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桜門体育学会事務局
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競技レベル別ではこのような結果になりましたが、これが男女別ではどのような結果になるのか知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
本研究では競技レベル別に調査をしたため、男女別で優位な差が認められるかについては確かではありませんが、全体的に男子選手の方が食事に対する意識が高く食行動を選択しているように感じました。おそらく男子選手の方がフィジカルトレーニングを実施している学生が多いと思われるので、栄養に関する関心が高いと思われます。
食行動がパフォーマンスを上げることに重要なことが分かりましたが、その他の睡眠などと比べると食事はどのくらい重要なのか知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
睡眠も食事と同じく、競技スポーツの競技力向上のためには必要不可欠な要素だと考えられます。本研究では睡眠の重要性に関わる調査は行っていませんが、食行動と同様にコンディショニングという点で重要な要素だと思われます。
競技レベル別で上位群・下位群と分けられていますが,イメージ的に競技レベルが高いほど,管理栄養士からの栄養サポートの機会も多くあるのではないかと思います。栄養サポートを受けたことがあるならば,食行動に対する意識も高くなりそうですが,管理栄養士からの栄養サポートを受けたことがあるなどの質問項目はありますか?
ご質問ありがとうございます。
競技レベル別にみた大学生になってからの普段と試合前一週間の食行動について質問した13項目の中の1つに、「大学生になってから個人的に栄養士によるサポートを受けたことがある」という質問項目があります。統計処理の結果、有意な傾向は認められませんでしたが、上位群の方が下位群よりも多い人数の学生が栄養士によるサポートを受けていることが分かりました。
上位群の選手は食事意識が強いと報告されていますが、彼らが食事に対して意識するようになった時期などは調査しましたか?また調査したのであれば結果を知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
本研究では、競技レベル上位群の大学フェンシング選手がいつ頃から食行動を意識し始めたかについては調査をしていません。しかし、競技レベル上位群の方が下位群に比べ食行動に対する意識が、高いことは明らかになったので競技戦績の伸びた時期に関係があるのではないかと思われます。
競技レベル上位群の方が下位群よりも間食を摂る場合にはタイミングと内容を意識していたとありますが、上位群の方はどのようなタイミングなのか、その内容の具体的ものは明らかになりましたか?
ご質問ありがとうございます。
「間食を摂る場合にはタイミングと内容を意識している」に関しては、その間食の具体的内容や、タイミングに関する詳しいところまでは調査していません。しかし、競技レベル上位群の方が意識していたことが明らかになったので、間食についてはコンディショニングの一環として捉えていることが考えられるので、普段であれば練習前後やトレーニング中などが挙げられるのではないかと考えています。