名前なし
2024/07/28 (日) 21:03:13
ec708@fcd43
今日結構新しい護衛艦の見学に行ったけど機関制御室?に入ったらエンジンに未だにスペイが使われてて計器は国鉄車両かって感じがするほど古くさかった 造船関係は枯れた技術や製品を使い続けるほうがましなほど止まった世界なんだろうか
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一応タービンも原型は古くても改良されてってるけど、船からすれば既に過剰回転だから新規開発するほど大幅変更の必要が小さい。大げさに言うと大型船用エンジンで最重要なのは減速機。タービンの回転数は大昔から分間数千を超えるけどスクリューに必要な回転数は分間百前後だから間に減速機が付く、船の機関性能は如何にタービンで出したパワーを効率的に伝えられる減速機を作れるかに掛かってる。最近は船の大きさがそれほど変わらないって事情もあるしね。計器の事情は知らん。
だってスペイがちょうどいいんだもの。護衛艦の標準である最高30ktを実現するにはマジで出力やサイズに過不足がない。あとあの古くせえ計器類、実は「機関制御」という目的にはデジタル表示よりずっと使いやすかったりする。正確にはデジタルでの情報表示もあるけど、デジタルだと電気が死んだら使えないし、一度にすべての情報を表示できないから、欲しい情報がある画面を開いたり閉じたりするという欠点も。その点、アナログ計器にはカバーにペン書きで変化を記録したり、複数人で同時に確認できたりするので「デジタルが利便性で優る」という一般論が通用しない場面も多いんよね。