写友島本掲示板

愛知・長野県境付近の秋 / 5

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saigoh 2022/11/07 (月) 19:03:07 修正

奥三河の河川風景など
高原の日の出を見た後は山を下って色付き始めた渓流沿いのモミジを眺めながら宿へ帰り、私にしてはやや遅い朝食、主人と前日から夜明け前の撮影などについて談笑、9時過ぎに出発しました。
この日の用事は午後3時過ぎから、それまで奥三河の河川風景を狙ったり級友を訪ねたりすることにしました。
先ずは東栄町天竜川水系の大地瀬川、煮え淵のポットホール狙いでしたが撮影ポイントに向かう吊橋が老朽化通行止めで断念、代わりに蔦の渕の滝、展望台の対岸から崖に設けた急な階段を利用すればアクセス可能と分かり撮影。水量が少なく写真としては今一つでしたが、運動靴でも撮影ポイントに入れたのはラッキーでした。恐らく滝に水量が十分なようなら水深2・30㎝の流れを数回横断しなければならなかった筈(膝までの長靴は100m以上離れた駐車場の車に置いたままで、高さ10m以上もある階段を往復する気にはとてもなれなかった!)で滝の撮影も諦めた?のではないかと思います。
次は峠を越えて三河湾に注ぐ豊川水系へ。
飯田線と151号線と何度も交差しながら流れる豊川水系は結構谷が深く、流れる水面が見える場所は多くはありません。時間もたっぷりあると旧道を走って見ることにしました。土地の人に聞けば狭いが通れますとか軽自動車以外は通行困難とかの標識を見ながら5㎞程、広い場所があれば車を停めて宇連川(別名板敷川)風景を楽しみました。

蔦の淵、水量が多い季節には川幅一杯の滝が見られるのだが
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宇連川の川底は板を敷いたかのように平らに広がる。
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途中サイドミラーを擦りそうな鉄道と岩壁の狭い道を通って(Googleマップより)
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たち岩と周辺の甌穴、グルグルと旋回流に寄って彫られた丸い甌穴もあるが、特徴的なものは硬軟2層の岩盤で構成される川底の上層が削られた後、下層の柔らかな部分が大きく抉られて深い淵を作る甌穴。
画像4
天竜川水系からの導水がなかった昭和20年代は深さ10mにも及ぶ甌穴の底まで見えるほどの透明度だったが、今は昔の状態。

たち岩の周辺には小さな落差の滝が。
画像5
宇連川の滝で最大のものは湯谷温泉大滝ですが、今回は知人との約束時間もあってパス。

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