末期(ここでは複葉機自体が時代遅れになりつつあった頃という意味)複葉戦闘、攻撃機ってどんな感じ(ここでは機体のスペックや評価などの全般的な物という意味)だったんですかね?国にもよりますが、割と最後まで他の単葉機と競い合っているイメージがあります。
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末期(ここでは複葉機自体が時代遅れになりつつあった頃という意味)複葉戦闘、攻撃機ってどんな感じ(ここでは機体のスペックや評価などの全般的な物という意味)だったんですかね?国にもよりますが、割と最後まで他の単葉機と競い合っているイメージがあります。
「末期」「どんな感じ」が何を聞きたいのか分からないので、もう少し具体的に質問してくれると助かる。大戦末期に活躍した複葉機の名前が知りたいのか、エピソードが知りたいのか…
修正しました。
独空軍エースパイロットのアードルフ・ガーラントの場合はスペイン内戦でHe51を対地攻撃に使用してそれなりの戦果がありました。この時代や少し前の時代のパイロット達は単葉機の旋回性能に懐疑的で「単葉機は速度はあるが曲がらない」という意見が一般的だったようです。あと軍備拡張のため複葉機で数を揃えるという”政治的な”役割を担っていた部分もあります。また戦闘機ではないのですが「高速爆撃機で戦闘機を振り切る」ことが真剣に考えられていた時代でもありました。
そこまで詳しく無いけれども,「高速爆撃機で戦闘機を振り切る」思想が成り立たなくなったのはハリケーンやスピットファイアやBf109などの高速爆撃機迎撃を想定した単葉機の第一世代の登場のせいなので,やっぱり複葉機の戦闘機は「爆撃機に追いつけないからNG」となる気がする。攻撃機等でも巡航速度の高さが接敵確率の低下につながる(WT等でもSBなんかでよく見られる現象)のでやはりさっと爆撃してさっと帰れる単葉の方が有利そう。この辺のデメリットが少なかった複葉機だと,イタリア空軍の活動頻度の低さ,複葉機ゆえの操縦のしやすさから夜襲や潜水艦狩りができたソードフィッシュあたりか。
戦闘機でいえば中国戦線で零戦で戦ったI-15たちは零戦の急上昇、急降下の縦の格闘戦の前に歯が立たずにボコボコにされている。同じくBoBで投入されたCR.42もスピットファイアやハリケーンにはちゃめちゃに負けてるね。ただし、ほとんど唯一の例外なのはアフリカ戦線で、なぜかハリケーンといい勝負をしている。グラディエーターはマルタでMC.200と戦闘しているが、空戦戦果は芳しくない。結局、上で出てきたスピットファイア、ハリケーン、零戦も、最終的にはレシプロ戦闘機自体が、圧倒的に高速な敵機に苦戦することになる。そういう意味で、空戦では速度がものをいうので、いずれにせよ複葉機は淘汰される運命にあったと思う