皆さんこんにちは
9月9日から11日まで二泊三日で群馬県の三名湖へ行ってきました。
地区長会議といったことで、全国の日研地区長を一堂に・・・、「ままっ、折角会議をするために集まったんだから懇親の釣りでもやっちゃう」といった主旨で先ずは土曜日に懇親釣り大会を開催しました。
実はこの地区長懇親釣り大会では、北海道地区発信の『現場セルフ検量』がいわば試験採用されて、「フラシは1ケで、1フラシは最大15枚まで、ただし12kgでカットなので、あまりにも大きいサイズが揃って12kgに到着しそうなら15枚到達前でもそちらが優先、10枚だろうと12枚だろうと量ってチョ」としたレギュレーションが採用されました。
何このことによりフラシは1枚しか必要ないというか、「使えなくなる・不必要」なので、釣り座まで重い嵩張るフラシを何枚も運ぶ必要がなくなります。
なおかつ15枚になったら量って一度フラシを返してリスタートしていくので・・・。
このことは、へら鮒を長時間フラシの中に閉じ込めておく必要がなくなる(フラシの滞在時間が短くなる)ので、へら鮒には良いことになります。
「えーっ、フラシのヘラを放したら、喰いが悪くなるんじゃー」
そうしたことにも配慮して、15枚(30枚一遍になら流石にと地元の方が言ってました)と数を少なめにしたのであるとの説明でした。
実は管理人も一度フラシを返しましたが、それによってアタリが飛んだとか、「隣が放したから割を食った」などの印象は全く感じませんでした。
勿論のこと懇親会ですから「和気あいあい」なので、「そうした側面のもとのレギュレーションの成立」であることは間違いがないのですが、一方で当日は名手が複数揃っている高名な釣り会が例会を行っていましたが、当方の検量方法に不平や不満などは全くなかったと聞き及んでおります。
日研の優勝者が九州地区のT中地区長で80枚超えで、40Kg台の釣果でありました。
一方で高名な会の方も、90枚台でやはり目方は40Kg台だったとのことです。
日研の検量方法では6フラシ目であったといったことで、前5フラシは都度返しているので、へら鮒のストレスは従前からみると軽減されていると思います。
「もっと良き方法が」などご意見は多数あるかと思いますが、現状現行よりも少しでも良くなる方法があればどんどん積極的にそうした方法を取り入れていく勇気と決断力は「放流を支えるべくの『釣り人』そのものの数が減っている」現状を鑑みるに「ざるを得ない」対応と思います。
現在の方法が最終最後の手段であるとの考えをする必要はないので、時代に合わせて周辺機器などの充実度や経済性などを勘案して、「現状の最善策と思われる方法を、兎に角先ずはやってみる」ことは、やらずにあれこれ文句や不平を言っているよりははるかに建設的なのではと思いますが如何でしょうか?
今の日研の本部執行部は、こうした地区の取り組みの吸い上げを兎に角よく励行してくれています。
レスポンスが良いのであります。
時代は大変な速度で進化しております。
今やスマホは当たり前、テレビ電話は距離と時間の枠を超越しました。
孫と話をするのも、いつでも簡単にできるのです。
そうした時代の進化を背景にした、新常識や新標準などは、新たなアイテムを生み出します。
若い人は、積極的に飛びつきます、懐疑的なわれわれ老人組も、「おれはダメ」とばかりは言っていられないのであります。
果たして時代に検量方法が追い付いてはいないかもしれませんが、最先端でなくとも従前よりも一歩でも前に出れているのなら、進化はしていることにはなります。
「まぁー、俺たちの代だけで十分」と考えれば、現状維持とした「実質取り残され」の『退化』モードになってしまっているのかもしれません。
やっちゃえNIKKENN!!
今日は「一歩でも前に進もう」に、日研は積極的に取り組んでいるのだといったことをーーーのココロダー!!
複数を前に下げない良きへら師
遊び釣りのフラシを出すことは以前は当たり前でした、ある日出さない機運が高まり幾人かが出さなくなりました。
そして・・・、出していることが恥ずかしくなる日が来て・・・、ある日出さないことが普通になる日が来ましたとさ。