MK103に対してMk108は3分の1近い重量の上に倍近い連射速度があるのよ。とりあえずMk108より圧倒的に巨大なMk103がスペース的に4門収まるかを考慮せずにねじ込んだとして、銃だけで+348kgもの重量増加、反動に耐えるための構造強化でさらに重量増加、重量バランスを取るためにバラストで重量増加、さらに弾薬も弾頭サイズは大差ないのに薬莢が巨大化するので搭載量減&重量増加、そのくせ投射量は半減と、初速を得るために失うものが多すぎる。地上攻撃を考慮するならMk103の徹甲弾の貫通力は魅力的だけど、対空用途では30ミリなら榴弾があれば十分だった訳で、実用迎撃機としての選択肢には入らなかったんじゃないかな。
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