>> 49
潜水艇のことを書いたら、世界をとんでもない事故が騒がせた。
以前もこういうことがあったが、もしや私は預言者になれるかもしれない・・・・
たかが200mとはいえ、観光用潜水艇(Hawaiiや、Florida, カリブ海のリゾート地にある)では潜れない深度の圧力をデモンストレィションするために、搭乗前に発砲スティロールのカップを渡され、そこにイラストを描いて、潜水艇の前についているバスケットに入れて深海に持って行って、圧力でどうなるかという遊びに参加して、その時のカップが、まだ書斎の片隅に転がっていた。
こうなった。
まあ当たり前のこと。10メートル潜る毎に、大気圧1気圧と同じ圧力が加算される。200mなら21気圧。
今回のSubmersibleが圧壊したのが、3000メートルとされているから、300気圧程だ。発砲スティロールは、構造上、空気が中に入っているから特に圧力で圧縮されやすい。
今回の事故は聞けば聞くほど、杜撰な安全管理、耐用限界を考えない、およそエンジニアリングとは思えない不手際が原因のようだ。まあそうはいっても、スぺイスシャトルが、爆発したり、大気圏突入時に燃え尽きるような事故を私たちは目撃した。技術の更にその先を目指す時には、付き物と言えるだろうが、今回のは管理者が余りにも楽観的過ぎる。
いくら「Waver=免責」に同意しているといっても、今回のように「間違った情報が与えられている」場合は無効とするのが当然ではないだろうか?
弁護士の腕の見せ所だと思う。
お得意の「論理のひん曲げ」ではなく、後世のために先端技術の安全性という観点から、正しい先例を築いてほしい。
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