日研北海道地区 新べらクラブ掲示板

初出動2・2・3

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 みなさんおはようございます
 といったことで、長き眠りから覚めて当該年度の『土日の釣り』が火蓋を切ったのであります。
 まずは土曜日ですが、「マスターいつものあれで・・・」といったことで、発寒川西茨戸橋に向かったのですが、車を止めることができず断念しました。
 ならばと一本下流の2号橋も駐車スペースがイマイチで・・・、ままっ本線の通行には支障はなさそうですが、自身の釣りスタイルでは「許されざる」といったことでこれまた断念しました。
 混雑しているであろう創成川を眺めると予想外の無人・・・、駐車スペースもナッシングでしたので、思案した挙句焼肉屋さんの本湖向きの桟橋から竿を出すことにいたしました。
 で、仕立てが済んで写真を撮ったのが11時過ぎでした。
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 13尺06-03、4号5号のバランスの底、芯華にグルテンのセット、タチ(水深1.5本強)、にて始めました。
 因みに水温は3.8度と「まあ無理だよね」の条件に加えてこの日は終日の下げ潮で、水深はどんどん浅く(15cmぐらい?)なっていきました。
 で、結論が遅くなりましたがノーホーラ、所謂当たりオデコだったのであります。
 まあ、条件下を鑑みるに推して知るべしのイトヘンニフユだったのでありますが、実は大変な釣果もありました。
 道中(最終版の2時前ごろ)で、T田さんとおっしゃる方が「いかがでしょうか」と後ろに立って「はじめまして」との会話が始まったのでしたが、同氏曰く「去年フライから転向して現在進行形で夢中」とのことでした。
 また、「へら鮒釣りがこれほど面白いとは驚嘆しています」とのこと、同氏のへら鮒釣りへの心酔ぶりはなんとも小気味よく、また物腰も紳士であり「じゃラインの交換を」なんて管理人の厚かましいお願にも快く応じていただき、まさに「釣果に勝る釣り友」とは良く言ったもので「ああいい日になった」との活動初日となりました。
 また、お話の中で初釣行で尺半を釣りあげた(昨年5月の教育大裏とお聞きしました)とのこと、そんな強運も含めて「ようこそ、この魔世界へ」を申し上げる次第であります。
 また、また、聞かばこの書き込みも良くご覧いただいているとのことでしたので、今後も益々のご厚誼をいただけると嬉しいところであります。

 閑話休題、さて翌日、スコップを積んで「西茨戸橋」一択で向かいました。
 何とか駐車スペースを確保して、スノーシューを履いて・・・。
 履いてが吐いてになるほどの難儀でしたーーー!!
 ここ数日で降った新雪がすごくって、入座ポイントまで八甲田山状態でありました。
 管理人は、2月をシーズンを乗り切るための、準備期間、所謂慣らし運転期間ととらまえているんですが、これがなんと一か月分のしんどさを味わって何とか座を決めることができました。
 車を降りてから釣り座に着くまで、10回以上休憩して30分の時間を要したのであります。
 それでも、実は毎年冬の期間はバックランジなど毎日の体つくりを欠かしておりませんので、「来るべき日が来た」といったことでトレーニングの効果は少なからずは有ったろうと思ってはいますがいかんせん、山は大きすぎました。
 で帰りの道中は全登坂なのに、一度踏んだ後はスイスイで、休憩は2度で完走できました、「行きはこわい、帰りはよいよい」ってなもんであります。
 「で、それはいいから釣はどうだった」、っとそうでした、これがねー。

 仕立てが済んで、写真を「あっ」携帯が・・・、家に置き忘れで来てしまったのでありました。
 といったことで、新べらクラブのグループラインに「これから始めます」も投稿できず、スタートしました。
 竿は13尺で、06-03、前日の芯華を使ってさすがにグルテンは新しいものがってことで四季の単品を作ってバランスの底でスタートしました。
 「おっと水温は安定の7度くらいかなー」がーん、3.8度(終了時は5.2度)且つ終日減水(10cmほど)イトヘンニウインターでありましたが、『釣れる釣れぬが欲しいのならば他を当たれが俺の釣り』ってなもんであります、結果はあれば良し、なくともまた良しと端からの釣りなんでありますから・・・。
 何にもありません11時半ごろから打ち始めましたが所用があり終了は午後2時過ぎとのことでしたが・・・。
 「うんっ」より先に手が動きます、「ああああたった」、北斗の拳ではありません。
 2時過ぎになんと望外の当たりでありました。
 ただ、この時は反射で手が勝手に動いていたので、合わせた自分に驚く感じで「今確かに当たったよな」と自問を繰り返しては、その後の数投でお通夜に戻ると「さっきのは気のせい?」とこれまた自問をしながら「いやいやぜってーあたりだし」と66歳は、「四十にして惑わず」を26年過ぎてなお迷走を繰り返したのであります。
 ここが勝負、当たったと自身を納得させ、「助さん格さんあれを出しなさい」とハリスを02に切り替えて、「切れてもやむなし」で、その後バランスにして10投げほどの間に悶絶の「うんっ」を数度繰り返し、ついにその時が来ました。
 実は、最初の当たり時は眼鏡で釣っていたのですが、ハリス交換と同時に双眼鏡も出していましたが、それまでの違和感程度のそれとはハッキリと差が出たその動きにあたしゃー渾身の合わせをくれてやりました。
 全力で小さくであります。
 乾坤一擲のそれは音で表現すれば、シャパッってな感じでしょうか、例えるならウグイのモジリより小さく、ワカサギのそれのような合わせであります。
 乗りました。
 水深はこの時50cm強ほどしかなかったと思います。
 ウキから錘までは20cmほどですから・・・。
 ででで、イトヘンニウインター一拍置いての反転をし、そうした水深ならではで「合わせた時点でのされている」ところからのスタートですから、時間にして3秒ほどだったでしょうか上針を残したままに相まみえず底のヘドロなのか濁りを残してハイさいならでありました。
 
 いいんです、どうせ釣り上げたとて写真の一枚も撮れるわけじゃなし、ああ多分人生最大魚の50cmUPは絶対と思いますが・・・、ですともハイ。
 不思議です、悔しさも後悔も一切なく我が掌に残ったる感触を確かめるように握りこみ、「丁度時間となりました」といったことで、自身には珍しくきっちりと竿をたたんだのであります。
 まあ、エサも残り少なかったし、潮を見誤って続けると確かに結果はついてきたかもですが、今日で自身の釣りが終わるわけでなし、サー・チャップリン曰く「あなたの代表作は」「次回作」といったことと結んでおきましょう。
 自宅まで約1時間かけてミナミクニキタクし、約束も果たし・・・、多分携帯を持って行ったなら「ゴメンナサイ」と連絡し続行していた・・・、ご推察のとおりであります。

 閑話休題、T田さんと仲良くなったことで、へら鮒釣りを始めたばかりの方もいるといったことで、管理人の仕掛けを以下に申し上げておきます。
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 わかりにくいことはご容赦いただきますが、兎に角全体像としてはこんな感じであります。
 錘周辺が一番個性が出るところと思いますが、
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と、こんな感じでウレタンチューブの0.7サイズ4cmを使って上下を、トンボで止めています。
 で、流れが出てきたら
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こんな感じでトンボを上にずらして、錘を誘導させて、
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錘を追加(巻き込む大きさは経験測で適当です要はそこにアンカーさせるように、流れが強ければ大きくします)して
打ち込みます。

 なお蛇足ですが、水深のトンボと竿先とのジョイント部分は道糸の号数に合わせて糸の色を変えています、最初の写真は06なのでピンクになっています(管理人的には、04赤、08青、1.2号緑、1.5号黒の5種類の道糸を使い分けています)。
 竿先のチチワは一つだけ作ってそこに糸をつけると、チチワを2つ作るのとは結び目が一つ減るの(色の付いた糸を引くと外れる)でお勧めですが、0.8号までは1・2号からは「輪の部分をヘビグチにひっかけてトンボで締める」形にしております、以下の写真は1.2号です。
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 これは、号数が上がると反発力で戻ってしまうことがあるので穂先が外れやすくなりますのでこうしておりますが、総てのサイズをこうするのは穂先外れを鑑みると対処としては有効かもしれません。
 なお色付きの糸は、100均で打っている刺繡糸を使っています、これは6本撚りになっていますので、一本をばらして使っています。
 ウキ止めなどのトンボ部分は以前は前出の刺繍糸の3本(6本撚りを半分にする)のを使っていましたが、これだと色によって締まり方が違うような気がして、一昨年からは専用の糸(と言っても釣り用では無くって手芸屋さんで売っているのをあれこれ探していきつきました、因みに西岡イ〇ンのカ〇ディの横の手芸屋さんです、細と太があり、両方使いましたが細ではホソ過ぎて2重重ねにしていましたが、太だと一重でGOODサイズです)
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 とこんな感じの仕掛けで管理人は統一しておりますので、備品は共通ですから、前にも記述しましたが、ウキの錘負荷は仕掛けの太さや長さでは変わらない(ソノココロハ、ナイロン糸ならば比重は1なので体積(太さや長さ)はウキの浮力には干渉しない、ただしフロロカーボンは、比重が重くなるのでこの限りではない)ので、エサ落ちメモリを家で調整ができるといったことになります。
 更に蛇足を付け加えると、針の重さは昨今では表示されていますので、号数が変わったらその分を差し引きしすればよく、そうしたこともありでア〇ゾンで精密秤を買って(千円台でありますね)、それを使うのもありです(管理人は使っています)。
 
 またまた更に蛇足ですが、家でエサ落ちを調整するとはどういったことかと申しますと、先ずは釣場で確りとエサ落ちを調整します。
 そのウキの足に、調整した錘を巻き付けて、以下のマイ調整池に浮かべると錘が足りないことになりますので、錘を別立てで(恐らく数ミリ)足して、その錘を切りながらジャストを調整した暁が備品の重さになりますので、僅か数ミリのそれが定規になります、赤マジックなどで確りとマーキングの上保管してその後のウキ調整に使うとあら不思議、自宅で座ってウキのエサ落ち調整ができます。
 なお、管理人はこの辺に関しては結構こだわりは強く、厳寒期は水温低下でウキの浮力も実は微妙に変わります(水の比重の関係で+4度の時が最重量なので寒くなると錘を背負う(足さなければならない)ようになる)、ウキにもよりますが黒帯程度は変わりますので、マイ調整ウキを使う際は氷水にして水温を下げて調整したりしております。 
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 はぁー、今日はこの辺で、ながながとごめんなさいませのココロダー

 

管理人
作成: 2025/02/03 (月) 11:48:49
最終更新: 2025/02/03 (月) 12:00:22
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