まず一点訂正を。自動空戦フラップは基本操縦桿の頭についているボタン(と操縦系腕比変更装置)でオンオフが可能ですので取り外したりはしません。そのうえでお答えすると、フラップはGがかかると出る、速度が出るとフラップがしまわれるようになっており常にGがかかる旋回を続けていると必要以上に速度が下がり、水平飛行に移行しても速度が遅いですからなかなかフラップがしまわれずにダッシュが送れるんです。その点を指して嫌がる人がいたのだと思われます。惑星で有効かはちょっとわかりませんが、Gに応じての出方とスピードが釣り合う速度域ではある程度有効かもしれません。逆に低速では抵抗となるので不利になる可能性が高いです。
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成る程そういう機構なのですね。私は自家用車は自分の好きなタイミングで変則できるMTが好きで、坂道等で意図しない変速(少し増速したかっただけなのにキックダウンするな!!)するATが嫌いなのでそんな感じですかね。自分でコントロールできる余裕のあるパイロットは意図しない変なタイミングでの変速(フラップ操作)を嫌うというのは判る話です。史実では操作する余裕のない新人、惑星ならフラップ操作まで気が回らない初心者には有効かもしれませんね
木主さんATの意図しない変速が煩わしいとはなかなかの変態ですな(笑)フラップが出過ぎて自分の意図しない挙動が起きるなんてことはあったかもしれないですね。慣れない新人にとっては補佐してくれるのと同時に曲げ加減を誤って速度を落とし過ぎることはどうもあったように聴いています。ただ記憶違いでなければ、紫電一一に自動フラップ付けたときの試験でのテスパイの方、特別不満を述べてはいなかったようなんですよね。実際のところどうだったのか気になりますね
俺も変なタイミングで変速するからATが嫌いです。フラップが同じ様に意図しないタイミングで動いたらキレる自信があるわ
AT嫌いが他にもいてうれしいですな。自分も、意図しないタイミングでキックダウンしたり逆に加速したいときにキックダウンしなくて加速が遅れたりと思うようにいかないATはあまり好きじゃない。最近MTからATに乗り換えて、「ATにシフトチェンジを促すアクセルワーク」をそれはそれで奥深く感じるようになったけど、やっぱり自分の意志でギアを決められるMTが恋しくなる
自動空戦フラップを嫌うベテランパイロットってまさにこの感覚なんだろうな。そりゃ嫌がるパイロットが居たのも分かるわ
一応擁護ですが、自動空戦フラップの問題点は使用時にかなり速度が落ちることとされていますね。基本的に搭乗員からはいつもより旋回の内側に入れたことや失速近くまで安定して振り回せたことなど肯定的に捉えていたようです。烈風にも搭載予定でしたしそれなりの効果はあったと思われます。ただ坂井さんが紫電改に乗っていた時期は短いこと、そもそも紫電改を扱った部隊がすくないため、よい面悪い面を論じきれるだけ資料が豊富でないことに注意したほうがよさそうです