一応うちの国は、2035年をもって内燃機エンジン搭載車の販売を終了させると宣言しています。
それを批准した州が今、7つです。このままいくと、多分その成否を目撃することになると思っています。
その時、運転中の内燃エンジン搭載車は、多分高額の税金を課せられると思います。
ハイブリッドと言いましたが、現行の電気自動車全体に対する危惧でもあります。
まず大前提として、化石燃料枯渇問題(将来の世代の為に私たちの世代で地球のストックを枯渇させるのはエゴだと思います)から、内燃機エンジンを廃止することは、Matter of time, not matter of if(それが起りえるかではなく、何時起こるだけが問題)と考えています。
しかし、ハイブリッドはおろか、100%電気自動車でもゼロエミッションにはならないという矛盾があります。電気をどうやって作るかの問題ですね。
現在の核融合は、恒星内部の状態(超高温超高圧)を地上でつくろうとしているから、効率が問題になります。でも、ここに物理学のタブーとされる「常温核融合」という技術的可能性があるのですね。
といって、これまで、常温で核融合ができたという報告はすべて「ガセ」です。どころか、何度も、科学界のスキャンダルになっています。世界のトップ科学雑誌が、「天才現る」と掲示したものの、すべて「捏造」でした。
ただ、現在の我々の科学知識はまだまだ限られています。何かのブレイクスルーが出てこないとも限りません。それが出てこなければ、人類の進歩は止まり、あと100年ほどで、滅びることでしょう・・・
さて、ディーゼルも「必要悪」「過渡期の産物」と割り切って。
ヨーロッパは6割がディーゼル、ガソリンは4割弱になっていますが、まず、煤煙=PM2.5の問題がありませんか? いくらエンジン以降の処理システムで除去できるといっても、所詮出てくる機構がディーゼルにとって内在的な限り、技術的には解決とは言えません。そして、たとえ除去装置があっても、走行状態によっては、除去は完璧にはいきませんね。
私のGTIは、直噴高圧縮なので、ディーゼル的な性格もあり、低速で1500回転を割ると、ディーゼルのようなからから音、ブルブル振動、そして煤が出ます。毎日90%の時間を信号もないフリーウェイ走行でも、エキゾーストパイプの出口付近は真っ黒、ギャラージは、煤臭いです。低回転走行は極めて苦手ですね。USも、大都会では渋滞は当たり前になってきました。日本に30年遅れて、人口高密度化、土地価バブルが進行中です。日本も、都会的交通だと、ディーゼルには辛くないですか?
もう一つ象徴的なのが、レンタカーで、レンタカーでディーゼルを選べるところはUSにはほぼありません。もし、ディーゼルが例えばエコノミカルであるなら、真っ先にレンタカー業界がシフトすると思います。
とはいえ、最近のディーゼルの進歩は凄いですし(MAZDAなんか、最近技術的に最先端のように思えます)、機会があれば、乗ってみたいですね。
>内燃機エンジンを廃止することは、Matter of time, not matter of if(それが起りえるかではなく、何時起こるだけが問題)と考えています。
TOYOTAは内燃機エンジンを残す方向で動いているんじゃないかな。
現状のミライは水素を酸素と水に分解することで生じる電気でモーターを動かしていますが
開発中のものは水素そのものを爆発させてピストンを動かす内燃機エンジンの車両。
レースを見た?ので出来上がってはいるんだと思いますけど。
コスト面、量産化計画に目途がつけば近々販売されるでしょうね。
エンジンメーカーの仕事も創出出来ますし。
まあ問題は液体水素をどのように効率よく製造するかという問題はついて回りますが。
>最近のディーゼルの進歩は凄いですし(MAZDAなんか、最近技術的に最先端のように思えます)、機会があれば、乗ってみたいですね。
廃棄ガスの臭いもほぼ感じないし触媒もかなり進歩したんではないですかね。知らんけど(笑)
尿素(アドブルー)の劇的な進化なんてのがあればいいですけどね。現状でもかなりのものらしいですけど。
これはSkyActiveに乗った感想です。