ちなみに長期金利と短期金利の動向については簡単に調べる事ができますが、各銀行の預金・貸出の増減状況については全国銀行協会が統計資料を毎月発行しています。
メガバンク、地銀ともに預金・貸出は堅調に増加していますので、参考までに・・・
出典は以下です。
https://www.zenginkyo.or.jp/stats/month1-01/18619/19272/
メガと地銀の預金・貸出金の増加が目に止まります。
全国銀行 預金・貸出金速報 ― 2023年7月末 ―
以下は本文からの抜粋です。
預 金
1.都市銀行 都市銀行は、前月末比3兆9,375億円、0.9%増、前年同月末比では19兆8,723億円、4.5%増となった。前年同月末比増加は、182か月連続である。
2.地方銀行 地方銀行は、前月末2兆3,286億円、0.7%減、前年同月末比では4兆4,229億円、1.4%増となった。
貸 出
1.都市銀行 都市銀行は、前月末比2,598億円、0.1%増、前年同月末比では5兆9,333億円、2.8%増となった。
2.地方銀行 地方銀行は、前月末比7,157億円、0.3%増、前年同月末比では9兆8,120億円、4.1%増となった。
※この数字から言えることは、ゼロゼロ融資の不良化問題をあまり意識する必要のない地銀上位行がこのところ、良いパフォーマンスを上げていることの説明が付きますね。
コンコルディアとか静岡フィナンシャルとか・・・
まあ、判断はご自身で・・・
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凍結されています。
それでは、空売り族の皆様のご健勝を祈ります。
しばしのお別れを・・・
ありがとうございました。
やはり銀行・金融関連の分析についてはMadさんの書き込みが頼りになります。
僕らの業界でも最近は「薬が足りない」「医療器具が足りない」と在庫不足があちこちで聞かれ、可能な限り早く物品を確保して在庫として押さえようという動きが本格化しています。
脱中国を意識して自前の生産設備を作る業界などもあるでしょうし、インフレである限りはバランスシートを膨らますために借り入れが今後も増えざるを得ないんでしょうね。
よく考えたら、デフレ期に散々使い古されたリチャード・クーの「バランスシート不況」ってやつの逆回転が起きるってことですわね。逆に、デフレに陥りかけている中国ではバランスシート不況のことがよく言及されているとかw