多分「時間」を既存の概念にはめたせいで複雑に考えすぎているんだと思うかな?。一度時間をシンプルに資源とコストとして考えるといいかもしれないね。T社の巣では税金として生継続可能時間の4時間を残して一度接収(20時間分)その後に巣への貢献に合わせて再分配していると考える。そして回収した時間分だけしか割り振れないとすると、人によって”貧富”の差が出る。
こんな感じで時間を資源として考える場合、すでに消費された分を気にしなくなるのは理解しやすくなると思う
確かW列車自体にT社の技術が使われているはず、W列車が10秒で付くのがその理由、その技術の使用料として乗客から時間を回収して納品している。※なのでW社の接待で「納品する時間が足りない」という話題が出ている。
W社は「空間を割く」技術と「保存した地点に状態を戻す」技術を持っており、このうち前者は幻想体やW社人格からも推測できる通り身体へのデメリットが非常に大きい要注意技術
なので考えられる仕組みとしては
・W列車自体は空間を割いて「人体にとって悪影響のある」「異空間」を進む列車
・T社の技術で現実世界で超高速で移動する(時間を多く割り振ってもらう)
となり、すると次の悪意が思いつく
・到着するまでに使用する時間を「乗客」から接収すれば特異点の利用費は実質無料
・「異空間」では人体の「生存」にかかわる要素が不要(飲食や睡眠、老衰など)つまり極端な例として23時間59分59秒接収しても問題はない
・どんなにおかしな状態になっても、「戻す」技術で元通り(記憶も搭乗時に戻る)
という人間牧場ならぬ時間接収装置が出来上がる。
補足として、LORで膨大な年数が経過した表現がされているが時間殺人事件により「乗客の時間が接収された結果、10秒という時間を乗客がそれだけの日数として感じただけ」という可能性が浮上したね※例として23時間接収されたら10秒を240秒として感じることになる、もしもっと取られたら?
時間殺人時間の描写的には逆に『時間を奪われると、その時間を体感できない(主観的にはスキップされる・客観的には停止する)』『持っている時間が少ない者はその分 周りが早く動いている様に見える』って感じじゃなかったか?
もし列車の乗客から時間を大量に奪ってるならむしろ乗客たちは運航中の出来事を知覚できなくなるんじゃないか。
「じゃあT社はW列車から何を得ていて、W社はT社に何を提供してるんだ」と言われたら困るんだけども……。
無理に仮説を立てるなら『異次元の特異性(=時間が進まなくなる)とT社の時間徴収を組み合わせるとアラ不思議!無限に時間が吸い続けられるんです!』なんてバグじみた裏技があるとかか。
「納品する時間が足りない」って話も『一人から時間を吸い上げる速度に限界がある』と考えれば辻褄が合う。
仮に一人の乗客から吸える時間が1日あたり1000時間、W列車が到着するまでの時間が1億年だったとして
納品すると約束した時間:【1000×365×1億×乗客数】
実際に納品できる時間:【1000×365×1億×(乗客数-図書館のゲスト数)】
っていう状況になったんだと思われる。