まず90式戦車の砲塔複合重量の中に防盾が含まれる可能性を加味しよう、防盾のサイズを考慮して砲塔複合重量の30%前後が防盾だと仮定すると砲塔複合重量のおよそ1.3倍の複合材が車体に入ってることになる。ここで10式も同様に防盾含む重量の可能性があるが仕様書において防盾は複合ではなく特殊鋼と明言されているので1940kgは砲塔複合のみの重量だとわかり、先の1.3倍率の仮定で考えると車体複合重量は約2522kgとなり2520kgとほぼ一致する。これは重量ベースで考えた時90式と10式で車体複合の配置・範囲にほぼ差異はなく単に複合重量が増加しただけだと考えられ、それを裏付ける様に砲塔複合の配置・範囲に大差はないにも関わらず重量は増加している。この仮定の上で「90式の車体下部は複合があるが上部よりは薄い」という推測、「10式には操縦士足元防護なる付加装甲が存在している」事実の二点に着目すると「90式と10式は同様に車体下部複合が比較的薄い設計だが10式は付加装甲で克服した」という推察が成り立つ。つまるところ90も下部に複合を持っているだろうということだ
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