことは全くの無意識下でそれをしていたからだったのであります。
「100%宙釣りは落とし込み」、「ウキの立つ位置の50cmほど沖ぐらいの半端な落とし込みの底釣り」、果たして共通は実は精度なのであります。
前者はある程度ご理解いただけるものとして、後者については「いやいやそれを前面に押し出すなら落とし込みだろ」と指摘を受けるかもしれません。
勿論のこと完全な精度の落とし込みならそれも○なのですが、落とし込みの技術には底釣りには向いていない大きな落とし穴があるのです。
それは、底の形状と密接な関係が有るのですが、ここではできるだけ分かり易いように、やや沖目が深い緩やかな駆け上がりとしておきます。
こうした条件は多くの釣り場に見られるそれであるといえると思います。
さてこうした底の形状では、5cm沖にウキが立った時と5cm手前にウキが立った時では、まずウキの目盛りの出方が変わりますよね。
極当たり前です、ということは、完全な落とし込みを水面上で完成できても、エサが入っていく道中の流れや、錘の水中での抵抗による進み具合でこの5cm程度の誤差は出てしまうことは必然になってしまいます。
つまりは、底に着底した時には5cm沖や5cm手前(勿論のこと左右も)は当たり前となります。
毎回目盛りが違ってしまっていても、不思議ではないのであります。
極端に申し上げると、底についているのかさえ怪しくなります。
と言うことで、管理人は確実に同じ場所にウキを立たせたいので、やや沖を狙って振り込みます。
「おいおいそれなら沖にウキが立つべや」ごもっとも。
そうなんです、沖にウキを立てたいのであります。
これは、左右にぶれを作らないことも含めた振り込みです、やや沖に振り込むと落とし込みと違って道中に糸の抵抗ができるため竿先からウキまでの間の道糸の抵抗と、ウキ下の道糸の抵抗で錘が制御されます。
落とし込みで「力なく自然落下する」のではなく、道糸で水中を切り進む際の抵抗が左右のブレや前後のブレを防ぐと思っているのです。
「いやいや、だとしてもそれでは沖目に着底するから沖を釣っていることになるんでないかい」ごもっとも。
ですから管理人はあらかじめ振り込んだ際には、同時に竿尻を引いておきます。
その量は、ウキの浮力にもよりますが、竿尻1~2つ分ほどです。
「打って・引いておいて・戻して・アタリを待つ。」こんな感じです。
「戻す」タイミングは、基本的にはウキが立って馴染みこんでいく瞬間です。
こうすると、左右にも前後にも誤差ができにくいと思います。
またこの「戻す」といったことは、実は底釣りの精度にもかかわっています。
今度釣り場でやってみてほしいのですが、アタリを待っている段階で竿尻を前に出してみてください。
ウキが上がる人が結構いると思います。
また、そうならないまでも「なんかウキが座り直す」感じを受けることも有ると思います。
特に、背風などで釣りをしている時は手前からの流れでウキが流されていることでこの傾向が強くなり、「座り直した」と感じた瞬間にアタリが出ることも少なくないはずです。
また、横風などで竿先からウキまでの間の道糸に流れによる抵抗が掛かり、竿尻を出した瞬間にテンションが抜けてアタリが出ることも結構あると思います。
このことは、本来もっているウキの浮力やそれに伴う性能を道糸で押さえてしまうことで、アタリが出ない状態と言えると思っています。
ですから後輩や教え子には、「時々竿尻を前に出してテンションを抜いてみろ」とアドバイスしています。
一種の『誘い』と言えるかもしれませんね?
宙釣りに関しては、例え5cm手前に来たからウキの目盛りが云々は無いので、まあ小さめのバケツに見立てた目標に毎回おいてくる感覚で振り込んであります。
大事なことは、早くて丁寧で長続きできるように必要以上の動きをしないことと思います。
本当の速さは「早いと感じさせない」ところの向こう側にあると思います。
要は、管理人の『宙釣りの振り込みで大事にしていること』は、「無駄な動きを減らせば早くなる」こと?
また管理人の『底釣りの振り込みで大事にしていること』は、「わざと道中を外して、故に同じ場所にウキを立てる」こと?
長々書き綴って、はーっこの程度のことです。
どこか一文でも、誰かの琴線に触れたらうれしいところです。
現在4時半、少し眠くなってきました。
週末や如何に!!ないか~ないよなーのココロダー
2019年12月22日(日)05時20分29秒
ヘラブナ釣り?楽しく長く夫婦でやっていきます。四季色々を感じ、日々の雑踏を忘れ自分たちが人生充実出来る趣味として楽しみます。僕たち夫婦は、今年の夏に管理人に出会いリャンこで釣られました
うまくなる事より楽しみたいです。来年はどこの沼に連れってくれるのか
楽しみです