第二次世界大戦中の戦闘機の照準距離は、大体200m~300m位の間で調整していたと思いますが、50mとか100mのような距離で調整するパイロットもいたのでしょうか?ガンカメラの映像の中で発砲するシーンの多くは、50mも離れていない距離で敵機を撃つシーンが多いような気がします。それを考えた場合、200m以上も照準距離をとると、かえって狙いづらい気がするのですが、何かメリットがあったのでしょうか?
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第二次世界大戦中の戦闘機の照準距離は、大体200m~300m位の間で調整していたと思いますが、50mとか100mのような距離で調整するパイロットもいたのでしょうか?ガンカメラの映像の中で発砲するシーンの多くは、50mも離れていない距離で敵機を撃つシーンが多いような気がします。それを考えた場合、200m以上も照準距離をとると、かえって狙いづらい気がするのですが、何かメリットがあったのでしょうか?
かの高名なエーリッヒ・ハルトマンは50m程度の収束距離にしていたはずです。この他、パイロットによっては100m以下にしていたようです。また、距離を遠めにしておく理由としては、近距離に設定しすぎると、いざ150m〜200mとかを狙う時に交差が大きすぎてダメージを与えられない可能性があり、一方、150〜200mの収束距離にすると、目標に効率的にダメージを与えられるかはさておき、近距離でも命中は見込めるからです。
ありがとうございます。ハルトマンは50m程度だったのですか!また、150〜200mの集束距離はそのようなメリットがあったのですね。勉強になりました。
水を差すようで悪いけど、再編集された映像は近距離射撃で見やすいものが選ばれる。独軍の再編集されてない映像があって射撃開始距離と離脱距離が分かるんだけど、重爆相手の射撃開始距離は通常500m以上、単発機でも通常200m以上だね。米軍の映像は距離が数字で分からないけど、概ね似たようなものだと思う 独軍フィルム1 独軍フィルム2 米軍フィルム(単発機多め)
動画のURL、ありがとうございます。結構遠くから撃ち始めていますね。想像していた以上の距離から撃っていて驚きました。
日本軍の場合は装弾数が少なく弾も当てづらいため100mで撃つ場合も多かったとか(後半の一撃離脱される様になった時期はよく分からない)。米爆相手の時は慣れてないパイロットだと距離感が狂って100m以内だと思って撃ったら実際は200mほど離れていて全部外すこともあったらしい。
ありがとうございます。本物のパイロットでも、空中目標までの距離を正確に予測することは難しいのですね。連合国側のパイロットでトレーサー無しで撃っていたパイロットがいたようですが、驚異的な能力だと思いました。