従来の一つの巨大なパラボラアンテナに首を振らせて動かすのではなく、虫で言う複眼のような平面上に小型アンテナを無数につけてこれから放つ電波に指向性を持たせて探知させるのがフェイズドアレイレーダー。小型アンテナを分散ロックオンさせてマルチロックオンさせる、でかいアンテナを物理的に振るんじゃなくて電波の方向だけを爆速で振って走査させるって強みがある。TWSってのは「さっき引っかかった奴が今ここのこれだな」って形で更新時間から移動速度を割り出してロックオンとは違って疑似的に追尾してるに過ぎない。コンピュータとしての機能に近い。噛み砕くとこんな感じ。
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例外として、ロシア系のパッシブ・フェーズドアレイレーダーは従来のレーダーと同様な首振り機構を持つ。実用的な小型フェーズドアレイレーダーが作れなかったのでこうなった
Su34のV004レーダーの画像見た感じ首動かなそうなギチギチに見えるけど、あれも首動くの?
V004とBRLS-8Bみたいな大型の機首レーダーは動かない。Su-27やMiG-29向けの小型レーダーでは従来の首振り機能にフェーズドアレイを付けたものがほとんどってコト
なるほど、ありがとう