ななしのひと
2019/03/24 (日) 23:55:04
5ac29@82d30
1話から見直してる人が多いそうだけどご他聞にもれず自分もです。
つかこのところ放送見た後は毎回なんですが…すでに何回見たでしょうか。
「すでに完結した作品」になっていない貴重なリアタイ視聴、残されたこの時間もあとわずか…。
ワカバとりりのいきさつを知ってから見ると、これまでのあらゆる描写が全く違って響きますね。
最初に1話を見たころは、ほぼ同人版と一緒やな、ラブコメ要素は唐突やな、謎解きメインになるとちょっと好みじゃないかも、なんて、やや距離をおいてたなあなんて思い出したりして。
みごとに全部ひっくり返りましたが!!
5話のりつねぇの、「みどりちゃんを見つけたとき一目でこの子を育てるためにここに来たんだと思った」なんてセリフも、11話を見てからだとそういうことなのかなと思ったり。
初見ではさらっと見過ごしてしまう何気ない描写やセリフに物語全体を支えるような意味や思いが込められていて、見返すたびにどんどん作品やキャラに対しての愛情が深まっていくのが実感できて胸が苦しい…。
(そして多分12話を見た後はまた更に違う思いで見ることになるでしょう。早く見たいという気持ちもありつつ、あと2週間くらい反芻する時間が欲しい、終わりが来るのちょっと待ってほしいという気持ちも!)
あー、完結してから見ようとか騒動関係でちょっと引いてる人たちに、今からでもいいから見てくれと叫びたい!!!これを現在進行形で見る喜びを!!!
後になって見ても魅力は色あせないと思いますが、この、物語という旅を登場人物と共にしているという感覚をスルーするのはもったいなさすぎる…。
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で思うのは、りく、りょう、りょくの3人があまりにキャラが立っていて、ここまでちょっとしか登場してないのがもったいなさすぎるなあと。話がここまで密度が濃いと3人に割く尺がなかなかとれなのはわかるし12話で何かしら描写されるとは思うのですが、2クールあったら絶対もうちょっと描写されるポジションだよなあもったいないなあって。
いや、3人のことだけじゃなく、どの要素にしてもみっちりキツキツで、いくらでも補足描写できるよなあって。いや、十分にサービス満点の作りになってるのはわかるんですが。
そういう高密度で駆け抜けていく流星のような輝きが本作の魅力の一側面なのかもしれないけど、
惚れ込んでしまった身としては、もっとこの子たちを見ていたい、この世界に浸っていたい、いっぱい掘り下げてほしいという気持ちも偽らざる気持ちなのです。
あと24分しかないなんて、嗚呼…。
>>裏姉妹の活躍を見たい、いやもっと続きを見てみたい!
そういう人のために「二次創作」はあるんやで。
イラストやマンガに描くも良し、SSを書くも良し、
ゲームを作ったり、ファンアート(グッズ)というのもある。
幸いここには「語り合える仲間」も居るからね👍
やってみたいですね。
まずは本編での描写をすべて見てからだぜと思うので、12話でどのくらい出してくれるのか期待してるのです。あと一回戦って終わるみたいなことを言ってたから出番はあると思うのです…が、
なにしろあと一回で語られるだろう要素がてんこもりなのでどのくらいになるやら。
あー、今から12話が2時間スペシャルになんないかなー。
逆にワカバとりりについては、今回の描写だけで全編の印象を塗り替えるほど深まったのはやっぱすごいです。
ある意味種明かし回で、たくさんの伏線回収を責務としながらけして説明的に感じさせず、間違いなくストーリーの核たる思いをこちらの心にぶっ刺してくれました。
特に最後の20秒のほんの数枚の影絵、これだけで、りりのわかばへの思いが、その決意が、痛いほどに伝わりました。あんなん泣くわ。
そういえば、空想世界のSF的説明って難しい専門用語や造語をいっぱい使いがちになるものだけど、
「ケムリクサ」というターム以外はほぼ平易な文言でやっている手腕もちょっとびっくりなんですよね。
『何を描くか』とともに『何を使って、どう描くか』という創作の両輪が卓越している…。ちょっと怖いくらいです。
今日も見返しているケムリクサ。
あかむしやヌシ戦を見て、「4話のヌシはシロだったんだよなあ、ぬしじかなぬしぞうかな」とか、
「前に倒されたというヌシもタガメ型のやつもみんなそうだったってことだよなあ」とか、「あかむしたちもシロたちの仲間だったのかなあ、8話で停止していったシロの仲間のように煙の命令より船長の命令が好き、生きがいって思っていたのかなあ」…などとつらつら思ってまた涙を流したのでした。
あと、配信版とかはCMや提供が入ってないんだろうなと思いをはせてみる。
12話のアバンラストの「帰ってきた、おーい」暗転からの「わかば!」で え!?ってなって「この番組は…」で切られ、CM明けまでぐおおおおってなるあの感覚は味わえないのかあと、そういう間まで含めての地上波の初視聴体験をちょっとうれしく思ったり。