みなさんおはようございます
昨日日曜日に標記の日研北海道地区主催の秋季へら鮒釣大会が月形皆楽公園沼にて開催されました。
おかげさまで35名の参加を得て大きな事故もなく朝4時半受付から始まった大会も午後2時の閉会式にて、無事に大団円を迎えることになりました。
実は前日の土曜日にプラを行ってみたのですが・・・、というよりも先ずは大会の開催ができ得るのかといったことが、前日の一番の関心でありました。
兎に角、「水位がー」心配の種だったんであります。
特に、前週に弊会の例会があった時には水位が多くて座を決めるのに、ウエーダーが必要でありました。
ので、基本的には秋季大会はウエーダーの使用は禁止(ひざ下の長靴で設置可能な範囲)でありますので、特に「大沼がジャミで酷い」とのことも相まって、小沼頼りの大会運営でありました。
といったことで、全日に新べら会員で、中洲への足場の確保を試み、何とか長靴で中州に侵入できるような細工をしました。
で、前日よりも幾分の減水も相乗効果で、何とか中洲への侵入ができる状況下での開催になりました。
心配していた釣況も、釣る人・釣れた場所はあるもので、大沼の旧ゲートボール場(ステージの向かい側の中洲)の先端手前の小ワンドで優勝者が7K台と時期を鑑みれば「ご立派」クラスの釣果でありました。
またわざわざ土木工事(大袈裟)をしてまで確保した、小沼中洲のポイントからも上位者が出て、特にグラム差7k台で準優勝も出ました。
その他には、大沼ではパーク下などでも上位者が出ましたし、「明日になれば変わるから―」のその通りの釣況となったのでありました。
終日で5cm程の減水傾向が災いして後半は全体に苦しんだようですが、閉会式も少しばかり運営で不手際があったものの、なんとか集合写真も撮って、いつもながらの大会主催の大役は終わりました。
正直、年3回の大会を切り盛りして毎回事ですが、週明けは「何とか無事に終えることができて良かったー」との、達成感によく似た感覚を味わいます。
おそらく、ここ10年近くはこんな感覚で週明けを迎えてきたはずですが、「慣れてるべさー?」「ぜんぜん」なんであります。
運営側に回ってみたらわかりますが、大会前の段取りを少しでも誤ったり、確認が不足したりすると、賞品が届かない(今回がそれでありました。)とかで、参加者の楽しい気分が台無しになります。
そして、そのことは確認を確りと取ってなお、今回のように発生したりするのであります。
入念な準備と、一方で現場サイドで起こった不都合を乗り切る、臨機応変さ。
何よりの平素からのお付き合いを通じて醸成してきた人間関係で、「愛嬌で許してくださいませ」が、一番の切り回しであります、そうした人間関係が「おいおい・・・、まあ仕方がネェーかー」とお目こぼしをいただけるのでありましょう。
昨日の優勝者は弊会の会長M澤でしたが、会のLINEに焼肉の旨かったこと、そしてへら鮒釣と出会いへら仲間ができ、人生にとって大きなものを得たとの主旨の書き込みがありました。
そうなんであります、大会の主旨は勿論のこと「いざ勝負」であります。
一方では大会への初参加の方がK林さん、T倉さん、N幡さんと3名おられました、その方々との新たなお付き合いが始まったのです。
K林さんとはお話はできませんでしたが、楽しい大会になったんでありましょうか?
T倉さんとN幡さんとは釣り座が近かったので、お話ができたので少し距離が縮まったと思っております。
釣果は野釣りですから『時の運』的な要素があります、今回は「3名の新人さん」さてご満足のほどは如何だったのでしょうか?
平素の実力は出たのでしょうか?
ジュニアの菊T君も、パーク下に移動して頑張ってました。
でも、どうでしょう、こうした場がどこにもなかったら・・・。
コロナ禍で、2年間大会がありませんでした、10年ほど前までは春季大会がなくなってました(私が地区長になってから復活)。
実は『場がある』ことが、喜ばしいことなんであると知っているから信じているから、日研北海道地区は新べらクラブはこうした活動を続けているのです、それが原動力になって・・・。
3名の新人さんが、いつかベテランの域になった時に、果たして今立っている日研の側に立って大会を運営し、切りまわす。
へらを釣続けて行けば、そんな立場にもなり得るのです、そして今の新べらクラブの立ち位置に、多くの先輩が立っていました、これも忘れてはいけません。
井戸を掘った人がいるから、その水を飲めるのです、
今その潤いを甘受している者には、枯れないように確りとその井戸を手入れし、次代に渡す責務があるのです。
大会に参加して楽しい・・・、その先を少しでも見ることができるなら、見ようとするなら、あなたは次代を担う素材であります。
管理人も63歳になりました、25歳で日研に入会し夢中で駆け抜けてきました。
若いころは運営や裏方のことなんて考えたことなんて全くありません。
ただただ、自分の成績や周りの評価を上げる(上手いって言われたいのは人情です)ことに・・・。
いいんです、ただいつかは自分が先頭に立って「今度は楽しませる」役をしなければならなくなる。
肝心なのは、その時が来た時に確りとそれができるように、今現役で運営をしている人の姿をよく見ておくことです。
ジュニアの菊T君にも彼のフラシ検量の際に言いました、「いいかい、君は将来こちらの側を担当することになる、だから確りと説明しながらやるからよく見ておいて」。
日研の仕事って、会に入るってことって、「自由にやりたい」のでとよく断られます。
勿論のこと、尊重しますし、反論もしません「そうですか」であります。
ただ、へら鮒釣愛好者全員がそんな風になったら、「場」はだれが作るのでしょうか?
当然ですが、主催側に立ったら「自由にやりたい」は無理であります。
大会のスタート順も「いつも俺クジ運が悪くって一番最後なんだよなー」とか「早く呼ばれたためしがない」とか聞きます。
「大丈夫ですよー」運営側は全員がスタートしてから、後片付けをして「たばこの吸い殻が落ちていまいか」の確認までして、さらには写真を撮って参加者の入釣状況を確認して・・・。
それでも今回の優勝者は大会委員長であります。
もし彼が「あと1枚足りなくって優勝を逃したとして」、一切の愚痴や言い訳などあり得ません。
自ら進んで運営側の先頭に立って、大会を切り盛りしていればこそそうした覚悟の上に立って、その大役を引き受けているからであります。
だから、より優勝の価値は大きいのであります。
表彰式に先立って、管理人は運営側なので成績は知り得ておりました、ご時世をにもかかわらず、固い握手と祝福を申し上げたのは、思わずでありました。
「場」があることの幸せ、今日は舞台裏を暴露するのココロダー
なお、今週末は全国地区長会議で、群馬県の三名湖へ2泊3日の出張であります。
全国の放流の骨子がこの会議で決まります。
で、日曜日に会議があるのですが、先だって「全国から集まるから釣でもやんべー」はへら師ならではであります。
土曜日は、80kg台の釣果もある三名湖で釣りをします。
釣り具は昨日大会が終わってから速攻で点検補充をして送りました。
今回の「場」は、完全にお客さんで参加する立場であります。
土曜日はそのご提供いただける「場」をせいぜい楽しんで、翌日の日曜日の難しい話も、これまた楽しみつつ確りと放流量を確保できるように頑張ってきます。
三名湖で釣りをしている写真をUPしたいのですが、上手くできるのか心配です。
タイムリーにはならないかもしれませんが、乞うご期待のココロダー
あとで少しだけ実験してみます。変なことになったらごめんなさいませー