これはちょっと微妙かなぁ...操縦席部分を考慮しないとだし前縁が空洞になるなら無駄を省いて今の形状とは違う形になってたのでは(これについては普通に空間装甲とした可能性もあります)。ただ比較的正確に考証できるしトレースして考えるってのは良い考えですね
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これはちょっと微妙かなぁ...操縦席部分を考慮しないとだし前縁が空洞になるなら無駄を省いて今の形状とは違う形になってたのでは(これについては普通に空間装甲とした可能性もあります)。ただ比較的正確に考証できるしトレースして考えるってのは良い考えですね
緑の線のところが制式要綱で操縦席とされてる前後端(側面図での位置は不明)なので一応無理は無いかと。前の空間はかなり不自然なんですけど、車体前端の形状って一次試作車(10式とかM1に近い外見)から変わってるんですよね。もし一次試作車の段階で車体複合装甲の形態が決まってたのだとしたらガワだけ変えたってのもあるんじゃないかなぁ…
何故変えたかについては、複合装甲って絶対に貫徹しない砲弾でも連続して被弾することで劣化するという問題がある訳で、貫徹力の低い弾は傾斜装甲(WTだと40mmだけど実際はもうちょい厚いと予想)で弾いてしまおうって事じゃないかなぁと。そこで防御力を上下に偏らせず且つ必要以上に厚くしないためにも同じ角度だけ傾けてるんじゃないですかね…?(言ってしまえば同じ角度で傾いてることにそこまで深い意味はない
それなら複合が箱形かつ前縁が空洞である必要あるかね...?正面上部の傾斜と平行にモジュールを挿入と仮定した方が車体形状・モジュール形式・操縦席部分のそれぞれである程度整合性が取れる、特に操縦席については概ね領域が把握できてるからまずそこからアプローチするべきじゃないかな
結果的に空洞になったという感じなので必要性を問われると怪しいのですが、強いて言うなら交換を容易にするためですかね...?(裏面がこんな具合に変形しちゃうと引き抜けませんし...)90式戦車の複合装甲のミソはよく言われるようにモジューラ装甲として引き抜けることで、二次試作車の車体ボルト止め部分が開口部(量産車ではカバーが掛かってるが同じ位置にうっすらと線がある)とするなら、その範囲で引き抜ける形状を考えてもやはり箱形になりました。なんというか90式は"特殊装甲を組み込んだ装甲"ではなく"戦車の外殻と内部に入れる特殊装甲の組み合わせ"といったように捉えるのが良い気がするんですよね...
斜めに入っているため開口部から抜くのは難しい。カバー範囲も不十分で下まで入れたとしても厚さにムラが出る。ブロックに分割する手もあるが形状が不自然。貫徹時に正面装甲と癒着すると抜けなくなる。操縦手までのスペースが大きい(この点は燃料タンクやらでなんとでもなると思うが)
開口部から抜きやすい。厚さにムラが出にくい。正面装甲と癒着しない。形状が単純で製造しやすく画像のように均一のブロックを使用すれば貫徹されなかった部分は再利用できる(特に自衛隊は予備部品少ないって言いますし...涙)
内側下部は垂直になってるから確かに箱形でも整合性が取れるかもしれない、しかし箱形だと無駄な空間が生まれるから「設計として合理的ではなく不自然」と言われるとそれまでになってしまうからその辺なんとかしないと成立しない。ただ一次試作の形状ならほぼぴったりな事考えるといい線行ってると思う、けど設計変えたってことは上手くやれたってことだろうからなぁ...
作り難い上に取り出しにくい形状というのもちょっとどうなのかなぁとは思うんですよね…無駄な空間が出来るのも確かですが、M1のように複合装甲に沿って面一にした場合(7〜8度傾斜)と比べて43度傾斜を付けた場合70%強の厚さで見かけ上同等の装甲厚を発揮、装甲面の長さを何となく測って厚さの比と掛け算しても体積(≒重さ)はほぼ変わらない感じですし、むしろ跳弾の可能性がある分傾斜の方が良い感じなんですよね(何故43度なのかは分からないですが…) そして上でも述べたようにこの傾斜面が地面と平行に上下全く同じ角度で開いてるのが怪しくて、もし複合装甲の形状を考えてガワを作るなら上下に差が出ても良いんじゃないか?というのが思うところです。gaijinにとっては受け入れられないと思いますが…
車のチルトボンネットみたいに前にパカって開いてモジュールを入れられるようになっているとか...?
薄くても重い装甲板だしエンジンみたいに頻繁に開けるものでも無いから流石にそんな無茶な構造にはしないんじゃない…?
製造や修理するときなら設備もあるだろうから無茶でもない気がしますし、正面通常装甲の交換も簡単になるような気がしますが…何よりも、モジュールの自由度が高くなりそう
チャレンジャー2の戦訓で10式は90に比べて車体特殊装甲を車体下部まで延長したという事実がある。
なので90の複合装甲が車体
下部まで入っていることはありえないと思います。
チャレンジャー2のERAの貼ってある部分と合わせて考えるとこんなかんじが妥当では?
10が車体複合延長したなんて聞いたことないぞ?この推測のほうがありえないものだよ
ありえないくみえるのはあなたの読解力、分析力不足です。
10と90の砲塔と車体の複合装甲部分の重量比率を見てください。
90砲塔1381kg 車体1249kg
10砲塔1940kg 車体2520kg
10の車体装甲は90に比べて約2倍の重量がある。かなり複合装甲範囲を広げたと判断しないとこの数値はありえない。
それに当時の戦車の設計手法として