そろそろ気候も良くなって心は撮影に向かい始めますが、写真展・美術展も数多く開催される時期でもあります。
手元情報から興味の湧くものを列挙することにします。太字は写友島本関係者が出品する作品点です。
お手持ちの情報がありましたら補足追加をお願いします。
**写友島本第21回写真展**10/1~10/6 9:30~17:00(最終日は16:00まで)島本町ふれあいセンター
・佐治氏個展「キセキのヒコーキ」 10/1~10/12 大山崎町ナダール
・茨木市美術展 10/4~10/13(写真展は10/3~10/10) 茨木市おにクル他
・吹田市展 10/5~10/12 吹田市メイシアター
・摂津市美術展 10/10~10/14 摂津市コンベンションホール
・やよい会写真展 10/11~10/16 高槻市けやき
・ガクラフト展 10/16~10/21 ギャラリーTSU NA GU
・フォト研「凛の会」写真展 10/18~10/23 高槻市けやき
・北清水フォトクラブ展 10/24~10/29 高槻市はなみずき
・日本山岳写真協会関西支部展 10/29~11/3 京都市京セラ美術館
・高槻ギャラリー合同企画展「カタチ」 11/1~11/6 ギャラリーTSU NA GU他
・島本町文化祭 11/3・11/4 ふれあいセンター他
・ひよしカメラ同好会・カメラクラブ写楽 合同写真展 11/8~11/13 高槻市けやき
・写団「令和」写真展 11/15~11/21 富士フイルムフォトサロン大阪
・「白と黒」展 11/20~11/25 ギャラリーTSU NA GU
写真の点数は少ないですが、バイナリー=黒・白=表現に変えると別の世界に変わることを見せてくれるはずです。
・フォトクラブゆうゆう写真展「近畿は輝く」11/21~11/26 茨木市立ギャラリー
案内はがきには「近畿各地の風景や祭りイベント」とありますので、被写体探しのヒントが一杯あろうかと思います。
・日本風景写真協会「美しい近畿」選抜写真展 11/22~11/28 富士フイルムフォトサロン大阪
NHK平岡写真教室 作品展
https://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/24100402.html
富士フイルムフォトサロン大阪で10日まで開催中です。
写友島本写真展へのご来場者からの情報です。
毎回私たちの写真展へ来て下さる方で、今年も摂津市美術展審査員でもあるKさんも出品されているのではないかと・・・
やよい会写真展
映画村撮影会の帰りにそのまま高槻まで乗り過ごし、平〇さんと一緒に写真展を観てきました。
会場には森下代表・見〇氏・小〇氏・浅〇氏などがおられ、作品の説明を聞くことも出来ました。
会場の様子を撮影しませんでしたので、頂いたA3判両面カラー印刷の目録の写真を入れておきます。
折りたたんで持ち帰ったため、皺が目立ちますがお許し下さい。
ガクラフト展・凜の会写真展
高槻のTSU NA GUで開催中の「ガクラフト展」とけやきで開催中の「フォト研・凜の会写真展」を覗いてきました。
前者は、はがき大のスペースに絵画・書・刺繍・写真・折り紙・立体と出品者それぞれが数点の作品に独自の世界を展開しておられ、発想の豊かさにいつものことながら驚かされました。
後者は12名の会員がひとり3枚合計36枚の全紙ノートリミング版(あるいはA2判?)の作品(1名だけ3枚組写真)が展示されており、力作揃いでした。
ガクラフト展の作品例
凜の会写真展作品の一部
北清水フォトクラブ写真展
TSU NA GU他で11月1日から開催される合同展の作品搬入のついでに、題記写真展を覗いてきました。
作品は11名35枚(一部組み写真、2枚は1階ウインドウ)、サイズはA3・A3ノビ・半切で、写友島本の写真展でコメントを下さった方の作品も見られました。
作品の選定はどのように行われたか聞きませんでしたが、作者が個人で画像調整をしプリントは1名を除き自家プリント(会員間でのプリント依頼を含む)とのことでしたが、個々の作品を見るとアレッと思うような作品も幾つかあって残念に思えました。
私もよく指摘されることを自戒と反省をこめて挙げると、くすんだ新緑⇒明るく透明感を出す調整の工夫を!、過度な輪郭協調を避ける(作品の狙いか?画素数不足に輪郭協調で被写体の質感が損なわれた?)、彩度がやたらと高い作品⇐実在の自然?記憶色?過剰調整?、見せたいものは画面中央にあるようですが周辺に目が行ってしまいがちな作品、撮影地=作品名で作者の意図が見えにくい・・・など気になる所もありました。
日本山岳写真協会関西支部展
京セラ美術館で昨日から始まっている題記写真展を観てきました。
登山をしない(出来ない)私は山の写真を観ても、綺麗に撮れているな!と感心するだけで、カメラに収めた光景に出会った時の感動やそこまでの苦労は作者の数分の一あるいは数十分の一も分からないのですが、樹木や森あるいは星空など参考にしたい作品も少なくありませんでした。
いつもは初めから真剣に観ていき途中で疲れてしまうのですが、今日は阪急の列車事故の影響で到着が遅れ午後の予定もあったために、知人の作品や好みの写真を拾い観することになり、却って印象に残る写真展となりました。
添付は美術館内の様子などです。
左の小さな入り口の奥が写真展会場で、4部屋にわたって160余点の作品がありました。
高槻ギャラリーネット企画展「カタチ」
11月6日まで開催中の題記展覧会を見てきました。
写友島本関係者や元会員の作品はギャラリーTSU NA GUに集まっており、出品者はKenjiさん、tsutsumiさん、山〇さんと私の4名、他にも4名の写真があったように思います。
写真以外では絵画・デザイン・立体と工夫を凝らした作品がありましたが、私には「カタチ」に結び付きにくい作品も中にはあって、頭をひねりながらの鑑賞になりました。
他にギャラリーからころとシェアアトリエ福寿舎も覗いてきましたが、展示内容はいまひとつと感じられました。
添付はギャラリーTSU NA GUの展示の一部です。
月瀬の大杉
私が出品した「祷=いのり=のカタチ」の大木について、2・3の方から質問がありましたので紹介します。
大木は「月瀬の大杉」と呼ばれる長野県下伊那郡根羽村(ねはむら)にある樹齢1900年ほどの杉の木です。
ひよしカメラ同好会・カメラクラブ写楽合同写真展
高槻市けやきで
開催中の題記写真展を観てきました。
作品は両クラブ各7名合わせて14名の42点、風景や街撮り・街角アート、あるいは行事スナップや旅行の記憶?と言うような多彩な被写体がA3~A3ノビで展示されていました。
画像調整は作者個人、プリントは自家プリント・ラボプリントまちまちのようで、私の好みで言えばもう少し暗めに調整したい画もありましたが、気になったのはカメラの構える癖と思われる右下がりが顕著な作品が数点あったこと。
とは言え、ユニークな被写体探しの目には感心するする作品が多数、会期は13日16時まで、お勧めです。
フォトクラブゆうゆう写真展「近畿は輝く」
今日から茨木市立ギャラリーで始まった題記写真展を観てきました。
代表の橋本友男氏は長年日本風景写真協会の副会長を勤められた方で同会の写真展は風景中心でしたが、掲示された挨拶にもある通り、今回はイベントやホタルなどもあって従来とはやや趣向が変わっていました。
作品はパネル装の全紙ノートリとA3ノビ額装取り混ぜて40点、いずれも何度も見返すような傑作揃いで、私が何度も訪ねたことのある地の風景作品も何枚もありました。
中でも私がビックリしたのは若草山の山焼きの作品です。作者の浅生氏に伺ったところでは、大判のフィルムカメラ4x5で撮り、花火を撮影した後シャッターは開いたままにして黒い紙で遮光し、山焼きが始まると山の下側・途中・最上部と火の燃え進むに合わせて何度も紙を除けて露光した作品であるとのことです。シャッターは45分ほど開きっ放しであった由、近景の興福寺五重塔がシルエットだから可能な撮影方法であったと言えますが、(五重塔がライトアップされてたら白飛びする?)フィルム撮影独自の工夫と、感心するばかりでした。
会期は26日まで、時間は10:00~19:00(最終日は17:00まで)、お勧めです。
作品を正面から撮ったもので説明を裏付けたいのはやまやまですが、さすがにそれは憚られますのでポスターと斜めから撮影したものでご了解ください。
会場の様子です。