一つわかりやすい例を出そう。
レックウザ戦がもう始まる時に、こちらの集合は諸事情でやや遅れたとする。まずマンムーが自陣吹き抜けの左下を進み、安全を確保した。ここらブッシュチェックをしながら歩を進めていきたい。
そこで、レックウザピット左手前のブッシュに地震で入る。……クリアー。
次にそこから少し真下へと向かい、ジャンプ台の飛び先に氷柱を撃つ。……クリアー。
これで味方はほっと胸をなでおろして進めるね。1つの役割を遂行できた。
一応ここまでは馬力でも同じ手順ができる。でもここからが違う。
次にレックウザピット左手前ブッシュから、右隣のブッシュへ氷柱を撃つ。……ヒット!相手は左へと下がった。しかしここで飛び込んでは袋だたき確定だからまだ行けない。
とはいえ、この右ブッシュまで見えたらもう敵のだいたいの位置が見えてくる。その奥の吹き抜けの上下、敵ジャンプ台の飛び先がマンムーの範囲だ。
ここでマンムーはピット真下、ブッシュのあいだを下へ進み、次は敵ジャンプ台の飛び先ブッシュへ地震をする。……クリアー。つまりあとは吹き抜け下だ!
すかさずそこへ氷柱を撃つ。……ヒット!もう位置は見えたぞ!さあ相手が来るなら行こう!来ないなら次の技まで待とう!ここまでで位置把握の役割は完遂だ!
十分な視界情報とダメージ蓄積、味方の行進が安全に進められたアドバンテージは大きい!
……このように、壁抜けできることやブッシュを渡れること、氷柱と切り離して使う立ち回りを自然と身に付けられることが、レックウザででも大いに活きてくる。氷柱馬力がまず念頭にあると、これができない。だから氷柱地震はレックウザ戦で最も柔軟かつ信頼できる進み方を行える構成と言えるだろう。
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