2021年10月18日(月)18時28分19秒
皆さんこんばんは
夕刻になって、「そういえば」といったことで仕掛けの作成とハリス結びをしようと思い立ちました。
で、いろいろと用意をしているとふと「みんなはどんな風に作っているのかなー」としたことを思い書込みに至りました。
師匠の金言に「仕掛けは上から作っておけ」があります。
これは、普通は仕掛けを作るときにある程度の長さ(竿プラス15cmほど)に切ってから作り始める人が大多数だと思いますが、昨今では15cmの仕掛け巻きにぐるぐる巻いて、割る2で1尺単位(15尺なら30回とプラスアルファ)で作る人もいるようであります。
OKなのでありますが、これだと道糸がトラブった時のことを鑑みるとその長さに合わせたものを最低でも1つは作っておかなければならず、竿を5本持っていく人は、例会などを考慮すると5組必要になります。
しかも、トラブルは1度とは限りません2度とも限りません、もっと言えば2度あることは3・・・。
空が落ちてこないかと心配した杞憂並みのそれになりますが、兎に角トラブルとは続けざまに起こることがあるある探検隊なのであります。
そこで、管理人は師匠の金言を進化させて現在に至っております。
写真は前後しますが、写真3が管理人のへらバックの中の仕掛けケースに入っている道糸群であります。
これは毎回の釣行時に必ず全部を持参しております。
大型必至の例会時に、劇渋りで小型しか釣れない、そんな例会もあります。
一方では、逆のこともあるはずです。
何より、全部持って行っても荷物は知れており、持っている安心感には代えがたいものがあるのであります(開いててよかったー)。
同じ太さが重複しているのは、巻きが残り少なくなっているので新しいものを入れているのであります。
おっと、「上から作れ」でありました。
手持ちの糸で一番太い糸といったことで、リールに巻いている道糸を使ってデモを作ったのが写真1であります(一番外側のみトンボを作ってわかり良いように作っておりますが以下の2セットにもトンボを作っておくことは言うまでもありません、またできるだけ分かり良いようにと、トンボの糸は太くなっております、因みにトンボ糸は、刺繍糸(100均)を使っており、この刺繍糸は6本で一本になっているので、チチワを外すための糸と底の目安になる糸(トンボ)はバラして1本で、ウキ止めとウレタンパイプ止めは3本で)。
それでも道糸の存在はよくわからないと思いますが、兎に角、まっさらな道糸にまずは竿尻になる部品であるウレタンパイプを通します。
お次はウキゴムドメで、松葉式の方はこれが松葉になるだけであります。
で、またウレタンパイプとウキゴムを通し、また・・・。
基本的に管理人は作るときは3セット単位で作っております。
ここまで書き進めると、「合点!」とした方も少なくないはずですが、一応書き進めますと師匠の金言では、これを1組で作っておき、トラブルが発生したら、即座に取り出して、まずは頭のチチワを写真2のように取り付けて、竿の長さに合わせてチョッキン、後は管理人なら丸環を付けて、ハリスを取り付け、前回までにお話しした方法で餌落ちメモリの取れている錘とウキを取り付けて・・・、おっと餌を忘れたらあきませんよ(宙釣ならそのまま、底釣りなら底取が必要ですが)、それもつけてはい何事もなかったように再開できるのであります。
仕掛けを頭から作っておけば、無駄が出ません、しかも長さは現地で合わせて切るだけなので、何尺でも用意するのは一つだけであります。
管理人の進化は、これを3セット繋げた状態で作っておき(一応念のため管理人は1ヒロを基準にチチワからウキドメゴムまでを1ヒロウレタンパイプまでを1ヒロ以下第2仕掛けも第3仕掛けも同様に作りますが、基本的に誘導式なので竿に合わせて動かして切るだけであります。)、「また切れた」には今度はチチワを現地で結んでまた、前述を繰り返し「なんとまたまた切れた」には、前述・・・しつこい失礼いたしました。
この進化バージョンが、できたのはJr諸君の存在が大きいのであります。
「スギちゃーん」、大体は甘い声の時にそうしたことは発生します「道糸切れちゃったー」、でこんな子を最大で5名一度に見なければならないとしたら、件の発生率は一様ではあるとしても、掛ける5ですから、3人一度になんてーことは結構な頻度であったのであります。
しかも、将来の竿捌きを思うと安易に丈夫だからと太い道糸を使わせるのは、管理人の性格上「イヤ」でありました。
いやらしい話になりますが、他方ではこの辺の金額的な負担は一手に管理人が引き受けておりましたので、当然のこと無駄な出費は避けたく(要はケチりたい)、ガラガラポンで進化バージョンが出来上がったのであります。
また、この進化バージョンは釣り場で声がけした子供たちに仕掛けを作ってやるようなときにも、大変に簡便な方法として「使える」のであります。
因みに、現在会員のなっているアッキさんご夫妻と初めて出会った日にも、最後にこの仕掛けを仕立てて釣ってもらったのであります(「子ども扱いかー」失礼いたしました)。
さて、この文章力と拙い写真で、果たして管理人の大師匠の金言が伝わったのかー、今流行りのユーチューブなら伝わり易いのでしょうが、その方法は管理人程度のPC知識では無理な話であり、なんとも忸怩たるものがあります。
上手く伝わったかは不明ながら、俺は「こんなんでました」のココロダー