写友島本掲示板

愛知・長野県境付近の秋

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所用で豊橋市へ行ったついでに、ここ数年に何度か訪ねた高冷地で紅葉の先撮りをしてきました。
巡った先は愛知県豊田市タカドヤ湿地・同大井平公園、愛知県豊根村から長野県売木村にかけての茶臼山一帯です。
紅葉ではありませんが、愛知県東栄町、同新城市では河川風景も眺めてきましたので、整理出来次第順次投稿することにします。

先ずはタカドヤ湿地です。
自宅から車で高速利用で東海環状自動車道の豊田松平IC経由で実走行時間2時間半、標高800mにあり、紅葉真っ盛りでした。例年文化の日を挟み1週間前後の紅葉祭りが行われて観光客やカメラマンで賑わうのですが、今年は5日からとの看板がありました。人気の場所ながら駐車場が無く路側のスペースを探すのに苦労したのですが今年は9時過ぎ到着でスンナリ止められました(今年は臨時駐車場でも開設するのか荒地が部分整備されロープが張ってありましたが・・・)。

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saigoh
作成: 2022/11/05 (土) 09:41:34
最終更新: 2022/11/10 (木) 07:22:58
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saigoh 2022/11/05 (土) 12:11:02 修正

大井平公園
タカドヤ湿地から8㎞程の距離にあります。
標高520m程ですが川辺にイチョウとモミジが揃って色鮮やかに輝いていました。
駐車場は満杯状態で1㎞程離れた旧役場庁舎や旧道が臨時駐車場となっていましたが、入り口が混雑、人気の公園のようです。

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場違いな中央の建物は大学の研究施設
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saigoh 2022/11/05 (土) 17:23:30 修正 >> 1

予定では大井平公園から名倉川沿いに8㎞程下って押川大滝に寄り、その後は愛知岐阜県境の矢作川沿いに岐阜県側を走り、長野県の根羽村を通って茶臼山高原に出る心算だったのですが、細い県境沿いの道路に入った途端に数㎞先で工事通行止めの標識、ナビの地図で調べると迂回路らしいものが出て来ない、仕方なく大井平公園近くまで戻って既知の道路153号線を走ることにしました。既知の道路に入って間もなく、昼食のことを考えて念のため目標までの距離確認しようと入力すると10数㎞と思った距離が倍以上の数値でおまけに走っている道を戻れと!と。山間部の曲がりくねった道路は時に方向感覚がおかしくなることはあっても、逆走はない筈と思って地図を広域に替えると目標には間違いなく今来た道路を戻って別の道路に入るルートの案内、記憶違い?と考えながら走っていると、いきなり愛知県設楽町の面の木園地の標識が目の前に現れました。
もう一度ルート地図を見直すと茶臼山高原を通って根羽村に戻るルートになっている!
極端な例えをすれば、正方形の一辺を走るべき所を3辺を回るルートを走っていた!!根羽村は諦めて茶臼山高原だけにすることにしました。地名はある程度知っていても位置関係が頭にないことによる失敗。
そう言えば、この日は峠の上り下りでスイッチバックのような道を何度も走りましたが、ナビの現在位置表示が道のない所や逆向きに走るかのようになることが頻発、何度も詳細拡大と広域の表示切替をしながらの走行でした。
面の木園地から茶臼山高原までは心地よい高原道路とは言えますが、狙いだった根羽村を撮れなかった失望もあって、被写体を探す気持ちも萎えがちで魅力的な物が少なく感じ・・・

押川大滝です。

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saigoh 2022/11/06 (日) 11:42:20

茶臼山高原
茶臼山高原は愛知・長野の県境の茶臼山1415.8mの周辺に広がる高原でスキー場・キャンプ場・牧場などがある天竜奥三河国定公園の一部、私にとっての魅力は売木村の白樺公園キャンプ場にあるせせらぎや落葉松の樹林。
何度も訪ねていますが太陽の光が強い午後は初めて、期待していましたが今年も撮らされた画ばかり、残念!!
夜は3度目の宿泊になる豊根村の民宿、高原からは10㎞余離れていますが、宿の主人に誘われて公園池畔のライトアップ見学、2ショット撮った後別の場所に移動しようとすると、何と時間終了で照明が消えてしましました。

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照明灯が赤色らしく、ホワイトバランスをどう変更しても真っ赤な画になりました(真っ赤なウソではありません!)
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saigoh 2022/11/06 (日) 20:50:55 修正

茶臼山の星空・夜明け
前夜のライトアップ現場や宿の窓からは月齢9.7の月があるのに拘わらず、大阪住まいの者には満天の星空と言って良いほどの星が眺められました。以前にもこの地で星空狙いをしたこともありましたが失敗しているので、改めて未明の星空を狙うことにして、床に就きました。
夕食のビールが効いたのか夜中のトイレで目を覚まし、時計を見ると午前3時前、月は沈んで星の輝きは一層賑やか。カメラのレンズを広角ズームに取り換えソフトフィルターを装着、カメラの設定も凡その見当でISO感度・絞り・シャッター速度などを設定して宿を出ました。
撮影ポイントは前日に決めた山稜の1本カエデが見える場所、宿の主人は20分足らずで走る山道を30分余かけて、3回合計10頭ほどの鹿と遭遇しながら到着すると、外気温度は7℃三脚が揺れそうなほどの風が吹いていました。
電柱の位置を確認しながら空中の邪魔者電線を避ける構図を考えながら何枚か撮影、カエデの方向を向くと北斗七星の杓の柄が稜線に隠れ、目の前の背の高いススキが空に入ってきます。用意していたヘッドランプを空に向けてみましたが電線は見えません。カメラ位置を変えて撮影開始・・・良い結果が出る筈でしたが電池寿命が尽きる寸前のランプはカメラのダイヤルの文字を見るのが困難なほど暗く、現像して見ると見事に電線が写り込んだ失敗作多数。
そんなこんなを含めて何枚かを

山の中腹以上は公園入口のライトが当たって星空撮影のランドマークになってくれる
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20秒で105枚凡そ35分の比較明合成、賑やかすぎ、もう少し強いソフトフィルターで星の数を減らしたい!
右寄りの白い太い線は航空機の軌跡、他の細い白い線は多分通信衛星の軌跡
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午前4時58分、東の空は白み始める
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場所を変えて朝焼けの空
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昼の1本カエデ
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saigoh 2022/11/07 (月) 19:03:07 修正

奥三河の河川風景など
高原の日の出を見た後は山を下って色付き始めた渓流沿いのモミジを眺めながら宿へ帰り、私にしてはやや遅い朝食、主人と前日から夜明け前の撮影などについて談笑、9時過ぎに出発しました。
この日の用事は午後3時過ぎから、それまで奥三河の河川風景を狙ったり級友を訪ねたりすることにしました。
先ずは東栄町天竜川水系の大地瀬川、煮え淵のポットホール狙いでしたが撮影ポイントに向かう吊橋が老朽化通行止めで断念、代わりに蔦の渕の滝、展望台の対岸から崖に設けた急な階段を利用すればアクセス可能と分かり撮影。水量が少なく写真としては今一つでしたが、運動靴でも撮影ポイントに入れたのはラッキーでした。恐らく滝に水量が十分なようなら水深2・30㎝の流れを数回横断しなければならなかった筈(膝までの長靴は100m以上離れた駐車場の車に置いたままで、高さ10m以上もある階段を往復する気にはとてもなれなかった!)で滝の撮影も諦めた?のではないかと思います。
次は峠を越えて三河湾に注ぐ豊川水系へ。
飯田線と151号線と何度も交差しながら流れる豊川水系は結構谷が深く、流れる水面が見える場所は多くはありません。時間もたっぷりあると旧道を走って見ることにしました。土地の人に聞けば狭いが通れますとか軽自動車以外は通行困難とかの標識を見ながら5㎞程、広い場所があれば車を停めて宇連川(別名板敷川)風景を楽しみました。

蔦の淵、水量が多い季節には川幅一杯の滝が見られるのだが
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宇連川の川底は板を敷いたかのように平らに広がる。
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途中サイドミラーを擦りそうな鉄道と岩壁の狭い道を通って(Googleマップより)
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たち岩と周辺の甌穴、グルグルと旋回流に寄って彫られた丸い甌穴もあるが、特徴的なものは硬軟2層の岩盤で構成される川底の上層が削られた後、下層の柔らかな部分が大きく抉られて深い淵を作る甌穴。
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天竜川水系からの導水がなかった昭和20年代は深さ10mにも及ぶ甌穴の底まで見えるほどの透明度だったが、今は昔の状態。

たち岩の周辺には小さな落差の滝が。
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宇連川の滝で最大のものは湯谷温泉大滝ですが、今回は知人との約束時間もあってパス。