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P-51D-30 / 740

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名前なし 2020/02/22 (土) 18:10:47 修正 75cf6@8bfed >> 735

それを言うとアクタン・ゼロも二十一型だし、ムスタングもD-30じゃないのであくまでも参考情報にしかならないデータだから、機体単体のデータと言うよりも傾向として見てもらえれば。Fw190の例に関しては、おそらくはプロペラ効率と空気抵抗の問題が大きいと思う。一旦零戦やスピットから離れてしまうんだけど、日本で輸入したFw190(4t、1700hp)と疾風(3.9t、1800hpもしくは出力制限中1650hp?)、鹵獲P-51C(4t、1700hp)の比較を抜き出すと、高度6000mで出足が最も速かったのがFw190で3分後にP-51がこれを抜き、テスト終了時にはFw190と疾風が並んだとあるね。低速域のほうが空気抵抗の与える影響が小さいことを考えると、BMW801のせいで前面抵抗面積が大きいFw190はプロペラの性能かその他要因で出足に勝ったけど、速度域が高くなるにつれて空力的に有利なP-51と疾風のほうが有利になったということだと思う。つまり、Fw190の優れた加速力に関しては、抵抗、馬力だけではない要因(一番大きそうなのはプロペラ効率だとおもう)が大いに起因してると思うから、出足が優れるということではないかな。ここまで書くと↑↑で自分が「重量の影響は大きいよ」と書いたのが非常に大雑把なのがバレてしまうんだけど、本来の加速性能を推測するのであれば高度・速度域を限定した上で、馬力・重量・抵抗・プロペラの性能なんかも加味しなきゃいけないからすごく複雑。理論的な捉え方と言っても、推力はプロペラが作り、プロペラの回転数はどの程度で、その回転を生むエンジンの馬力は...速度域と高度による抗力の変化は...といろんな要因が絡んでくるので、一口に言うのは難しいと思う。でも、それなら何故重量が大事と言ったのかというと、物体を運動させるための力が確実に減るから。あとは、推力周りで言えばプロペラの理論ピッチと有効ピッチを速度帯ごとにグラフにしたものとかがアレば分かりやすいと思う。

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