当時の人たちが終結宣言したところで、その宣言が普通に破られることを、未来の我々は知ってるんだから、そこを一週間で終わったと表現するのは、明らかに分かってて嘘言ってるってことになるよね。それにあなたは「革命前は関税なかった」と言ってたんだよ。それもやはり嘘って事になるよね。やっぱりありましたって自分で認めてる。今さら苦しい言い訳してるけど、そもそもなんでこんな嘘つく必要あったんだろう?? ロシアの国益とウクライナ人のEU指向が衝突してるってのが、まさにこの問題の本質で、ウクライナ人からすれば、プーチンってのはEUへ近づこうとする自分たちをいじめる悪玉でしかないってことなんだ。ロシアにどんなに言い分があろうと、ウクライナ国民からすれば、ヘイトが貯まるだけでしかないってことなんだよね。この時点でもう外交的にプーチンは負け路線に突入しちゃってる。ウクライナ国民の心をロシアに寄せなきゃならないのに、それをやるとロシアの国益が毀損すると考えてるっていう、二率相反で自分の外交の選択肢を縛ってしまってるからね。対するEUはウクライナ国民の指向と、EUの利益がおおむね合致してるっていう、勝ちルートに入ってる。そしてEUの支援とロシアの支援に対するウクライナ国民のリアクションの差は、それまでのEUとロシアの行いの差でしかない。どっちの対応がウクライナ国民に支持されて、最終的にウクライナ国民は、EUとロシア、どっち選びましたか?って話しなんだ。EU選びましたよねって。もう答え出てるじゃんって。EUの外交姿勢がウクライナに対しては正解で、ロシアは間違ってたって答え合わせがもう出来ちゃってる。なんでそんな結果になったかといえば、単純でプーチンはウクライナに対して、ろくなことしてこなかったから、それが全て祟って、あとからロシアがいい顔みせたところで、煽りにしかならんっていう、この結果に跳ね返ってきてるだけなんだ。ロシアのほうがEUより条件のいい支援案だしてるのに、それになびいたヤヌコビッチに対して、ウクライナ国民がぶちきれて、EUに行かせてくれとやりだしたのが、何よりの答え。だって、EUとの協定の署名に先だって、ウクライナ議会でそれを実行するための法律が採択されたけど、全会一致で通ったんだもの。全国民の意思そのものだよ。もうロシアはいいから、EUにいかせてくれっていう、魂の叫びだよ。そしていざ、そのための署名を土壇場でヤヌコビッチがロシアからのいじめに屈する形で棚上げにしたら、そりゃ国民の怒りゲージMAXで革命の一つや二つ起こるに決まってる。だから結局、ロシアの国益とウクライナ国民の指向を二率相反にもっていっちゃったプーチン、それによる対ウクライナ外交の失敗で、ヘイト稼ぎまくった結果があの革命でしかないんだ。ゆえにプーチンこそを、マイダン革命の父、と崇めたほうがいいと思うんだよね。