2020年 9月14日(月)07時04分7秒
みなさんおはようございます
まずは土曜日ですが、ゆっくりとした始動でパンとコーヒーのいつもの朝食をとり、さて車に乗ったもののノープランであります。
「中津湖か茨戸・・・」豊平川を運転席側の車窓に流しながら、”集めて早し”彼らと同じように低きに流れる当てもなき・・・。
なんとなく石狩街道に入ってそのまま・・・、気付けばガトキン向かいの焼き肉屋前駐車場に車頭を突っ込んだのが午前9時ころだったか。
ノープランはノープラン、前日の深酒の主因になる心のひっかかりで、気持ちが乗っていない状態のまま、車を生振大橋へ、先釣者がおりほんの少しの時間背後霊をさせていただいたものの、なんとなく「今日は一人で車の音がしないところを」の気分で、馬牧場のオンドマリへ・・・。
ここは春の好ポイントなのだが、実はそのポイントになっているワンドの手前は意外なほど水深があり、過去に何度か竿は出したことがあるポイントだ。
ウエーダ―の着用さえ面倒だったので、長靴で座を決めることにしたのだが、久しぶりすぎて深くなっているポイントが解らなくなっていた、まずは16尺を継ぎ、長靴でギリの状況からタチを取ってみると1.5本弱のポイントを見つけた。
平時の水深ならば長靴でもあと2m近くは前に出れるはずなので、記憶の2本強とは合点はいったことで、釣り座を決めスタートすることにした。
写真の時系列ではこの時10時少し前であった。
写真1の一枚目は10時44分だが、釣れる3分前までは「やめようかな」との気持ちが首をもたげるほどのウグイ地獄であった。
ただこのへらは、美しくまた大き(尺上)かった、結局終日ウグイは悩ましかったが、それでも竿を置いた午後2時半過ぎで14枚、尺絡みが4枚であった。
極端に小ぶりの6寸台は皆無だったが、7寸のへらが多かった。
DAY2、連続のノープランで気付けば同じ場所に座を構えていた、午前9時と2日連続の重役出勤である。
で、前日の長靴との違いを知りたくて、ウエーダーをはいて座を構えることにした、と言ってもひざ上のところからつま先下がりで、「あっここここ」過去の記憶と合致する地底の形状で釣台をセットし、18尺を継いだ。
ウグイが強烈なことは分かっていたので、前にも出てるしここは短竿が自然な選択なのだが、下がっているテンションに鞭打つ意味で敢えての選択であった。
左手の奥には遠くボートの方が3名、「奥のワンドの、”平場からの落ち込み”を狙って」当て推量だが、恐らくそんなに的を外していないのでは?「まあ勝手な推量なれどもし当たっているのなら狙いは一緒」、呉越同舟、まっおいらは舟じゃないけど・・・、『ぬしらは~♪ふねでー、おいらは陸で~、ごえつ~どうしゅうー、意図の舟~♪』心中都都逸を唸って「がんばりましょうね」と、心の中でエールを送ったのが9時10分。
写真2枚目は9時16分34cm、口開けはあまりに唐突に最高の形でなされた・・・。
で、午前11時半過ぎ生振大橋の→端に座を構えているから恐ろしい。
先釣でアッキさんが入っていたので、合流したのだが、先ほどまで座っていたポイントはとにかく寒い、追加が7~8寸ほどが1枚との寒さもあるが、南風が背中から背骨の間を通るように吹き抜けるので前日同様にウグイが酷かったこともあり、人の温かみに暖を求めての移動でありました。
で、午後4時過ぎまで打ってへら肌の暖を1枚、人肌のそれをカウントしきれないほど頂戴し帰りしなに、ゴルフ場オンドマリや馬牧場・・・、「あっ本当だ馬来た!!」。
ポイントの名前の由来を説明する手間を省く彼らの出現もあり、最後に馬肌までいただきすっかり温まった1日になりました。
仲間を含めた、釣りのある環境、出来る環境、自身を含めた今の世代だけが享受できれば後は野となれ山となれ・・・。
61歳、今まで以上にもっと真剣に後世に伝える具体的な活動を心に誓った、自宅駐車場に到着するととっぷりと暮れていた久しぶりの残業のココロダー。