実際に、木主が考えたように隼や零戦が普通に対地・対水上攻撃にも出撃してるぞ。旧式の爆撃・攻撃機よりは確かに戦闘機は俊敏だし、空戦で自衛力がある戦闘機に対して攻撃機は任務の性格上損耗が激しくて、戦闘機の方が残存機体に余裕があったんじゃないかとも思う。単座機だから乗員は一人でいいのも逼迫した戦況にマッチする部分があったのか?なんて想像したりもするが。だから、大量の量産実績があってたくさん用意でき、かつ爆装量も航続力も一定以上ある運用しやすい機体として、零戦や疾風や隼が日本の戦闘爆撃機の例としてよく挙げられる。
通報 ...
ただ、爆撃機にはちゃんと専門機種としての適性があるから、単純に代用にはならないのも事実で…戦闘機は大抵は爆撃機より速いけども、爆装だと落下タンクも吊っていくことが多いから結局鈍重になりがちだし、単座では後席員に旋回銃での応戦や航法計算をしてもらう事が出来ず、急降下爆撃となると機体に専用部分が多く必要なうえにこっちも一人だと難しい…となると、戦闘機の攻撃機運用そのものは有用だけど完全に爆撃機の代わりは難しい事情がある。旧式化しても九九式が働いてたのもそれなりに理由があるんでないかな。
実際隼だと地上から30m(曖昧)位までしか飛べなかったが九九襲だと10m位の低空飛行が出来たって現場の証言もあるし戦闘機の流用では補いきれなかった面も結構あったのではないだろうかソースは?? なんで鈍重な襲撃機が軽快な戦闘機よりも超低空飛行が得意なんだ? 機体性能や機体特性じゃなくてパイロットの練度だろそれ。隼が低空飛行苦手なら、Bf109や鍾馗並みに着陸事故起こしてないと整合性がないじゃん
疑う訳でなく上のソースは気になるが、装甲や頑丈で信頼性が高い襲撃機というイメージとは裏腹に、九九式襲撃機の翼面荷重は一式戦の二型よりも同等か低く機動力は高い。最初から爆装状態で戦闘の一局面でなく低高度を維持したまま飛行することを考慮しているので爆装状態での安定性も高いのでおかしくはない。一式戦の安定性が低いのではなく、九九式襲撃機の低空飛行能力が図抜けていると考える方が自然。
皆様↑↓回答ありがとうございます。質問について海軍が艦爆搭載員を爆戦に乗せたように軽爆撃機運用部隊に戦闘機を配備するわけにはいかなかったのかという事が聞きたかったのですがやはり単純に戦闘機を使えばいいというわけではないのですね。
飛行分科が軽爆襲撃の65戦隊では一式と二式複戦を襲撃機として運用していますね。今見たら九九式襲撃機で川の上を堤防と同じくらいの高さで飛行する訓練とか出てきてすごい。
史実だと爆撃照準器の有無でも相当使い勝手変わりそう
丸メカに載ってたと思い込んでたが今読み返すと書いてなかった。ネットで見かけた伝説が混ざったみたい。適当言ってごめん
度を超えた遅さだと多少ふらついても立て直しやすいというのはあって、英のソードフィッシュは操縦士の書いた戦記読んてると波頭に車輪ぶつけて帰ってきた話とか乗ってるね。まあ主翼の翼幅と同じ旋回半径で回れる機体の話だから、99式襲撃機がどの程度かは知らんけど。
↑3 一式戦で対地支援を行った64戦隊の話だと一式戦でも可能な急降下爆撃の実施要領を作成してそれに沿った訓練を行ったという話がありますね。
Fw190と比較した場合はまた日本とは事情が違ってくるかもしれん。対地攻撃隊のSGやSKGに配置された攻撃機仕様のFw190-F/Gは99襲みたいに対地想定の下面装甲とかも追加されてたりして、日本で一式戦や零戦をそのまま爆撃任務に充てたのとはまた違うように思える。62/63爆戦でも装甲の追加とかはしてないはずだし。SG配置のFw190は戦闘機の転用というより、機体も運用もかなり襲撃機そのものになってる気がする