みなさんこんにちは
前回の書き込みは浦臼新沼の例会についてを申し上げましたが、実は昨夜今回の同例会で優勝した会友F氏から電話が入って
「書きこみ見ました、で私のポイントは20度ほどの水温でしたー」との内容だったんであります。
優勝した同氏の例会後のヒーローインタビューでは、「へらは薄くて当たり無い系だったけど、喰いは渋くはなくほとんどは消し込むような当たりばかりだった」とのことでしたが、2位の会員は「超喰い渋りで、いるけど喰わない状況」、また管理人も「基本いなかったけど、いたときは激喰い渋り」だったのです。
他の会員もほぼ喰い渋りとの印象だったようです。
水温と食い気の関係はかなり密接です、春の浅場などで水温上昇とともに食いが立つなんてことは、へら師ならば全員が経験したことがあるはずです。
といったことで、この新沼の怪については図らずも解に近くなってきているように思っております。
例会場所は、本当にその釣り場を理解するには事前と事後の釣況をセットで確認すると・・・、将棋なら感想戦が恐らくは例会後のヒーローインタビューや意見交換であり、自宅に帰って一人初手から並べていくことは、更なる研究を深める意味においては非常に重要な要素になるはずです。
管理人の最終目標はへら鮒釣を極めて見たいので”す。
この新沼の怪については、今後ある程度の時間と手間をかけて、しっかりと『解』へ進んでみたいのです。
今にしてですが、思えば水草が繁茂しなくなった頃と、三浦大橋の建設がリンクしていたように感じます。
主たる原因のどうなのかは一釣り人如きでは、その検証はできようもありません。
「難癖付けるんかい」とのお叱りもあるやもしれませんので、小物の戯言なのでお目こぼしを願います。
原因のどうあれ、結果は菱藻が消えた!この一点は確かであり、動かしようのない事実であります。
そしてその原因の特定はセンシティブな要素があり、また複合した要素なども考えられるので、非専門家であるところの一釣り人の私見などは”見立て違いに違いありません”。
ただねー、どんなに検証が間違っていても、結果がそれに伴いさえすれば、というか有態に言わば、へら鮒が釣れれば、釣れるところが事前に分かれば、これはこれでへら師としての本懐は達成されるわけであります。
もっと平たく申し上げるならば、「水温分布を正確に把握できれば、ある程度のへら鮒の行動範囲もまた正確に把握でき得る」なんてことになりますか。
前日に試釣をするのではなく、水温計をもって徘徊する・・・、そんな将来の例会が垣間見える気がします。
ただ所詮は生き物故、その時候の最適水温がどのくらいなのかはこれまたセンシティブな部分なので、これまでの例会の優勝記録や、今後の釣果の具合などを水温の測定と重ね合わせることを続ければ、”へら鮒釣り的『新沼の怪』の解”が導き出せるそんな気がしてる今日この頃のココロダー