109のエンジンは「恒速(定速)可変ピッチ」って仕様になっててプロペラが蹴る風の量をプロペラ自体の回転速度じゃなくてプロペラピッチの大きさで調整するようになってるのね(戦中以降はまずこのタイプ) これを適切に調整してくれるのがMEC時のオートシステムなんだけれども、飛行中にこれを切ってピッチを無理に上げてしまうと、プロペラが正面から吹いてくる風に負けて勝手に回っちゃうのよ。そうするとプロペラと一緒にエンジンシャフトが過回転を起こしてしまって限界を超えて折れちゃうの。(エンジンごと破損するのかシャフトが折れるだけなのかは載ってなかった)
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