日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

土日の釣り(2・15・16)

0 コメント
117 views
2 フォロー

 みなさんおはようございます。
 さてまずは土曜日ですが、数行で終わります。
 発寒川に向かいましたが、西茨戸橋は駐車スペースが確保できず、ならばと2号橋に向かうもこれまたイマイチのスペースしかないことから、断念しました。
 といったことで、週中に滝川のS井会員が「創成川に入ってアタリデコ」とのことを思い出したのですが、とりあえずは「釣れる釣れぬはセンナキコト」と、同を覚悟のうえで座を決めました。
 画像1
 で、道中で「この辺を得意としておられる、初めてまだ半年」との御仁から、「数日前に9枚出た」との貴重な情報を頂戴し、「いけるかも」としたのですが、結論は当たりデコに沈んだのでありました。

 といったことで、カラスはカーで翌日ですが、「やっぱオレカエル」といったことで、発寒川西茨戸橋へ向かいましたが、相変わらずの駐車状況で・・・。
 南面側にある側道に駐車スペースがありますので、そこに駐め(本当はあずましくない)ました。

 といったことで、同橋の下流左岸で「南東寄りの風3mのち1m」との予報だったので、向かい風を覚悟で竿を出しました。
画像1
 本当は、背風になるし駐車場所にも近い南側を選択するべくなんですが、管理人は20cmほど浅場になるのではありますが、北面が好きなのでこうした座決めになったのであります。
 向かい風は、弱風なれど冷たいのであります・・・。
 「やっちまったかなー」と思い始めた開始(11時半)から、ややあった午後1時少し前に、それまでの減水(7~8cmほど)が、止まって「タイドグラフ通りなら上げるころ(小樽の1時間遅れとか?)」と思った矢先に、突然カラを食らいます。
 で、次投ハリス飛び、でで、ハリスを交換(管理人は1本切れても2本とも交換します)し、次投これが来ます。
画像1
 黄色い糸は、水温計(紐をつけて投げ込みタイプ)の紐です。
 で、敬意を表して計測板に乗せた写真が
画像1
と36UPでありました。
 ででで、1時13分追加しました。
 ここから、この日を象徴するような悶絶タイムに突入したのであります。
 
 兎に角、この日は超喰い渋りで、当たりは少なくないのですが、先ずは喰い当たりがなかなか出せないこと、そして当然のこと糸ずれが多発し、スレが多くなります。
 当然のことバラしも多くなります・・・。

 でも、でも、これが当たるんであります。
 普通はスレバレはへらにはつきものとはいっても、禁中の禁でありましょう、少ない地合いを紡いでいって・・・、「あっ」とばかりに「たった一度のスレで地合いは雲散霧消」なんてことはまあアルアルなんでありますが・・・。
 この日は、「やって、やって、やりまくったけど」     「またやるよねー」だったのであります。
 3枚目が午後2時と小一時間掛かりましたが、この間にバレは4回、くーーーーっ!!
画像1
 でこれが2時半にスレで
画像1
2時50分お口で
画像1
そして2時55分スレで
画像1
4時10分お口で
画像1
が来るまでの1時間でスレ1を含んで7回バラシ
16時17分お口
その後2連続スレで釣り上げるうちの最後の一枚が
午後5時少し前
画像1
 もおおおおおいや!!
 自分にあきれて竿を納めたのでありました。

 この日の釣りを総括すると、タックルは竿16尺06-03(30-34)、5号6号、ウキは自作のB7cmPCムク1mmパイです、双眼鏡フル使用。
 エサは芯華系のバラケと四季と新べら底系統のセットと両グルの使い分けで、流れに応じて中通しも使う(この日は流れはそんなに強くなく7割はバランス)といった釣りです。
 こうした手持ちの札で進行したのですが、まあ最初の寄りはじめこそ当たりはそこそこだったんですが、午後2時くらいからは完全に地合いと呼んでも良いぐらいの状況になったにもかかわらず、兎に角当たりに節がないのでありました。
 へら鮒釣りの当たりとは、「動から静を経て動」が一般的と思います。
 最初の動は、触りとか気配といった類で、馴染み込みで引っかかるとかトメが入るとかモゾモゾ等々、兎に角、前当たりと括れるような動きを総称しています。
 最後の動は、ツンやムズやズルなど合わせるべくのそれであります、ここまではみなさん同としていただけると思います。
 そしてこうした合わせるべくの当たりの前には、『静』(管理人的な表現だと「んっ」って感じでしょうか)があると管理人は思っているのであります。
 「んっ」ツン、「んっ」ムズ、などは典型的ですが、他にも「んっ」からの「んっ」なんて(想像の範囲で無い動き)とした「動かないから」とかも含めて、合わせるべくの当たりの前にはやはり多くの場合『静』が必ずあるのであります。
 そうした意味においては、この『静』を見極めることができれば「あっ、当たりに反応ができない」や「どこで合わせればいいの」なんてことは無くなるのですが・・・。
 年に数回はこうした『静』が見極められない釣りがあるんであります。
 ほとんどの場合は、こうした見極めが難しい釣りは、「今日はあそこで失敗」など、場面単位での出現なのですが、「兎に角、本当に今日という日は本当に難しかった」なんて日はそうないのであります。
 なぜなら、そうしたことでバレたりスレたりすると、ほとんどの場合においては当たりが飛んでしまい、地合いは崩れるからであります。
 だから、何度も繰り返せるということは、へらの頭数が多くて、且つなかなか離れない、言い換えれば好条件が巨躯を横たえているのであります、やりようによっては大釣りとなるそれを孕んでいると言えましょう。
 この日の釣りはそうした年に数回でしかもこの時期に、といったことで「何やってんだよ」
 「オレ!!」、そう「何やってんだとお前!!」とへらから見ればそんな条件下だったのであります。
 恐らくスレとバレの総数(ハリス飛び3回含め)は決して大げさではなく20回近くあったと思います。

 釣り自体の総括は未だ勉強中の管理人の理解の外といったことで、今後の課題が残るそれでしたが、こうした全体の傾向を鑑みたうえで、『今年の発寒川』と考察すると・・・。
 この日はノーモジリでした。この日”も”と表記するべきかもしれません。
 今年同ポイントは5回目(うち一回は雷で退散)ですが、未だ一度のモジリも見ておりません。
 今まで、おそらくこの時期の同ポイントだけでも10年近く通っていますし、発寒川(西茨戸橋下流)と全体を見れば、東屯田川の吐き出し水門周辺には20年近く前から通っておりましたので、相当の情報量にはなっておりますが、そのうえで、やはり今年の発寒川はへらの量が大変に多いと感じております。
 今までの西茨戸橋周辺では、「今日はノーモジリだった」なんて日は、当たりデコが普通でしたし、「今日は10回以上見た」なんて日でも「当たりは数回」なんて日が普通でした。
 管理人的には「まあ何とか顔を見ることはできる」的な釣り場と認識しており、足場(ノーウエーダー)が良い、車が置ける、水面は凍ってはいない、北風には強い、なんてことで「釣れずも良し釣れればなお良し」とした、自主トレ期間にはもってこいの釣り場としてとらえているのですが・・・。

 実は、前年にもこうした変化は感じておりました「へらの数が多くなっている」、とです。
 そうした実感は東屯田川の上流に雪捨て場が無くなったことが遠因と、管理人的にはとらえておりました。
 融雪に伴って、東屯田川からの冷水と何より融雪剤が混じりこむことが、へら鮒の忌避を生んでいるのだと思っていたからです、勿論のことか科学的な根拠は乏しいのですが・・・。
 他方で、「愚者は経験に従う」との言葉もあります、一介のへら師の経験なぞは大きな地球規模の気候のサイクルやそれに伴う万物の理なぞ、所詮は『一陣の風』程度のそれでありましょう。
 鮭の豊漁年などに倣わずとも自然は時に寛容に時に厳格に生物の生き残りを支配し続けることもこれまた「賢者は歴史に学ぶ」と成しておきましょう。
 ただ、ただ20年ほど前の発寒川はすごい釣れ方だったのであります。
 勿論のこと、その頃は正直この時期には竿を出してはいなかったのですが、GWの時期には午前中で50枚以上を2連続で釣ったこともありました。
 型はすべて尺上で、平均で35サイズでしたので30kは楽に超えていたと思いますが、そんな釣りは普通だったのであります。
 ところが、だんだんと釣れなくなっていったのであります。
 ここ10年ほどは創成川が定評があることで、そちらは万卓で、こちらは閑古鳥、「ああっあの人」とか一部のマニア(へら師全部はマニアではあるが)しか訪れなくなってきております。
 新べらJrを盛んに誘っていたころは、既に落ち目でありました、「まるっとのオデコは少ない」けど「さりとて大釣りもない」同川でした、ただ足場が良いことはJr達の安全を確保できるのでそうした意味において釣り場として選んでいたのであります。
 今週末の3連休に釣りができ得る状況ならば、「モジリと当たりの相関関係」も考察が深まると思われますが、果たしてこの度の釣れ具合もたまたまの上振れなのか、考察の行方や如何にのココロダー

 

 

管理人
作成: 2025/02/17 (月) 09:48:44
最終更新: 2025/02/17 (月) 09:50:17
通報 ...