資料漁ったら佐山二郎『日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他』p508に「発射速度は1分間に3発程度。」の記述があったゾ 三八式十五榴は弾丸と薬筒が分離されていて別々に装填する。弾量36kgを一人で込めるが、容易に込められるのでラマーは使う必要が無い。薬筒は軽くて短い。射撃時には変速ギアをニュートラルにしてギアが傷むのを防ぐ。弾道性おおむね良好。あと三八式十五榴には迅速装填装置が付いていて、いちいち照準ハンドル回さなくてもレバー1発で砲身が装填位置に戻るし、込めるとまたすぐ照準位置に砲身が戻る(佐山『日本陸軍の火砲 野戦重砲』p169)。自走砲に三八式十五榴の俯仰体を搭載とあるから、この機構もそのまま積んだんかもしれない。
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